ウォーターサーバーを解約したい時、まずなにからすればいいのかと悩みますよね。
ウォーターサーバーの解約には正しい手順と、お得に解約できるキャンペーンなど、確認しておくべきことがたくさんあります!
この記事では、ウォーターサーバーの解約手順や各社の解約金・最低契約期間を解説しています。
また、お得なキャンペーンやウォーターサーバーの休止サービス・クーリングオフなども説明しているので、気になる方はぜひ参考にしてください!
目次
ウォーターサーバーの解約手順3ステップ
ウォーターサーバーの解約には、大きく分けて以下の3つのステップがあります。
- 契約中のウォーターサーバー会社に解約の申し込みをする
- ウォーターサーバー本体の水抜きをする
- ウォーターサーバー本体を業者に引き渡す
1つずつ解説します。
契約中のウォーターサーバー会社に解約申し込みをする
解約することが決まったら、まずは契約中のウォーターサーバー会社に解約することを伝えましょう。
主な手段は、以下の3つがあります。
- 水の定期配送の日に直接伝える
- インターネットで契約中の会社のホームページから解約を申し込む
- 契約中のウォーターサーバー会社に電話をして解約すると伝える
ネットでの解約申し込みが不安な方は、定期配送日に直接伝えるか電話で伝えるのがオススメ。
直接伝える場合は営業時間外に電話しても伝えられないため、契約中のウォーターサーバー会社の営業時間を事前に調べてから連絡してください。
サーバー返却のための作業をする
ウォーターサーバーの解約を伝えられたら、次はウォーターサーバーを業者に引き渡すための準備が必要です。
業者がウォーターサーバーを回収しに来る前に、以下の3点をチェックしておきましょう。
- 利用中のボトルを使い切る
- ウォーターサーバー本体の水抜きをする
- 必要ならウォーターサーバーを梱包する
詳しく解説します。
利用中のボトルを使い切る
ウォーターサーバーを業者が回収しに来る前に、利用中のボトルを使い切っておきましょう。
厳密に言えば、利用中のボトル内に水が残っていても業者が回収してくれるのですが、利用中の水はすでにお金を払っているモノであり、ウォーターサーバーを通さないとボトル内から水を出すのが困難です。
ウォーターサーバー本体があるうちに水を出し切っておいたほうが楽ですし、払った分のお金のもとを取るためにも、業者が来る前に水を使いきりましょう。
ウォーターサーバー本体の水抜きをする
ウォーターサーバーを利用する際、「水抜き」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
水抜きとは、ウォーターサーバー内部に溜まっている水をすべて出し切る作業です。
水抜きをしないでウォーターサーバーを運ぶと水漏れを起こす可能性が高いため、業者が回収しに来る前に必ず水抜きをしましょう。
具体的な方法は利用中のウォーターサーバーによって違いますが、基本的には本体裏側の水抜きキャップを外すことで水抜きができます。
このとき注意として、水抜きキャップから熱湯が出てきてやけどする恐れがあるため、あらかじめ電源を切って数時間おいてからキャップを外すようにしてください。
また、水が溢れる恐れがあるので雑巾やバケツなどを用意してくのがオススメです。
水抜きの方法は利用中のウォーターサーバーの説明書に記載してあるので、説明書を確認しながら水抜きを行うのがもっとも安全で楽な方法ですね。
必要ならウォーターサーバー本体を梱包する
ウォーターサーバー会社によっては、業者が来る前にウォーターサーバー本体を梱包する必要があります。
梱包する際には、初回配送時に送られてきた梱包用ダンボールがあればこれを再利用しましょう。
梱包用ダンボールがない場合は、業者にダンボールの配送を依頼して送られてきたダンボールで梱包してください。
また、配送時についていた付属品などがあれば、ウォーターサーバー本体と一緒に梱包してください。
もし、もともとあった付属品がなくなっている場合はお金を請求される恐れがあるため、必ず確認しておきましょう。
ウォーターサーバー本体を業者に引き渡す
最後にウォーターサーバーを業者へ引き渡します。
梱包が必要ならウォーターサーバーをダンボールに梱包して、あらかじめ玄関まで持っていき置いておきましょう。
また、付属品があればウォーターサーバーと一緒にまとめておき、業者がウォーターサーバー本体と付属品を受け取ったら、引き渡しは完了です。
ウォーターサーバーの解約金(違約金)と最低契約期間
ウォーターサーバーを最低契約期間内に解約すると解約金(違約金)が発生します。
解約金の相場や最低契約期間はウォーターサーバー会社によって異なりますが、総じて比較的高い費用がかかります。
必ず確認しておきましょう。
各会社の解約金と最低契約期間一覧
