みなさんはウォーターサーバーの勧誘をされた経験はありますか?
勧誘をしてくる方はプロなため「断りづらくついつい契約してしまった。」なんて方もいるのではないでしょうか。
電話や訪問、ショッピングモールでの勧誘など、様々な場所でウォーターサーバーの営業はされています。
そしてそのような勧誘の中には、悪質な詐欺業者がいます。
悪質な詐欺被害に合わないために、ウォーターサーバー詐欺の内容と対処法、詐欺業者の見分け方まで徹底解説していきます!
この記事を見たみなさんは、詐欺には引っかからないように注意しましょう。
ウォーターサーバー詐欺とは?
ウォーターサーバー詐欺と言われてもイメージがわかない方がほとんどでしょう。
一般的なウォーターサーバーでの詐欺は、無料と偽って契約させるといった内容です。
無料とは言うものの実際はレンタル料だけが無料であり、その他のボトル代やメンテナンス料が高額な場合が多いです。
また、解約しようとしても高額な解約金を提示されて解約できないという方もいます。
ショッピングモールや家電量販店、イベント会場などでの被害が多いのが現状です。
そもそも無料で利用できるウォーターサーバーは存在しません。
業者側はあえて重要な内容を説明せず、こちらから聞かない限り必要最低限の内容しか教えてくれない場合が多いです。
ウォーターサーバー詐欺の特徴
ウォーターサーバーの詐欺にはいくつか特徴があります。
特徴を知っておくだけで詐欺にあう可能性を大幅に減少させられるでしょう。
- 当選くじ
- レンタル料無料をやけに推してくる
- 詳細説明が全くない
上記が主な特徴です。
それでは特徴を1つずつ説明していきます!
当選くじ
ショッピングモールなどで当選くじを行っているのを見たことはありますか?
当選くじの景品がウォーターサーバーは実際多いです。
当選!無料でプレゼントします!などと盛り上げられ、当選の嬉しさとその場の雰囲気に流され契約してしまう可能性があります。
せっかく当たったから断るのは勿体ないという気持ちを利用されてしまうため、被害に合いやすいです。
くじの中身がほとんど当たりくじという場合が多いため、非常に悪質と言えます。
レンタル料無料をやけに推してくる
レンタル料が今だけ無料という内容を説明してくる業者は詐欺の可能性が高いです。
無料と言われてしまうと特別感を感じてしまい契約をしてしまいそうになりますが、実際レンタル料は無料に設定している会社は多いです。
今だけ無料と言っていても、常に無料キャンペーンをしている可能性もあるため注意が必要です。
また、レンタル料が無料であってもボトル代やメンテナンス料がかかるため、実際は結構な金額がかかります。
ウォーターサーバーの維持費だけでも月額4000円以上かかってしまうでしょう。
詳細説明が全くない
解約金やウォーターサーバーの撤去費用などに関する詳細説明がない業者も詐欺の可能性が極めて高いです。
そのような業者は契約期間などについてもふれてこないため、注意してください。
3年間という長い契約期間が設定されてしまっている場合もあります。
実際、解約金に10000円以上取られてしまった方もいます。
実際にあった詐欺事例
実際に被害に合った事例をいくつか紹介します。
詐欺業者はみなさんの周りにも潜んでいるため、実際の事例を知っておくのは詐欺に合わないためにも重要です。
ウォーターサーバー提携会社から強引に勧誘されて契約してしまった
引っ越し業者からウォーターサーバの勧誘しつこく受けて契約をしてしまった事例です。
契約に関する詳細説明はなく、契約書も渡されなかったため不審に思い解約を申し出ると初めて解約金の説明をされました。
それに加えてクーリングオフ制度の話を持ち掛けると、利用できないと言われました。
この事例は見てわかるように典型的な詐欺業者と言えるでしょう。
クーリングオフ制度が利用できないのはあり得ないため、利用できないと言われたとしても強く権利を主張しましょう。
レンタル料が特別に無料だと偽ってきた
続いては格安sim会社からの営業で契約をしてしまった事例を紹介します。
こちらの業者はレンタル料が無料で月々1900円しかかからないと言い、契約をさせてきたようです。
この1900円というのは水のボトル代で、好きな時にボトルの配送を止められると説明がありました。
しかし、実際は毎月12Lの水が2つ送られてきて、配送の中止を頼むと有料と言われてしまいました。
ボトルが2つ送られてくるため、月々4000円近くかかる上、解約しようとすると解約金20000円を請求されてしまいました。
格安sim会社に連絡しても対応できないと言われてしまいどうしたらいいかわかりません。
こちらの事例もかなり悪質な詐欺と言えます。
この場合、弁護士や国民生活センターに1度相談をして、指示をもらうのが適切な対応でしょう。
ゲームセンターのくじでウォーターサーバーが当たったが実際は有料
続いてはゲームセンターの景品でウォーターサーバーが当たり契約してしまった事例です。
月額1050円のところ無料と言われ嬉しさで契約をしてしまったが、それ以外の費用については何も説明がありませんでした。
詳しく確認したところ、月々4000円以上かかるのが判明しました。
契約解除は無料でいつでも解約できると言われましたが、実際は解約金がかかるらしいです。
くじ引きやUFOキャッチャーで当たるウォーターサーバーを契約するのは非常に危険です。
また、くじなどはほとんどが当たりくじになっている場合も多いため、被害に合わないためにも注意しましょう。
騙されてしまった時の対処法
万が一騙されてしまった場合の対処法をいくつか紹介します。
これを知っておけばもう安心です!
