水道水で麦茶を作る危険性は?正しい作り方を紹介!

水道水で麦茶を作る危険性は?正しい作り方を紹介!

みなさんは、麦茶を作る際は何の水を使用していますか?

水道水を使用している方も多いと思いますが、水道水には不純物が多く含まれています。

不純物の中には、極めて微量ですが有害物質も含まれているため、健康への危険性が心配ですよね。

そこで今回は、水道水で麦茶を作った際の危険性について紹介していきます。

麦茶をより安全に飲む方法も紹介するため、ぜひ今後の参考にしてくださいね!

水道水で麦茶を作っても人体に影響はない

結論から言うと、水道水で麦茶を作って飲んだとしても、安全性には全く問題ありません。

日本の水道水は安全性が高く、51項目もの水質基準をクリアしているため、一般細菌や大腸菌などの健康に悪影響を及ぼす可能性のある物質は含まれていません。

そのため、毎日飲んだとしても人体に悪影響が出ることはないため安心してください。

水道水がこれだけ安全なため、麦茶を作ったとしても安全性は変わりません。

たしかに、塩素やトリハロメタンなどの有害物質は含まれていますが、微量なため人体に悪影響を及ぼすことはまずないです。

野菜ジュースを飲んでも健康への意味がない!?効果的な飲み方とは?

赤ちゃんに飲ませる際はトリハロメタンを除去してから

前述で、水道水で麦茶を作っても安全性に問題はないと言いましたが、赤ちゃんに飲ませる際はトリハロメタンを除去しましょう。

赤ちゃんは、免疫力が低いうえ内臓が未発達なため、微量の有害物質にも影響を受けてしまう可能性があります。

内臓が発達するのは2~3歳のため、それまではトリハロメタンを除去してから飲ませましょう。

トリハロメタンを除去して麦茶を作るには、煮出しという作り方が有効です。

詳しい作り方は、後半に説明します。

水道水に含まれるトリハロメタンとは?危険性について解説

麦茶を作る際の注意点

安全に麦茶を飲むためには、いくつか注意点があります。

注意点を守らないと、体調に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意してください。

  • 煮だしで作った後に常温で放置しない
  • ガラス製の容器に入れる
  • 作った後はすぐに飲み切る

煮だしで作った後に常温で放置しない

煮出しで作った麦茶は、絶対に常温で放置しないでください。

そのまま冷蔵庫に入れるわけにはいかないため、ある程度の温度になるまで、常温で放置している方は多いのではないでしょうか。

しかし、30℃前後が最も菌が繁殖しやすい温度のため、常温で放置をすると一気に菌が繁殖してしまいます。

そのまま飲んでしまうと、お腹を壊してしまう恐れがあるため、注意してください。

対処方法は、水を張ったボウルに保冷材や氷を入れて、そこにやかんをそのまま入れて冷やすことです。

一気に粗熱を取り冷蔵庫に入れると、菌を繁殖させずに麦茶を作れます。

ガラス製の容器に入れる

麦茶を入れる容器は、ガラス製がおすすめです。

プラスチック製の容器は傷が付きやすく、そこにカルキ汚れが入り込むことで、菌が繁殖してしまいます。

ガラス製であれば傷がつきにくく、カルキ汚れも付きにくいため、衛生的に麦茶を保存できます。

作った後はすぐに飲み切る

麦茶には、他のお茶とは異なり抗菌作用がありません。

そのため、保存できる期間が短く、すぐに傷んでしまいます。

麦茶は茶葉ではなく、麦を焙煎したものを使用しているため、そこからでんぷんやたんぱく質が溶けだしてきます。

でんぷんは菌の餌になり、繁殖を加速させてしまうため、短期間で傷んでしまいます。

麦茶の保存期間は2~3日程度のため、その間にすぐに飲み切りましょう。

安全で美味しい麦茶を作る方法

麦茶の安全で正しい作り方を紹介します。

麦茶の作り方には、「煮出しで作る方法」と「水出しで作る方法」の2つがあります。

どちらも簡単なため、ぜひ試してみてください。

煮出しで作る方法

手順は以下の通りです。

  1. やかんに麦茶パックを入れて、10分程度煮出す
  2. 火を止めて5分程度置き、麦茶パックを取り出す
  3. 用意した氷水入りのボウルに、やかんごと入れて冷やす

