[2020版]水道水を本当に安全に飲める国は9ヶ国!海外の水について覚えておきたいポイント

[2020版]水道水を本当に安全に飲める国は9ヶ国!海外の水について覚えておきたいポイント

海外で、水道水を安全に利用できる国はかなり限られています。

日本人からすると、創造と少しギャップがあるかもしれません。しかしこれが現状。

したがって、もし海外に行く用事があるなら、海外の水道水の問題は知っておかなければなりません。

今回は、水道水を安全に利用できる国はどこなのか、また海外での水との付き合い方やポイントを解説します。

さらに、販売しているミネラルウォーターの値段まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

世界で水道水を安全に飲める国は9ヶ国?!

2018年国土交通省の調査によると、世界で安全に水道水を利用できる国は、9ヶ国と2都市のみであることが分かりました。

また、水道水を利用できるが注意が必要な国として21ヶ国を挙げました。

世界には約200の国がありますが、水道水を安全に利用できる国はコレだけ!

まだまだ水道整備は整っていない状況ですし、これから先もそう簡単には改善しないでしょう。

しかし近年、アフリカでは水道水の改善に力を入れていて、安心して飲める国も出てきています。

将来的には、世界中どこでも水道水を安心して飲める日が来るかもしれませんね。

水道水のpHはどのくらい?飲料水に適したpHとは?

水道水を安心して利用できる国はどこの国?

水道水を安心して利用できる国はどこなのでしょうか。

国土交通省の調査をもとに、

  • 水道水をそのまま飲める国
  • 水道水をそのまま飲めるが、注意が必要な国

の2つに分けて、地域ごとに解説していきます。

引用:国土交通省

アジア

アジアの国で、水道水を飲める国は日本とアラブ首長国連邦(UAE)です。

やはり日本の水道水は世界最高峰!

まだまだ水道整備の難しいアジアで、これほどのクオリティを保つのは凄まじいものです。

また最近では、アラブ首長国連邦でも水道水を利用できる模様。

しかし、まだ日本人にとっては完全に安心とは言い難いですね。

日本人は普段、非常に水質の良いものを利用しているので、海外の水は体に合わないことが多い。

もしアラブ首長国連邦に行く際は、万一に備えて、ミネラルウォーターを購入するのも良いと言えますね。

ヨーロッパ

ヨーロッパでは、そのまま安心して飲める国が7ヶ国、注意が必要な国が11ヶ国あります。

そのまま飲める国

  • アイスランド
  • アイルランド
  • ノルウェー
  • フィンランド
  • ドイツ
  • オーストリア
  • スロベニア
  • ストックホルム(スウェーデン)

そのまま飲めるが注意が必要な国

  • スペイン
  • イギリス
  • スイス
  • クロアチア
  • デンマーク
  • フランス
  • イタリア
  • ハンガリー
  • セルビア
  • アンドラ
  • スウェーデン(ストックホルムなどの都市部以外)

