フレシャスからは様々な種類のサーバーが販売されており、各サーバーによって水抜きのやり方が異なります。
機種に合った正しい水抜きのやり方を覚えておかないと、床が水浸しになったり、故障に繋がったりすることも。
そのような状況に陥らないために、この記事ではフレシャスの水抜きの方法を紹介していきます、
合わせて、注意点ややどの様な時に水抜きが必要なのかなども紹介していきます。
フレシャスウォーターサーバーの水抜きに困っている人は、ぜひ参考にしてみて下さいね。
フレシャスの機種ごとの水抜き方法
フレシャスはサーバーごとに水抜きの方法が異なります。
サイフォン
- HOTスイッチを切りコンセントからプラグを抜いて3~4時間放置する
- サーバー上部を開ける
- アタッチメントの水色のレバーを時計回りに回し、「カチッ」と音が鳴るまで引き上げる
- ウォーターパックをスライドして外し、温水・冷水を出し切る
- サーバー前面の冷水レバーを水が出なくなるまで押す
- サーバーの背面に付いている排水キャップから温水タンクの水を排出する
- 排水が終了した排水キャップを締める
- アタッチメントとニードルを外して水洗い・乾燥させる
デュオ
- ウォーターパックがセットされている場合は、温水・冷水から出なくなるまで出しきる
- UNLOCK(カギマーク)を押す
- ホルダーの蓋を閉じた状態で、NEEDLEボタンを3秒間長押しし、ウォーターパックからハリを抜く
- 蓋を開けて空パックを取り出す
- サーバーの背面にあるHOTスイッチとCOLDスイッチを切り電源プラグを抜く
デュオミニ
- ウォーターパックがセットされている場合は、温水・冷水から出なくなるまで出しきる
- UNLOCK(カギマーク)を押す
- ホルダーの蓋を閉じた状態で、NEEDLEボタンを3秒間長押しし、ウォーターパックからハリを抜く
- 蓋を開けて空パックを取り出す
- サーバーの背面にあるHOTスイッチとCOLDスイッチを切り電源プラグを抜く
- 温水が冷めるまで3時間ほど待つ
- UNLOCK(カギマーク)を2秒間押しロックを解除
- UNLOCK(カギマーク)ボタン点灯中にHOTスイッチとCOLDスイッチを同時に3秒間長押し
- サーバー背面の2つの排水キャップを外して排水
- 排水し終わったらキャップを閉める
スラット
- 背面にある、HOTスイッチとCOLDスイッチを切る
- NORMALボタンを押して水を出し切る。
- 空になったウォーターボトルを取り出し、水気をキッチンペーパーで拭きとる
- 電源プラグをコンセントから抜く
フレシャスのサーバーから水抜きをするシチュエーション
ウォーターサーバーの水抜きは、日常的に行わなう作業ではありません。
そのため、「どんな時に水抜きをするのか?」と疑問を感じる人もいるでしょう。
そこでここからは、サーバーの水抜きをするケースを紹介していきます。
- 引越しする時
- ウォーターサーバーを解約する時
- ウォーターサーバー交換時
- 旅行などでウォーターサーバーを長期間使わない時
引越しする時
水抜きを行う一つ目のシチュエーションは、引っ越しをする際です。
引っ越し先で継続して使う場合、ウォーターサーバーを運ばなければならないため、水抜きをしなければなりません。
水がサーバー内に残っている状況で運搬すると、ふとした衝撃で水が漏れてしまうことも。
引っ越しでサーバーを運搬する場合には必ず水抜きをしておきましょう。
住所変更の手続きを済ませておく
引っ越し先でも継続してフレシャスのサーバーを使用する場合は、あらかじめ引越し先が配送エリアに対応しているか確認しておきましょう。
地域によっては配送エリア外の地域もあるため、要注意です。
また、引越し先の住所を伝えて、住所変更の手続きも済ませておきましょう。
住所変更をしないと、水が旧住所に届いてしまい、新しい家に水が配送されなくなります。
住所変更手続きは、フレシャスの公式ホームページから手続きができるため、速やかに済ませておきましょう。
ウォーターサーバーを運ぶ際はは45度以上傾けない