この方法だと、水道水中の塩素とトリハロメタンを除去でるため、赤ちゃんが飲んでも安心です。

注意点は10分以上煮出すことです。

水道水に含まれるトリハロメタンは、水温が上がると濃度が高くなり、危険性が増してしまいます。

そのため、中途半端に煮出すのではなく、しっかり10分以上かけて煮出しましょう。

水出しで作る方法

手順は以下の通りです。

  1. ガラス容器に水道水と麦茶パックを入れて冷蔵庫に入れる
  2. 1~2時間程経過したら麦茶パックを取り出す

水道水にただ麦茶のパックを入れるだけのため、非常に簡単です。

しかし、塩素やトリハロメタンが除去されていないため、カルキ臭がしてしまいます。

煮だしで作る際のメリット・デメリット

煮出しで麦茶を作る際のメリット・デメリットを紹介します。

今後作る際は、参考にしてみてください。

メリット

煮出し方法のメリットは、「麦茶の味や風味が強くなる」と「塩素とトリハロメタンが除去できる」の2点です。

順番に解説していきます。

麦茶の味や風味が強くなる

煮出し方法で麦茶を作ると、水出し方法よりも麦茶の味や香りが濃くなります。

特有の風味を感じたい方にはおすすめですが、暑い日にさっぱりと飲みたい方には向いていません。

塩素とトリハロメタンが除去できる

煮出し方法で麦茶を作ると、水道水中に含まれる塩素やトリハロメタンが除去できます。

トリハロメタンは有害物質であり、塩素はカルキ臭の原因のため、安全かつ美味しく飲むことができる作り方です。

赤ちゃんに飲ませる際は、煮出し方法で作った麦茶を飲ませましょう。

水道水の塩素を除去するには?!塩素による影響や除去方法を解説!

デメリット

煮出し方法のデメリットは、「保存期間が短くなる」と「手間がかかる」の2点です。

順番に解説していきます。

保存期間が短くなる

煮出し方法で麦茶を作ると、水道水中に含まれている塩素が除去されます。

塩素はもともと水道水中の菌を除去して、繁殖を抑える効果があります。

塩素は、水道水の保存性を高めている成分といえます。

そのため、煮出し方法で作った塩素が除去された麦茶は、菌が繁殖しやすく、保存期間が短くなってしまいます。

手間がかかる

煮出し方法も十分簡単ですが、水出し方法と比べると手間がかかります。

水出し方法は放置するだけで作れますが、煮出し方法は氷水で冷やす必要があるため、多少面倒です。

しかし、完成までの時間は煮出し方法の方が圧倒的に早いため、早く飲みたい方にはおすすめです。

水だしで作る際のメリット・デメリット

水出し方法で麦茶を作る際の、メリット・デメリットを紹介します。

麦茶を作る際は、ぜひ参考にしてください。

メリット

水出し方法で麦茶を作る際のメリットは、「手間がかからない」と「保存期間が煮出し方法と比べて長い」の2点です。

順番に解説していきます。

手間がかからない

水出し方法は、水道水の中に麦茶のパックを入れて放置するだけのため、手間が全くかかりません。

特に作業がないため簡単ですが、完成までに2時間程かかるため、すぐに麦茶が飲みたい方にはおすすめできません。

しかし、冷蔵庫に入れて放置するため、完成した頃にはキンキンに冷えた麦茶が飲めるというメリットもあります。

保存期間が煮出し方法と比べて長い

水出し方法は煮出し方法と異なり、加熱させないため、塩素やトリハロメタンなどの不純物が除去されていません。

塩素には、菌の除去と繁殖を抑制する働きがあるため、塩素が除去された煮出し方法よりも保存期間が長いです。

麦茶はただでさえ保存期間が短いため、塩素が除去されている煮出し方法は、すぐに飲み切らなくてはいけません。

水出し方法であれば、冷蔵で3日程保存が可能なため、急いで飲む必要がありません。

デメリット

水出し方法で麦茶を作る際のデメリットは、「不純物が除去できない」の1点です。

水道水には、多くの不純物が含まれているため、不純物が除去されていないと不安ですよね。

不純物が除去できない

水出し方法で作った麦茶は、加熱がされていないため、不純物が全く除去されていません。

日本の水道水は安全性が高いため、そのまま飲んでも健康には影響がありませんが、有害物質が含まれているのは事実なため、飲むのが嫌な方も多いでしょう。

また、水道水に含まれる塩素は、カルキ臭の原因成分であり、カルキ臭が強いとまずく感じてしまいます。

そのため、安全性が心配な方やカルキ臭が苦手な方は、水出し方法ではなく煮出し方法で作るのがおすすめです。

水道水のカルキを抜く7つの方法!注意点と必要な時間を解説!

より安全な麦茶が飲みたいなら煮だしで作るのがおすすめ!

いかがだったでしょうか。

日本の水道水は、51項目もの基準を設けており、安全性が非常に高いです。

そのため、水道水で麦茶を作って飲んでも健康への影響は全くありません。

しかし、水道水中には有害物質が微量ですが含まれているのはたしかなため、心配な方は煮出し方法で麦茶を作るのをおすすめします。

ジュースに賞味期限はある?日数・保存方法・容器の種類ごとに紹介!