世界的に見て、ヨーロッパの水道整備は一番整っています。

理由としては、国土が狭くお金もあるので、インフラの整備が比較的容易に行えること。

また、観光地であったり、スポーツが盛んであったりするので、水に対しての意識は高いです。

特に、自然豊かなアイスランドは、世界で最も水道水の質が高いと言えます。

またスウェーデンは、ストックホルムなどの都市部においては、安全に水道水を利用できますが、

それ以外の地域になると、まだまだ水道水に注意が必要です。

オセアニア

オセアニア地域の2か国では、シドニー(オーストラリア)とオーストラリア・ニュージーランドが飲用できます。

オーストラリアの首都シドニーでは、水道水のクオリティが非常に高いものの、シドニーを除く地域では注意が必要です。

安全に水を利用したいなら、購入する方が一般的。

とは言いつつも、シドニーで販売しているミネラルウォーターはめっちゃ高いです。

ペットボトル1本約400円で販売しています。

日本人からすると、ちょっと考えにくい値段ですよね。

実はオーストラリアは近年、水不足に悩まされており、水の価値が高くなっている模様。

ちょっと高いですが、水質はかなり良いので、買ってみるのもオススメです。

アフリカ

アフリカでは、水道水をそのまま飲める国は1ヶ国、飲めるが注意が必要な国は4ヶ国です。

そのまま飲める国は南アフリカ共和国のみ。

飲めるものの注意が必要な国は下記の4国です。

  • レソト
  • ボツワナ
  • ナミビア
  • モロッコ

想像より、アフリカの水道事情も良くなっています。

驚いた方もいるのではないでしょうか。

ただし、完全に安心して利用できる国は南アフリカ共和国のみ。

そのほかの国に行くなら、ミネラルウォーターを購入するのがオススメです。

また、水を販売していない地域もあるので、行くときは必ず下調べをしましょう。

北アメリカ

残念ながら、北アメリカには、そのまま安全に飲める国はありません。

しかし、そのまま飲めるが注意が必要な国は3ヶ国ありました。

  • ニカラグア
  • コスタリカ
  • パナマ

いずれも中央アメリカに位置する国。

海に面している国々なので、水源にも困らず水道整備ができているのです。

また、実はアメリカやカナダでも、安心して水道水を利用できる地域はない模様。

アメリカのニューヨークやロサンゼルスでも、安心できる水道水は出ていないので、現地ではミネラルウォーターを購入するのが一般的です。

南アメリカに安心して水道水を利用できる国はない

残念ながら、南アメリカ地域に、水道水を利用できる国はありませんでした。

スポーツが盛んな地域ではありますが、水道に対しての意識は低め。

現地では、ミネラルウォーターを購入するのが一般的です。価格も安いので。

また、ブラジルでは、公衆トイレのウォシュレットにお金がかかる場合もあります。

国ごとの水への認識は違うようで、知ってみると面白いですよね。

水道水を安全に利用できる国は15ヶ国ではない

水道水を安全に利用できる国は15ヶ国、と聞いたことがあるかもしれません。

しかし実際には、これは過去の調査によるものです。

2004年の国土交通省の調査によると、水道水を安全に飲める国は15ヶ国となっています。

2018年の国土交通省の調査では、安心安全な国が9ヶ国、注意が必要な国は21ヶ国、
とされているので、より最新の調査を信用しましょう。

ちなみに、15ヶ国から9ヶ国に減ったときにはじかれた国々は、以下の6つです。

  • アラブ首長国連邦
  • クロアチア
  • ニュージーランド
  • カナダ
  • レソト
  • モザンビーク

モザンビーク・カナダは以前、水道水の飲める国とされていましたが、最新の調査では飲めないと判断されました。

モザンビーク・カナダ以外は、水道水をそのまま飲めるが注意が必要な国とされました。

米疾病気管理予防センターによると、水道水の安全な国はまだある

米疾病気管理予防センター(アメリカ 感染症対策の総合研究所)によると、水道水の安全な国はもう少しあるようです。

国土交通省の見解を違うのは、審査基準が違うからです。

米疾病気管理予防センターは、病気的観点から見て水道水の安全な国を判断。

たいして、国土交通省は、日本人にとって安全でおいしく飲めることを基準にしています。

したがって、基準が違うので、水道水の安全な国の見解が違うのです。

日本人が旅行などで海外へ行く際は、国土交通省の見解を信用するのがオススメ!

“日本人にとって”を基準にしてくれているからです。

こんな風に、水道水の安全な国の数には、諸説あるのです。

なぜ水道水の安全性について諸説あるのか

水道水の安全性について、なぜ色んな説があるのでしょうか。

理由は以下3つです。

  • 調査隊によって、基準が違うから
  • 現地の人と日本人では、体のつくりが違うから
  • 広すぎて調査しきれないから

調査隊によって基準が違うから

今回の記事では、国土交通省と米疾病気管理予防センターの調査について触れました。

この2つの調査隊では、審査の基準が違います。

国土交通省は、日本人にとって安全でおいしい水道水を扱っている国を。

米疾病気管理予防センターでは、病気的観点から見て、リスクのない水道水を扱っている国を。

審査の基準が違うので、水道水の安全な国の数が変わってきてしまうのです。

現地の人と日本人では、体のつくりが違うから

現地の人と日本人では、水への耐性が違います。

日本人は、とてもきれいな水道水を利用しているため、体がきれいな水に慣れてしまっています。

対して現地の方々は、普段から母国の水道水を利用しているので、飲み続けても身体に異常をきたすことは少ない。

したがって、現地の人が「私の母国の水道水は安全だ!」といっても、日本人にとっては安全でないことが多いのです。

このギャップにより、水道水の安全な国の数は上下してしまうのです。

広すぎて調査しきれないから

ご存知の通り、世界はめちゃめちゃ広いです。

それゆえ、広すぎて水道水の調査ができない国も出てきます。

例えば、オーストラリアではシドニーのみ、完全に安心してよい水道水を扱っていると言いましたが、

それ以外の地域でも自然はかなり豊か。

実は、きれいな水道水を扱っている地域がまだあるかもしれない。

こんな風に、各地域の水道水を調べるのはなかなか困難なことなのです。

よって、水道水の安全な国の数に色んな説が出てきてしまうのです。

水道水が安全できれいな国ランキング

世界で一番水道水の綺麗な国はどこなのでしょうか。

ランキングは以下のようになります。

1位 アイスランド
2位 オーストラリア
3位 日本
4位 スウェーデン(ストックホルム)
5位 フィンランド

1位 アイスランド

世界で一番水道水がきれいな国はアイスランドです。

アイスランドでは、ほとんどすべての場所で水道水をおいしく飲むことが可能。

自然豊かで、インフラ整備も最高!