引っ越しの際に配送業者を使わない場合は、ウォーターサーバーの正しい運搬方法を理解しておかなければなりません。
サーバーを運ぶ際の注意点は、45度以上傾けないということ。
45度以上傾けてしまうと、サーバー内部に水が漏れてしまい、故障に繋がります。
また、壁にぶつけたり床に落としたりして衝撃を加えると簡単に故障や破損に繋がるため、十分に気をつけましょう。
ウォーターサーバーを解約する時
水抜きを行う二つ目のシチュエーションは解約をする際です。
ウォーターサーバーを解約すると、メーカーに返却しなければならないため、配送業者に運んでもらわなければなりません。
そのため、水抜きを行うのです。
また、回収日時までにサーバ-を返却しないと余計な費用がかかってしまうため、注意しておきましょう。
期間を満了していない状況で解約すると違約金がかかるため要注意
フレシャスでは契約期間が定められており、その期間を満了せずに解約すると違約金が発生します。
解約金と解約にかかる金額は下記の通り。
契約期間 | 違約金 |
---|---|
申し込みから9か月未満 | 16.200円 |
9か月以上~2年未満 | 9.720円 |
かなり高額な違約金が発生するため、解約するタイミングは十分に気をつけましょう。
ウォーターサーバー交換時
水抜きを行う三つ目のシチュエーションは解約をする際です。
フレシャスでは5.000円の料金を支払えば、新しいサーバーと交換できます。
交換する際に今まで使っていたサーバーをメーカーに返却しなければなりません。
そのため、ウォーターサーバーの水抜きを行う必要があります。
旅行などでウォーターサーバーを長期間使わない時
長期間ウォーターサーバーを使わないことが分かっている時も、水抜きをしておく必要があります。
例えば旅行などで数週間家を空ける時等ですね。
電源を切っておけばいいのでは?と考える人もいるかもしれませんが、それではボトルと注水口に溜まった水に菌が繁殖し腐敗してしまう危険があります。
長期間利用しない場合は必ず水抜きをして電源を落とし、再び使用する時に電源とボトルを入れなおしましょう。
フレシャスの水抜きに失敗しないためのポイント4選
ウォーターサーバーの水抜きを行う際に、気をつけておくポイントは4つ。
- 水が勢いよく出てくるため大きめのバケツを用意する
- 温水でやけどをする可能性があるため注意
- 差し込み口や給水口は清潔に保つ
- 水抜きを忘れたときはフレシャスに相談しよう
水が勢いよく出てくるため大きめのバケツを用意する
ウォーターサーバーから排水する際、2Lくらいの水がでてくるため、小さいバケツやボウルなどで受けると水がこぼれてしまいます。
辺りが水浸しになり、家具や家電が濡れたり、二次災害に繋がったりすることも。
そのため、水を受けるバケツは大きめの物を用意しておきましょう。
温水でやけどをする可能性があるため注意
サーバーのコンセントを抜き、電源を落としてからすぐにタンク内の水を排水すると、熱湯が出てきます。
かなり勢いよく水が出てくるため、熱湯が体にかかってしまいやけどをする恐れも。
サーバー内の温水の温度を下げるためにも、電源を抜いてから3~4時間以上は放置してお湯を冷ましましょう。
差し込み口や給水口は清潔に保つ
サーバーの水抜きを行った後は、差し込み口や給水口を清潔に保ちましょう。
これらの部分は、新しい水を給水する際に最初に接触する場所です。
雑菌やゴミが混入しないように清潔に保ってください。
ラップなどを用いて部分を覆うことで、細菌の侵入を防げます。
空気に触れず、常に清潔な状態が維持できるでしょう。
水抜きを忘れたときはフレシャスに相談しよう
サーバーの水抜きを忘れてしまった場合、フレシャスのサポートセンターに相談しましょう。
専門のスタッフが対応してくれますので、指示に従ってください。
ただし、解約やサーバーの交換前に水抜きできなかったときは、スケジュールの変更を求められる場合があります。
水抜きはフレシャスを安全に、そして長持ちさせるために重要な手順です。
必要な場面では、忘れずに行いましょう。
フレシャスの水抜きをしないとどうなる?
