「赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーを使うのはだめ?」
「赤ちゃんにウォーターサーバーの水を与えるのはいいのか?」
赤ちゃんは体が未熟で臓器が成長しきっていないため、与えるものには細心の注意を払わなければなりません。
中でも赤ちゃんが口にする機会の多いミルクは、成分や品質、衛生状態には気をつけたいところ。
そんなミルクは、ウォーターサーバーの水で作ってもいいのでしょうか?
この記事で詳しく説明していきます。
この記事でわかること
- ウォーターサーバーでミルクを作っても良いのか
- ミルク作りの注意点
- ミルク作りに向いているサーバー
ウォーターサーバーでミルク作りをしてもOK
この記事の結論から伝えると、ウォーターサーバーの水で赤ちゃんのミルクを作ってもOKです。
ウォーターサーバーはミネラル分が少ない軟水が使われており、ミルクの成分バランスを崩さないので、安心して赤ちゃんのミルク作りに活用できます。
ボタン1つでお湯が出てくるので、やかんやケトルなどでお湯を沸かすよりも時短につながります。
ミルクを欲している赤ちゃんを待たせずに済むので、赤ちゃん・親どちらの負担も軽減してくれるのです。
また、ウォーターサーバーが赤ちゃんのミルク作りに向いている2つの理由があります。
いつでも衛生的な水を楽しめる
ウォーターサーバーで使われている水は、厳格に定められた工場内で、殺菌・加工が行われています。
そのため、他の水に比べて非常に安全性が高く衛生的な水を楽しめるのです。
内部クリーニング機能を搭載しているサーバーであれば、サーバー内部の衛生状態も保たれるため、さらに安心して利用できます。
ミルク作りの時短に繋がる
水道水を使って調乳するときには、多く見積もって20分(煮沸15分+冷まし5分)もの時間がかかってしまいます。
一方、80~90℃の温水がすぐに出てくるウォーターサーバーを使った場合、沸騰した水道水よりも冷ます時間が短くなります。
また、有害物を除去するために煮沸する必要もありません
ウォーターサーバーを利用することで、お湯を沸かしたり湯冷まししたりする手間を省けるので、ミルク作りの時短につながるのです。
ウォーターサーバーを利用したミルクの作り方
ウォーターサーバーを使用して赤ちゃんのミルクを作る場合は、厚生労働省が発表した2つのガイドラインを守って作る必要があります。
- ミルク作りに使うお湯は70℃以上を保つ
- 調乳後2時間以内に使用しなかったミルクは破棄する
出典:乳児用調製粉乳の 安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて
2つの点を必ず守ったうえで、ウォーターサーバーでのミルク作りの方法を紹介していきます。
哺乳瓶に温水を入れる
まずは哺乳瓶に温水(70℃以上)を入れましょう。
ウォーターサーバーから出てくる温水は80℃~90℃くらいなので、温水をそのまま入れるだけでOKです。
粉ミルクを入れて良く振って溶かす
お湯を入れた哺乳瓶に粉ミルクを入れて、お湯に溶けるまで哺乳瓶を振ります。
良く振って溶かさないと、粉ミルクが溶けないまま下に沈殿してしまうので、赤ちゃんののどに負担がかかります。
また、哺乳瓶を振る際には中のミルクがこぼれない様に、しっかりと蓋を閉めておきましょう。
お湯を入れた哺乳瓶に粉ミルクを入れて、お湯に溶けるまで哺乳瓶を振ります。
良く振って溶かさないと、粉ミルクが溶けないまま下に沈殿してしまうので、赤ちゃんののどに負担がかかります。
また、哺乳瓶を振る際には中のミルクがこぼれない様に、しっかりと蓋を閉めておきましょう。
哺乳瓶に冷水をあてて冷ます
粉ミルクが完全に溶けきったら、飲める温度になるまで流水で冷ましましょう。
赤ちゃんが飲める温度まで冷まさないと、やけどにつながってしまう可能性があり、非常に危険です。
人肌位が赤ちゃんが安心して飲める適切な温度です。
赤ちゃんのミルク作りにピッタリなウォーターサーバーの選び方
ウォーターサーバーによって、搭載している機能に違いがあるため、ミルク作りに向き・不向きな機種があります。
赤ちゃんのミルク作りに適しているウォーターサーバーには4つの特徴があります。
- 70℃~75℃にお湯の温度を調整できる