各ウォーターサーバー会社の解約金と最低契約期間をまとめると以下の表になります。
メーカー | 解約金 | 詳細 |
---|---|---|
アクアマジック | 15.000円 | 2年未満で解約した場合 |
アルピナウォーター | 5.000円 | 1年未満で解約した場合 |
フレシャス | 15.000円
9.000円 |
1年未満
1年以上2年未満 |
信濃湧水 | 10000円 | 1年未満(1年以上で解約金無料) |
プレミアムウォーター | 15.000円
10.000円 |
REMIUM3年パック3年以内の解約の場合
基本プランで2年以内の解約の場合 |
コスモウォーター | 14000円 | 2年未満で解約した場合 |
このように最低契約期間と解約金(違約金)は会社によって違いますが、普段の維持費にこの解約金が加わると結構な額になります。
解約する時になって驚かないように、できればウォーターサーバーを契約する前に調べておくと良いですね。
クリクラは解約金が無料
数あるウォーターサーバー会社の中でも、クリクラのウォーターサーバーは解約金が無料で、最低契約期間もありません。
もし、「赤ちゃんがミルクを飲む間だけウォーターサーバーを利用したい」や「海外旅行を控えていて、旅行に立つまでウォーターサーバーを利用したい」などの短期的な利用であればクリクラを契約するのがオススメ。
また、ある程度の期間ウォーターサーバーを使いたいけどずっと契約しているかはわからないと感じている方にもオススメですね。
ある程度の手間はかかりますが、ウォーターサーバーの利用に不満を感じたら躊躇なく解約すれば良いためです。
ウォーターサーバーのお得な乗り換えキャンペーン
ウォーターサーバーを解約する方で、新しいウォーターサーバーに乗り換えたい方も多いです。
乗り換える際、ウォーターサーバー会社によっては「乗り換えキャンペーン」を実施していることがあるため、必ず確認しておきましょう。
乗り換えキャンペーンの3つの特典
乗り換えキャンペーンの特典は、主に以下の3つです。
- 他社での解約金(違約金)を既定の範囲内で負担する
- 既定額のキャッシュバック
- ギフト券のプレゼント
各内容の金額はウォーターサーバーの会社によって異なるため、自分が乗り換えたいと思う会社のキャンペーンは必ず調べておきましょう。
また、どのウォーターサーバーに乗り換えるか悩んでいる方は、乗り換えキャンペーンのことも考慮に入れて考えてみるのがおすすめです。
乗り換えキャンペーンを行っているウォーターサーバー会社一覧
乗り換えキャンペーンの内容はウォーターサーバーの会社によって異なっていて、各メーカーのキャンペーンを表にすると以下のようになります。
メーカー | キャッシュバック内容 |
---|---|
アルピナウォーター | 現金5.000円 |
うるのん | 解約金最大16.200円 |
コスモウォーター | 現金5.000円 |
サントリー天然水 | JCBギフトカード8.000円 |
フレシャス | 最大16.200円/ボトル1箱無料 |
プレミアムウォーター | 解約金最大16.200円 |
キャンペーンは会社や期間によって変わるため、契約したいと思うウォーターサーバーの会社のホームページで確認すると良いですね。
ウォーターサーバーを解約した理由
実際にウォーターサーバーを解約した人は、主に以下の7つの理由で解約した方が多いです。
- ウォーターサーバーの維持費が想像より高かった
- 配送されてくるボトルを収納できない<
- ボトルが重くて交換が大変
- ウォーターサーバーの水が口に合わなかった
- カビの繁殖や故障トラブルがあった
- 赤ちゃんのミルクを作る必要がなくなった
- 新しいウォーターサーバーに乗り換えたかった
詳しく解説します。
ウォーターサーバーの維持費が想像より高かった
ウォーターサーバーの利用には、水の代金以外に維持費がかかります。
維持費とは電気代・水代・配送料・メンテナンス代などがあり、水代が大半を占めるものの、長期間利用しているとかなり大きい額になります。
この維持費の積み重なりが想像より負担になり、ウォーターサーバーを解約した方は多いです。
ウォーターサーバーの維持費を節約するには、配送・メンテナンスの代金が無料の会社と契約したり、エコモード搭載のウォーターサーバーを利用して電気代を節約したりするなどの方法があります。
配送されてくるボトルを収納できない
ウォーターサーバーのスペースが取れれば何不自由なく利用できると思いがちですが、実は配送されてくる水の置き場所も取って置かなければなりません。
水ボトルはダンボールに入って送られてくるため、想像以上のスペースが必要。
ボトルの収納スペースに不満がある人は、ビニールパック式の水ボトルを利用しているウォーターサーバーと契約するべきです。