フレシャスを利用する際には水抜きの手順を忘れてはいけません。
水抜きしないことで、予想外の問題が生じることもあります。
- ウォーターパックに水が残っていると水漏れの原因に
- サーバー内の水が腐ってしまう
- 運ぶときにウォーターサーバーが重いままになる
具体的にどんな問題が起こるのか解説します。
ウォーターパックに水が残っていると水漏れの原因に
サーバーに取り付けているウォーターパック内に水が残っていると、運搬する際に水漏れを起こします
思わぬ事故や故障に繋がる可能性があるため、パック内に水が残っていないか確認しておきましょう。
サーバー内の水が腐ってしまう
ウォーターサーバーから水を完全に抜かない場合、内部の水が腐ってしまう可能性があります。
ウォーターサーバーの内部は湿度が高く、温度が一定ではありません。
電源が入っていないと、雑菌の繁殖に適した環境となってしまいます。
腐った水を飲むと、健康に大きな悪影響があるでしょう。
とくに湿度や気温の高い季節は、とても危険です。
水抜きを行うことで、このリスクを大幅に減らすことができます。
運ぶときにウォーターサーバーが重いままになる
サーバー内部に水が残っていると、移動させる際にその分の重さが増えてしまいます。
水抜きをしないと移動時2手間がかかり、運ぶときも力がいるでしょう。
サーバー自体に負荷を与える状況は、長期的には故障の原因にもなり得ます。
水抜きを行うことで、サーバーの適切な管理と保守が可能です。
フレシャスから水抜きしたあとの活用方法
フレシャスの水抜きを行った後の水は、無駄に捨ててしまうのはもったいないですよね。
以下の、水抜きした後の活用法をいくつかご紹介します。
- 水は24時間以内なら飲める
- 植物の水やり
- 洗濯や掃除に使う
水は24時間以内なら飲める
フレシャスの給水口から抜いた水は、早めに消費することをおすすめします。
電源を落としてから24時間以内であれば、飲料水として楽しむことは問題ありません。
ただし、この水はウォーターサーバーから一旦取り出された後のため、消毒が十分に行われていません。
空気に触れた状態が長く続くと、雑菌が繁殖しやすくなります。
そのため、早めに飲みきることで、安全性の高い水が楽しめるでしょう。
植物の水やり
フレシャスから抜いた水は、植物の水やりにも利用可能です。
水道水に含まれる塩素は植物にとってはストレスになりますが、フレシャスの水は無塩素です。
植物に優しい水が与えられますね。
とくに、室内で育てている植物には最適で、植物の成長を助けます。
抜いた水はただ捨てるだけではもったいないので、有効活用してください。
洗濯や掃除に使う
フレシャスから抜いた水は、洗濯や掃除にも使用できます。
バケツや洗濯機に入れて、利用しましょう。
塩素が含まれていないため、布の色落ちを引き起こすリスクが減ります。
トイレのタンクに入れれば、水道代の節約にもなりますね。
フレシャスの水抜きに関するQ&A
ウォーターサーバー「フレシャス」の水抜きについて、以下の疑問と解消法をまとめました。
紹介するのは下記です。
- 機種によって水抜き方法は違いますか?
- サーバーの電源を抜いてから水抜きするまでに時間をおくのはなぜですか?
- 同じ部屋内の移動でも水抜きは必要?
- フレシャスの水抜きはどれくらいの時間がかかる?
- 水抜きした後のフレシャスの保管方法は?
機種によって水抜き方法は違いますか?
違います。
同じフレシャスのウォーターサーバーでも、機種ごとに設計が異なりますよ。
まずはお使いの機種を確認し、それに対応した水抜き方法を参考にしてください。
サーバーの電源を抜いてから水抜きするまでに時間をおくのはなぜですか?
ウォーターサーバーの電源を抜いてすぐは温水の温度が高いため、すぐに水抜きを始めると火傷の危険があります。
そのため電源を切ってから3時間ほど放置して、温水が覚めるのを待ってください。
同じ部屋内の移動でも水抜きは必要?
フレシャスを移動するときは、距離が近くても水抜きをしましょう。
同じ部屋内であっても、動かすときには水を抜いてください。
水抜きをしないと、サーバー内に溜まった水によって本体が重くなります。
移動時に手間がかかるだけでなく、サーバー自体にも負荷をかけてしまうでしょう。
また、万が一の転倒時に、水がこぼれて床が濡れるといった事故を防ぐためにも水抜きは重要です。
ウォーターサーバーを移動する場面では、必ず水抜きを行いましょう。
フレシャスの水抜きはどれくらいの時間がかかる?
フレシャスの水抜きにかかる時間は、概ね3〜4時間程度と考えてよいでしょう。
サーバーの機種や水の量にもよりますが、本体から熱がなくなるまで時間がかかります。
本体から水を抜く作業自体は簡単ですが、保温や加熱機能が冷えるのを待たなくてはいけません。
水抜きは急ぎの画面ではなく、時間に余裕のあるときに行うことをおすすめします。
水抜きした後のフレシャスの保管方法は?
水抜きをした後のフレシャスは、出来るだけ直射日光の当たらない、涼しく乾燥した場所に保管してください。
サーバーの口元を清潔に保つため、ラップをして保管しましょう。
さらに、次回使用するまでの間にコンセントを抜くことで、節電にもつながります。
フレシャスの正しい保管方法を守れば、次に使うときも安心して利用できます。
フレシャスの水抜きは慎重に正しく行おう!
水抜きをする際は下記の3点に気をつけましょう。
- 大きめのバケツを用意しておく
- 電源を切ってから3~4時間放置する
- サーバー内に水が残っていないか確認する
正しく水抜きを行わないと、水漏れや故障などに繋がる恐れも。
そのような状況に陥らない様、正しく慎重に水抜きを行ってくださいね。