ウォータースタンドは水道に繋げて利用するため、ボトルを取り付けて利用するウォーターサーバーとは異なります。
ボトル交換不要・水が定額で使い放題など様々な魅力がありますが、本当にデメリットは無いのか不安になっていませんか?
デメリットをチェックしておかないと、契約して使い始めてから後悔することになるため、非常に危険です。
そこでこの記事では、ウォータースタンドのデメリットについて、詳細解説していきます。
ウォータースタンドに申し込もうとしている人・興味がある人は必見なので、ぜひチェックしてみて下さいね。
ウォータースタンドの9つのデメリット
ウォータースタンドの主なデメリットは下記の9点です。
- 設置・撤去に工事が必要
- 天然水ではない
- 災害時などに断水が起きると使えなくなる
- サービスの対応範囲が限られている
- 水の使用量が少ない場合は月額料金が割高
- 自動クリーニング機能が搭載されていない
- ミネラルなどの有効成分まで除去してしまう
- 1年以内に解約すると解約金が発生する
- 卓上型の置き場に困る
設置・撤去に工事が必要
ウォータースタンドは水道に繋げて利用するため、水道にサーバーを繋げるための工事をしなければなりません。
ウォーターサーバーを利用するだけで業者が入って工事が行われるとなると、少々ためらってしまいますよね。
しかし、工事とは言っても決して大がかりなものではなく、排水管とサーバーを繋げるだけの簡易的なものです。
1時間前後あれば工事が完了し、壁を壊したりしないため、現状復帰も簡単ですよ。
工事費は完全無料!
「工事費がかかるのでは…?」と心配している人も多いかもしれませんが、ウォータースタンドでは設置工事は完全無料です。
毎月支払う料金の中に設置工事費用が含まれているため、別途料金が発生する心配はありません。
水道直結ウォーターサーバーの場合、初回の設置工事費が有料のところが多いですが、ウォータースタンドなら無料なのです!
天然水ではない
ウォータースタンドは水道水に繋げて水道水を利用するため、当たり前ですが天然水ではありません。
そのため、「安全性は大丈夫?」「水道水を飲むのに抵抗を感じる…」などとマイナスの印象を持つ人も多いでしょう。
しかし、ウォータースタンドには高性能フィルターが搭載されており、不純物やカルキ・塩素などを徹底的に除去しています。
水道水独特の味や臭いのもととなる要素を全て除去しているため、天然水に負けないほど味わい高い水となっています。
機種によってはミネラル成分を添加してくれる機種もあり、ほとんど天然水と差が無い水とも言えますよ。
災害時などに断水が起きると使えなくなる
ウォータースタンドは水道水に直結して浄水しているため、地震や台風などの災害が起きて断水するとウォータースタンドも利用できなくなります。
一般的なウォーターサーバーの場合は、ボトルが備蓄水となるため、水道水が使えなくなっても安心です。
日本は地震をはじめとした災害大国なので、万が一のケースを考えると大きなデメリットと言えます。
非常時の対策としてモーターサーバーを導入するご家庭も多いですが、その場合にはウォータースタンドのような水道水利用型ではなく、ボトルを購入して使う宅配タイプのサーバーがおすすめです。
エコサーバーの場合は水道に繋げなくても利用できる
ウォータースタンドが販売しているエコサーバーであれば、サーバーの下に6Lタンクが2個常備されており、直接水を入れて使用できます。
断水した時でも別の方法でタンクに水を入れればキレイな水を利用できるため、災害時でも活躍します。
水道に繋げる以外でも利用できるのは、大きなメリットと言えますね。
サービスの対応範囲が限られている
ウォータースタンドを利用できるのは、ウォータースタンドのサービス対応範囲内に住んでいる人のみです。
どこででも使えるわけではないんですね。
しかしながら対応エリアは47都道府県、人口カバー率は94.1%。
100%とはいかないもの、ほぼ全国で利用可能となっています。
ほとんどの場合、「うちの地域では使えないかも…」という心配はいらないでしょう。
水の使用量が少ない場合は月額料金が割高
ウォータースタンドは定額制なので、水の消費量に関係なく、毎月定額の料金を支払わなければなりません。
たとえば、ナノシリーズ・ネオの通常プランは毎月3,850円のサーバーレンタル代がかかります。
水を300L使った月も10Lしか使わない月も、サーバーレンタル代は同じ。
一人暮らしや水の消費量が少ない人がウォータースタンドを利用するとかなり損してしまいます。
水の消費慮が少ない人は、アルピナウォーターやワンウェイウォーターなどの水代がリーズナブルなウォーターサーバーを選びましょう。
自動クリーニング機能が搭載されていない
ウォータースタンドが販売している機種の中で自動クリーニング機能が搭載されているのは、プレミアムラピアステラのみです。
自動クリーニング機能が搭載されていないと、セルフクリーニングでしか汚れを取りきれないため、衛生面で不安が残ります。
他の機種には自動クリーニング機能が搭載されていないため、「不衛生なのでは?」と感じる人も多いでしょう。
しかし、ウォータースタンドでは半年に1回の頻度で専門スタッフが、定期的にサーバーのメンテナンス・クリーニングをしてくれます。
専門家の業者が丁寧に掃除してくるので、自動クリーン機能が付いていないモデルでも衛生的で安心して利用できますね。
ミネラルなどの有効成分まで除去してしまう
ウォータースタンドにはナノトラップフィルターとROフィルター2タイプあり、ROフィルターは貴重なミネラル成分までも除去してしまいます。
水道水に含まれるミネラルは僅かな程度なので気にする必要もないですが、少しでもミネラル摂取をしたいならナノラピアシリーズがおすすめです。
ミネラル成を重視したい場合はボトルのウォーターサーバーがおすすめ!
