ウォーターサーバーの費用は経費で落とせるの?個人・法人別の勘定項目や申請時の注意点を解説

ウォーターサーバーの費用は経費で落とせるの?会社に導入するメリット・デメリットとは?

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ウォーターサーバーは、社員満足度の向上やコミュニケーションの活発化、インテリアとしても非常に効果的です。

しかし、会社にウォーターサーバーを導入する際にどうしても気になるのは、経費で落とせるかどうかですよね。

そこで今回は、会社にウォーターサーバーを設置した場合、費用は経費で落とせるのかを解説していきます。

会社に導入するメリット・デメリットも合わせて紹介していきます。

ぜひ記事を参考にして、ウォーターサーバー導入の検討をしてください!

ウォーターサーバーの費用は経費で落とせる

結論から言うと、ウォーターサーバーを会社に設置した場合、経費として計上ができます。

社員が利用する目的で休憩室やオフィス内にウォーターサーバーを設置する際は、福利厚生費として計上されます。

しかし、社長や役員陣などの一部の社員しか利用できない環境では、経費として認められない可能性が高いです。

福利厚生費として計上するには、従業員全員が使用できる場所に設置する必要があるでしょう。

病院や店舗に設置してお客様用としてウォーターサーバーを設置する際は、福利厚生費ではなく、接待交際費として計上されるため注意してください。

来客の方と社員が両方使用する環境では、税理士の方にどのように経費計上するのかを、1度相談するのが間違いないです。

ウォーターサーバーにかかる費用は会社の規模によって異なる

ウォーターサーバーには、維持費として月額費用がかかってきます。

ウォーターサーバーの月額費用の大半を占めるのは、水の料金であり、従業員の規模によって水の消費量が異なるため、月額費用も大きく異なってきます。

メーカーで最も多い、12Lの水ボトルを利用する際の金額を、会社の規模別に以下の表にまとめました。

従業員数 ボトル数 金額
20名以下 10本 約13,200円
20~50名 25本 約15,700円
50~70名 35本 約44,450円
100名以上 50本 約63,200円