- クリーニング機能が搭載されているか
- ボトル交換がしやすいか
- チャイルド機能が搭載されているか
それぞれの特徴を理解してから、ウォーターサーバーを選びましょう。
70℃~75℃にお湯の温度を調整できる
ミルク作りに適している温度は70℃前後なので、ウォーターサーバーの温水を70℃に調節できれば、お湯を冷ます手間がかからず便利です。
サーバーによっては、温度調節機能を搭載してたり、エコモードにすることで温水を70℃に保てるサーバーがあります。
温度調節機能やエコモードが搭載されているか、チェックしておきましょう。
クリーニング機能が搭載されているか
臓器が未熟な赤ちゃんに飲ませる水は、衛生面に気をつけたいポイント。
ウォーターサーバーごとに、独自のクリーニング機能を搭載しており、サーバー内部をキレイにする工夫が施されています。
一般的なクリーニング機能は温水を循環させるタイプで、中にはUVライトを照射して除菌するサーバーもあります。
ウォーターサーバーを使用していく中で、目に見えない汚れが溜まっていくので、衛生面が気になる人はクリーニング機能を搭載している機種を選びましょう。
ボトル交換がしやすいか
子育てをしていく中で両手がふさがっていたり、赤ちゃんを抱いていないと池なかったりするケースも多いです。
そんな時に、ウォーターサーバーのボトルを交換するとなると、とても負担が大きくて手間になります。
ウォーターサーバーのボトル交換は毎月しなければならないので、なるべく簡単にボトル交換ができる機種を選びましょう。
ボトル交換のしやすいサーバーの特徴は、ボトル差し込み口が下についている・ボトル容量が少なくて軽い、の2点です。
チャイルド機能が搭載されているか
小さい子どもがいる家庭でウォーターサーバーを使うのであれば、チャイルドロック機能は必須です。
こどもがウォーターサーバーにいたずらをした際に、お湯や水が出てくるのを防げます。
チャイルドロックには様々なタイプがありますが、なるべくロック解除が難しいサーバーがおすすめです。
ミルク作りに適しているおすすめのウォーターサーバー
ミルク作りに適しているウォーターサーバーを2つ紹介していきます・
- コスモウォーター/スマートプラス
- フレシャス/スラット
各サーバーの特徴を紹介していきます。
コスモウォーター/スマートプラス
コスモウォーターのスマートプラスは、ボトルが下置きで専用のバスケットに入れ、スライドさせるだけで簡単にボトル交換ができます。
チャイルドロックも「常時ロック」「常時フリー」「ボタンを押したときのみ作動」の3段階で切り替えが可能。
使用用途や子どもの成長に合わせて、チャイルドロックを調節できます。
また、コスモウォーター独自の技術でタンク内に空気中の雑菌の侵入を防ぐWクリーン機能搭載しています。
あらゆる面で子育てに役立つ高性能なウォーターサーバーです。
フレシャス/スラット
フレシャススラットはボトルが9.3Lの軽量ボトルを採用しており、サーバーの足元で交換できるので、ボトル交換が簡単にできます。
給水ボタンとチャイルドロックの解除ボタンがサーバーの上部にあり、子どもの手が届きにくいので、成長盛りの子どもがいても安全に利用可能。
また、エコ機能を搭載しており、ミルクに最適な70℃前後のお湯がボタン一つで出てきます。
ウォーターサーバーは離乳食作りにもぴったり
ウォーターサーバーは、ミルク作りにはもちろん、離乳食作りにも利用できます。
お湯や水が必要な時にウォーターサーバーがあれば、さっと用意できるのでとても便利です。
赤ちゃんを待たせずにご飯を与えられるので、親子どちらの負担も軽減できます。
ウォーターサーバーを活用して子育ての負担を減らそう!
ウォーターサーバーがあれば、ミルク作りにはもちろん、飲料水や離乳食作りなど幅広く活用できます。
子育ての負担を軽減できるため、子育て中・これから子育てをする人のどちらにも非常におすすめ。
この記事のポイントは下記の通りです。
この記事のまとめ
- ウォーターサーバーでミルクを作っても問題ない
- ウォーターサーバーがあれば子育ての負担を軽減できる
- 子育てに向いているサーバー・向いていないサーバーがある
ウォーターサーバーのを活用して、子育ての負担を減らしましょう!