ビニールパックなら配送時もそこまでのスペースを取らず、使用後も手のひらサイズに畳んで捨てられるため、全くかさばりませんし便利。
その利便性に驚き、ビニールパックの利用者は非常に満足度が高いです。
ボトルが重くて交換が大変
ボトルの種類によっては、1つのボトルで12Lの水が入ったものもあるため、ボトルの交換は意外と負担になります。
特に、女性や老人などのあまり力のない方はこの不満を持つことが多くあり、最悪の場合腰を痛めてしまうときもあるようです。
比較的重いボトルのウォーターサーバーと契約すると負担がかかるため、容量8Lのものに変更したり、ビニールパック式のボトルを利用したりすると負担はかなり軽減されます。
ウォーターサーバーの水が口に合わなかった
ウォーターサーバーの水には天然水とRO水の2種類の水があり、RO水とはRO膜を利用して不純物を取り除いたものです。
このときミネラルも失われてしまうため、RO水は想像していたミネラルウォーターとは風味が変わってしまいます。
RO水を利用して味に不満があるなら、美味しい天然水を利用して水のクオリティを上げましょう。
カビの繁殖や故障トラブルがあった
ウォーターサーバーはかなりシンプルな構造をしているため、故障は起きにくくなっていますが、メンテナンスを怠るとカビが繁殖します。
このカビの繁殖から水の味が変わってしまい、期待していた味が出せなくなってウォーターサーバーを解約する事が多いです。
カビの繁殖を抑えるには、ウォーターサーバー本体に水滴が残っているのを防ぐと良いです。
注ぎ口や水の受け皿に水が残っていると、湿度が高くなりカビが繁殖しやすくなってしまうため、こまめに布で拭きアルコール除菌をしましょう。
ウォーターサーバーにカビが繁殖?!対処法と予防法を徹底解説!
赤ちゃんのミルクを作る必要がなくなった
ウォーターサーバーを赤ちゃんのミルクのために利用していた人は、赤ちゃんがミルクを卒業すると水を利用しなくなります。
水の使用量が止まればウォーターサーバーと契約している意味がなくなるため、解約するようです。
赤ちゃんがミルクを飲んでいる期間は比較的短いので、解約金が大きくならないように最低契約期間が短いウォーターサーバーと契約するのがおすすめですね。
新しいウォーターサーバーに乗り換えたかった
利用中のものより、ハイスペックでおしゃれで安いものを見つけたら新しいウォーターサーバーと契約したくなりますよね。
一番良いのは、契約前にいろんなウォーターサーバーを調べてから自分にあっているものを選ぶことですが、勢いで契約してしまう方は意外と多いです。
ウォーターサーバーの乗り換えをする際は、解約金・咲いて契約期間と乗り換えキャンペーンの2つを必ずチェックしましょう。
ウォーターサーバーの休止サービスと適用しているメーカー
ウォーターサーバーには休止サービスという一定期間利用をストップできるサービスがあります。
例えば、仕事の事情で海外に行かなければならないけど契約はしておきたい方などにオススメで、少しの期間だけ利用料をストップできます。
しかし、ウォーターサーバーの会社によっては休止サービスで手数料がかかる場合があるため、契約中のウォーターサーバーだとどうなるのかは確認しておきましょう。
休止できる期間は割と短期間のため、長期的に利用できなくなる場合は解約も考えたほうが良いですね。
ウォーターサーバーのクーリングオフと申請期間
ウォーターサーバーにもクーリングオフは利用できますが、購入方法によって対象外の場合もあるため確認しましょう。
訪問販売や店頭での勧誘から契約につながった場合はクーリングオフ制度の適用が可能ですが、ネット上で自分が申し込んだ場合は自分で比較・検討する余地があったとみなされ、クーリングオフが適用されません。
ネット上で申し込む場合は、自分に適したウォーターサーバーを検討しないと様々なデメリットがあるため、契約する際は必ず下調べをしましょう。
また、クーリングオフをするならはがきに購入店・契約日などの必要事項を書き、申請期間内にメーカーへ郵送する必要があります。
申請期間は、訪問販売など直接的な場合は8日以内で、マルチ商法やモニター商談の場合は20日以内です。
申請可能期間も必ずチェックしておき、できるだけ早めに申請しましょう。
ウォーターサーバーを解約するときは手順とお金を確認する
ウォーターサーバーの解約の手順は3ステップです。
- メーカーに解約の申し込みをする
- ウォーターサーバーを業者に引き渡すために水抜きや梱包をする
- ウォーターサーバーを玄関においておき業者に引き渡す。
また、解約金(違約金)はメーカーにもよりますが3000~20000円の費用がかかるため、事前に把握して契約や解約を行ってください。
手順とお金をしっかりと把握して、スムーズにウォーターサーバーを業者に引き渡すようにしましょう。