水の種類によって金額は異なるため、契約前に確認しましょう。

会社用ウォーターサーバー選びのポイント

会社用のウォーターサーバーを選ぶ際のポイントがいくつかあるため、紹介します。

導入する際は、以下のポイントを参考にして選ぶと、間違いないでしょう。

契約してから後悔することがないよう、自社に合ったウォーターサーバーを選びましょう。

月額費用が抑えられるか

月額費用が抑えられるかは、非常に重要なポイントです。

ウォーターサーバーの月額費用は、水代が大半のため、会社用となると費用がかなりかかってしまいます。

そのため、できるだけ安い水を提供しているメーカーがおすすめです。

ウォーターサーバーの水には2種類あり、天然水とRO水があります。

RO水の方が料金は安いですが、安さよりも美味しさを重視したいのであれば天然水の方がおすすめです。

また、ウォーターサーバーを設置すると、コーヒーを飲む社員が増えて、温水機能の稼働頻度が高くなります。

温水機能をしようすると電気代が高くなるため、費用を抑えたいのであれば、省エネサーバーを選びましょう。

省エネサーバーは通常のサーバーと比較して、40%以上も電気代をカットできるメーカーもあります。

ボトルの容量が大きいか

会社の従業員数が多いのなら、水のボトルは容量が大きい物がおすすめです。

会社でウォーターサーバーを設置すると、水の消費量が多く、容量が小さい水だと頻繁にボトルを交換しなければなりません。

水のボトルは重いため、交換するのは意外と面倒です。

そのため、従業員が多く水の消費量が多い会社では、12Lなどの大容量の水がおすすめです。

従業員が少ない会社や女性が多い会社では、思いボトルだと交換が困難なため、6L程度のボトルが適しています。

RO水か天然水か

ウォーターサーバーの水には、天然水とRO水の2種類があり、それぞれ味が異なります。

RO水の方が料金は安いですが、ミネラルが除去されているため、うまみがありません。

天然水は、ミネラルを豊富に含んでいるため、うまみがあり美味しい水となっています。

料金と美味しさ、どちらを重視するかで選ぶ水が異なるため、会社に合った方を選びましょう。

ボトルが使い捨てタイプか交換タイプか

ボトルの種類によって、ゴミの量が異なります。

使い捨てタイプでは、こちらで空のボトルを処分しなければならないため、ゴミの量がかなり増えてしまいます。

交換タイプであれば、同じボトルを殺菌して再利用するため、ゴミの削減に繋がります。

ゴミの削減をしたいのであれば交換タイプがおすすめですが、殺菌しているとはいえ同じボトルを何度もしようするため、衛生面が気になります。

その点、使い捨てタイプであれば、衛生面を気にする必要がないため、安心して使用できます。

ゴミの削減か衛生面かで、会社によって重視する部分が異なるため、自社に合ったタイプを選びましょう。

会社にウォーターサーバーを導入するメリット・デメリット

会社にウォーターサーバーを設置する、メリット・デメリットを紹介します。

設置した後の後悔がないよう、メリット・デメリットを知った上で、検討してみてください。

メリット

会社にウォーターサーバーを設置するメリットは、以下の通りです。

  • 手軽にコーヒーやお茶が飲める
  • 備蓄水として使用できる
  • 費用を経費で落とせる
  • 飲料水の保管に場所を取らない
  • 社員の健康に繋がる

手軽にコーヒーやお茶が飲める

ウォーターサーバーには温水機能があり、お湯を沸かる必要がなく、すぐにコーヒーやお茶を飲めます。

オフィスで働いていると、コーヒーやお茶を飲む機会は多く、ポットやケトルは水の補充が必な上、沸騰するまで時間がかかります。

ウォーターサーバーでは、水の補充も沸かす時間もないため、業務に割く時間を増やせます。

普段はコンビニなどで飲み物を購入していた方も、ウォーターサーバーを利用するようになるため、社員の費用が抑えられます。

備蓄水として使用できる

ウォーターサーバーの水は、備蓄水としても非常に便利です。

災害が起こると、水道管が破裂して、水道が使用できなくなる恐れがあります。

そんな時にウォーターサーバーの水があれば、安心です。

未開封であれば1年ほど保管できるため、ペットボトル以外にウォーターサーバーの水を備蓄水として保管してみてはいかがでしょうか。

費用を経費で落とせる

ウォーターサーバーの費用は、基本的に経費として計上できます。

レンタル料や水にかかった費用は領収書が発行されるため、安心です。

また、会社で使用するなら、ポットや冷蔵庫を使用するよりも光熱費を削減できる可能性があります。

飲料水の保管に場所を取らない

社員や来客用に、冷蔵庫にペットボトルの飲料水を保管している会社は多いと思います。

冷蔵庫にペットボトルを大量に入れてしまうと、かなりの場所を取ってしまうため、他の物が置けなくなってしまいます。

しかし、ウォーターサーバーを設置すれば、ペットボトルの保管が不要になるため、今まで保管に使用していた場所を広く使えるようになりますよ。

社員の健康に繋がる

ウォーターサーバーを設置する前は、ジュースを飲んでいた方もウォーターサーバーがあると水を飲む習慣ができます。

ジュースには糖分が多く含まれているため、健康にあまり良くありません。

水なら糖質が含まれていないため、健康にもいいため、安心して毎日飲めます。

デメリット

会社にウォーターサーバーを設置するデメリットは、以下の通りです。

  • 維持費がかかる
  • ボトル交換の手間がかかる
  • サーバーの置き場所を確保する必要がある
  • 定期的にメンテナンスをする必要がある

ウォーターサーバーを設置するのはメリットだけではないため、契約する際は、注意しましょう。

維持費がかかる

ウォーターサーバーを継続して使用するなら、維持費がかかります。

メーカーによって異なりますが、レンタル料や電気代、水代が主な費用です。

また、メンテナンスにも費用がかかる可能性があるため、従業員の数によってはかなり維持費がかかってしまいます。

コーヒーやお茶が飲めるウォーターサーバーを使用するなら、専用のカプセルを購入する必要があるためさらに費用がかかります。

契約してから後悔するのを防ぐためにも、見積もりはしっかりしておきましょう。

メーカーによっては、レンタル料やメンテナンス料が無料のため、費用を抑えたいのであれば、1度調べてみてください。

ボトル交換の手間がかかる

会社の従業員数によっては、水の消費量が多く、ボトルの交換頻度が高くなってしまう可能性があります。

ボトルは非常に重いため、交換するのが大変です。

男性ならまだしも、女性は交換が困難な場合があります。

消費量が多いことが予想されるなら、できるだけ大容量のボトルを選びましょう。

サーバーの置き場所を確保する必要がある

ウォーターサーバーは決して小さいものではないため、設置すると場所を取ってしまいます。

設置するために、テーブルの移動などが必要になってくる可能性があるため、契約前に置き場所は決めておきましょう。

オフィスがあまり広くないと、圧迫感を感じてしまうこともあるため、注意しましょう。

定期的にメンテナンスをする必要がある

ウォーターサーバーは、衛生面を保つためにも定期的にメンテナンスをする必要があります。

蛇口部分や受け皿は、毎日清掃する必要があるため、面倒に感じることもあるでしょう。

メンテナンスを怠ると、雑菌やカビの繁殖に繋がるため、必ず定期的にメンテナンスをするようにしましょう。

会社におすすめのウォーターサーバーを紹介!

会社に設置する、おすすめのウォーターサーバーを従業員別に紹介します。

ウォーターサーバーを設置する際は、自社に合ったウォーターサーバーを選びましょう。

従業員が100名以下の会社ではサントリー天然水サーバーがおすすめ

従業員数が100名以下の会社では、サントリー天然水サーバーがおすすめです。

水のボトルは、7.8Lで1,458円であり、100名以下であればこのくらいの容量が丁度いいです。

サントリー天然水は、法人プランを提供しており、水の購入数によってプランが分かれています。

支払方法を口座引き落としとクレジットカード払いの2種類から選べるため、会社に導入しやすいのもおすすめポイントです。

維持費は水の料金と電気代のみのため、費用を抑えたい会社には最適ですよ。

雑菌の繁殖を防止する、おいしさキーパー機能を搭載しているため、安全性抜群で毎日清潔な水を使用できます。

従業員が100名以上の会社ではアクアクララのアクアスリムがおすすめ

従業員が100名以上の会社では、アクアクララのアクアスリムがおすすめです。

名前にスリムと入っている通り、設置に場所を取らないため、従業員が多くても心配いりません。

1週間の無料お試し期間を設けているため、使用してみて契約するかどうか決めることができます。

水のボトルは、12Lで1,200円であり、大容量のため従業員が多い会社におすすめと言えます。

使用頻度が高くて故障が不安でも、あんしんサポートがあり、専門スタッフによる故障対応や定期メンテナンスを受けることが可能となっています。

会社にウォーターサーバーを導入しよう!

いかがだったでしょうか。

会社にウォーターサーバーを設置する場合、かかる費用は経費で落とせるため、ぜひ設置をおすすめします。

従業員の規模や会社の雰囲気によっても、ウォーターサーバーを選ぶ基準は変わってくるため、自社に合ったサーバーを選んでください。

設置してからの後悔がないよう、今回紹介したメリット・デメリットを参考にして、もう1度検討しましょう!