相談するべき場所
- 国民生活センター(消費生活センター)
- 弁護士
相談するべき場所は上記2つです。
詐欺にあった場合は、すぐに相談しましょう!
国民生活センター(消費生活センター)
国民生活センター(消費生活センター)は日常で起こった事柄を相談できる公的機関で、業者と直接連絡を取り問題を解決してくれます。
クーリングオフ制度は利用できないなどの明らかな詐欺にあったときはもちろん、何かトラブルにっ巻き込まれた際はすぐに相談しましょう。
国民生活センターの電話番号
- 電話番号:188
- 受付時間:平日9:00~17:00
- 土日祝10:00~16:00
- 休業日:年末年始
弁護士
詐欺被害に合った際は弁護士もおすすめです。
弁護士は法律の専門家なため、クーリングオフ制度は受けられるかどうかや解約金を払う必要があるかどうかなどを具体的に教えてくれます。
もし訴訟を起こす場合は、全面的に協力をしてくれるため、すぐにトラブルを解決できるでしょう。
騙されないためにはどうしたらいいの?
料金について具体的な説明がある
詐欺業者はレンタル料にしか触れず、それ以外の料金の説明をしてこない場合が多いです。
そのため、水のボトルやメンテナンス料、電気代などについて詳しく説明してくれる業者は詐欺の可能性は低いです。
解約金について聞かなくても教えてくれるような相手なら信用して契約しても問題ないでしょう。
解約金などの費用に関する説明や書類がある
口頭での説明だけではなく、書類で渡してくれる業者も信用できます。
口頭だけでは、前と言っていた内容が違っていたとしても証拠がないため、解約する際などに面倒です。
書類さえあれば契約内容を後で確認でき、証拠として使用できます。
インターネットで契約する
電話やイベントでの勧誘だとどうしても詐欺被害に合ってしまう可能性が高いです。
直接営業の方と話すと口車に乗せられてしまう危険もあるため、インターネット申し込みがおすすめです。
インターネットであれば自分が納得するまで調べられますし、数多くの機種を見ながら比較できます。
自分に適したウォーターサーバーが欲しいのであれば、インターネットで時間をかけて調べてみましょう。
営業電話や勧誘に対してははっきりと断る
断りづらいため有名なウォーターサーバーの勧誘を断るには、とにかくはっきり言うのがおすすめです。
笑顔ではっきりと「結構です!」と言えばそれ以上絡んでこないでしょう。
また、下記のように言うのも効果的です。
- すでに契約しています
- 検討して必要であればこちらから連絡します
ポイントは迷っている素振りを見せないことです。
少しでも迷った顔をしてしまうと、ますます断りづらくなってしまいますよ。
ダメな断り方ははっきりしない
次は相手にスキを与えてしまうダメな断り方を説明します。
- 今忙しい
- 手が離せない
- 家族や友人に相談してみます
上記のような言い方は最悪です。
断っているのかどうかがわかりづらく、相手に可能性があると感じさせてしまいます。
また、質問などをして会話を続けるのもNGです。
どんどん営業トークを展開されてしまうため危険です。
詐欺被害には充分注意しよう!
いかがだったでしょうか。
ウォーターサーバーの詐欺被害はみなさんが思っている以上に多いです。
詐欺被害に合ったら1人で抱え込まずに、誰かに相談するのが大切です。
少しでも違和感を感じた場合、相手の言いなりにならずに1度冷静になって考えてみましょう。
被害に合いそうになった時は、この記事を読み返しましょう!