「ミネラル成分豊富な水を味わいたい!」と思っている人は、ウォータースタンドよりも宅配水タイプのウォーターサーバーがおすすめ。
宅配水タイプのウォーターサーバーの場合、厳選した採水地から天然水を汲んでいるため、ミネラル成分豊富な天然水が味わえるのです。
しかし、各メーカ-で含有している成分に大きな差があるため、成分をしっかりと確認してから申し込みをしましょう。
1年以内に解約すると解約金が発生する
ウォータースタンドには1年という契約期間が定められており、契約から1年間を利用しないと解約金が発生します。
契約期間内の解約で発生する違約金は6,600円で、1年以内に別のサーバーへと変更する場合は11,000円の手数料がかかります。
しかし、他社のメーカーと比べて、違約金高いわけではく、規定の利用期間も短いので良心的です。
卓上型の置き場に困る
ウォータースタンドのウォーターサーバーは卓上型のモデルがメインです。
床置き型に比べてコンパクトな印象がある卓上型ですが、すでに棚や家電製品を置いているせいで意外と置き場所がないなんてことも。
卓上の置き場に困る際は、床置き型も検討しながら機種を比べていくと良いでしょう。
ウォータースタンドはデメリット以上にメリットが大きい!
ここまでウォータースタンドのデメリットを紹介してきましたが、デメリットだけではなくもちろんメリットもあります。
- 圧倒的にコスパが良い
- 契約期間や解約金が良心的
- アフターケアが充実している
- フィルターのタイプが選べる
それぞれ見ていきましょう!
圧倒的にコスパが良い
一般的なウォーターサーバーとは違い、ウォータースタンドは定額制で水が使い放題です。
使った分だけ水道料金はかかるものの、1Lあたり0.2円~0.3円と安いのでいちいち料金を気にせず水を使うことができます。
飲用水だけではなく料理や洗顔などの生活水として利用できるため、非常に便利です。
契約期間や解約金が良心的
ウォータースタンドの最低契約期間は1年、期間内に解約した場合は6,600円の違約金がかかります。
中には契約期間2年以上・違約金2万など、かなり高額な違約金を請求してくるメーカーも多いです。
それらのメーカーに比べると、かなり良心的なメーカーと言えるでしょう。
アフターケアが充実している
ウォータースタンドは「フィルター交換」「定期メンテナンス」「タンク内清掃」などサポート体制が充実しています。
ウォータースタンドの専属スタッフが丁寧に行ってくれるので、急なトラブルなどが起きても安心です。
また、サポート・メンテナンス料が完全無料なのも嬉しいポイントですね。
フィルターのタイプが選べる
ウォータースタンドは、フィルタータイプがナノトラップフィルター・ROフィルターの2つから選べます。
ナノトラップフィルターは、安全でミネラル感を味わえてコストを抑えられ、ウォータースタンドを安く利用したい人向けです。
ROフィルターは不純物を徹底除去し、より安全性の高い水が飲見たい人向けと言えます。
赤ちゃんのミルクにも安心して使えますし、素材の味を引き出せるので料理にも最適です。
このように、希望する使い方によってフィルタータイプを選べるのもウォータースタンドのメリットです。
ウォータースタンドに向いている人の特徴
ウォータースタンドを使った方が良い人の特徴は下記の通り。
- 水をたくさん使いたい!
- ボトル交換をしたくない!
- 充実したサポートやメンテナンスを受けたい!
もし上記の特徴に当てはまっていたら、ウォータースタンドの購入を検討してみて下さいね。
ウォータースタンドの基本情報
ここまでにウォータースタンドの特徴について解説してきましたが、最後にウォータースタンドの基本情報についてもまとめておきます。
ウォータースタンドは機種の種類が非常に豊富なので、自分のこだわりにぴったりと合う一台がきっと見つかるでしょう。
ウォータースタンドの基本情報 | |
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サーバーのモデルラインナップ(税込) | ・ナノシリーズアイコン:4,400円 ・ナノシリーズネオ:3,850円 ・ナノシリーズ ガーディアン:4,400円 ・ナノシリーズ トリニティ:3,850円 ・ナノシリーズ メイト:2,200円 ・エコサーバー ネオ:4,950円 ・エコサーバー トリニティ:4,950円 ・プレミアムシリーズ ステラ:6,050円 ・プレミアムシリーズ S3:5,280円 ・プレミアムシリーズ ネオス2:3,300円 ・プレミアムシリーズ L2:7,150円 ・ナノシリーズピュアライフ:3,300円 ・プレミアムシリーズ ROスタンド(法人向け):8,250円 ・ナノスタンド(法人向け):3,300円 |
サイズ感 | 床置きタイプ:高さ 約115~125㎝(機種による) 卓上タイプ:高さ 約30~50㎝(機種による) |
導入にかかる費用 | 初期費用:9,900円 月額利用料:2,200円~8,250円(機種による) 電気代:約150円~700円/月 |
フィルターの交換時期 | 6か月に1度 |
ウォータースタンドは手軽に水を楽しみたい人におすすめ!
ウォータースタンドは設置スペースが最小限で済み、ボトルを購入する必要が無いため手軽に使用できるのが大きな特徴。
また月々の料金が定額制なので、料金を気にしながら水を使わなくていいところが良いですね。
しかし、使う方によっては環境に合わずデメリットに感じる要素もあるでしょう。
メリット・デメリットを両方チェックし比較したうえで申し込みを判断してくださいね。
自分にピッタリの機種を見つけて、後悔や失敗が無いようにしましょう!