特に、首都レイキャビクでは、世界一綺麗な天然水を水道で利用することができます。

また管理も徹底されているので、安全性も抜群!

観光地としても名所なので、ぜひ1度行ってみては?

2位 オーストラリア

第2位はオーストラリアです!

自然豊かなオーストラリアでは、国が定めた厳しい基準を通過した水のみ、国民の元に届きます。

水の美味しさも最高品質で国民の満足度が高いと言えます。

しかし近年、オーストラリアでは水不足が問題になっており、水の価値が上がってきています。

首都シドニーでは、ペットボトル1本400円で販売するなど、日本人には考えられえない値段ですが、

安全でおいしいことには間違いないので、買ってみるのもオススメです。

3位 日本

第3位は日本!

やはり日本の水道水は世界最高峰で、アジアでは唯一のランクインです。

都市部でも地方でもきれいでおいしい水を飲めるのが魅力の1つ。

世界に誇る技術力で、水質管理を徹底しています。

これからも安心して、水道水を利用していきましょう。

4位 スウェーデン(ストックホルム)

第4位はスウェーデン(ストックホルム)です!

首都圏のストックホルム周辺のランクインです。

こちらも自然豊かで、良質な地下水を豊富に採掘できる国!

また特徴として、ストックホルムの水道水にはカルキ臭がありません。

あのプールでおなじみの、鼻につんとくるあの匂いが全くないのです。

また軟水を扱っているので、日本人にとって最高の水を扱っていると言えます。

5位 フィンランド

第5位はフィンランド!

スウェーデン同様北欧の国で、インフラ整備が整っている国です。

水質は軟水で、水道水からミネラルウォーターが飲めるような感じ!

日本人にもオススメの水と言えます。

また、現地の人はマイボトルを用意していることが多いです。

ミネラルウォーターを購入するより、水道水で水を汲んだ方が、コスパが高いので。

日本の水が安全でおいしい理由

なぜ、水道普及の乏しいアジアで、日本はこれほどの水質を保てるのでしょうか。

理由は以下の2つです。

  • 国土面積が小さく、インフラ整備が比較的簡単だから
  • 約200種の水質検査を行う技術があるから

国土面積が小さく、インフラ整備が容易だから

日本は知っての通り、国土が狭いです。

そのため、水道などのインフラ整備が、他国に比べて容易にできます。

コストも時間も比較的かかりません。

他の国では、そう簡単にはいきません。

例えば、国土の大きいアメリカやロシアなどはどうでしょう。

水道を整備しようと思ったら、時間とコストがいくらあっても足りませんよね。

その点、日本は比較的容易に整備が行えるので、水質を保てる要因の1つといえます。

約200種の水質検査を行う技術があるから

日本の技術は何においても世界最高峰!

もちろん細菌などに対しても、水質検査の徹底ぶりは凄まじいです。

勤勉な日本人が編み出した、この技術があるからこそ、日本の水道水は高品質を保てるのです。

水道水を飲めない国がほとんどな理由

世界のほとんどの国では、水道水を安全に利用できません。

なぜ水道水の整備をできないのでしょうか。

理由は以下の2つです。

  • 国土が広いため、インフラ整備ができないから
  • 乾燥地帯で、水源を確保できないため

国土が広く、インフラ整備にコストと時間がかかるから

世界の国々は、日本と違って、国土の広い国も多いです。

国土の広い国は、水道を整備しようと思ったら、莫大なお金と時間がかかります。

アメリカやロシア、中国などで水道を整備しようとしたら、いったいどれくらいのお金と時間がかかるでしょうか。

国土の広い国は、インフラ整備には向いていません。

国土が小さくても、良いことって意外とあるんですよね。

乾燥地帯で水源が確保できないから

世界には、川が干ばつするほど乾燥している地域もあります。

特にアジアやアフリカに見られ、現実、水道整備がと整っている国は少ない。

こういった乾燥地域では、水源を確保することが難しく、水道水の整備に目を受けることはできないのです。

海外で水道水を利用する時の注意点とポイント

海外で水道水を使うとき、何に気をつけたらよいのでしょうか。

注意点とポイントは以下4点です。

  • 屋台料理には注意しよう
  • 歯磨きのとき、水道水を飲まないようにする
  • 煮沸消毒の方法を覚えておこう
  • 軟水よりも硬水である場合が多い

屋台料理には注意しよう

海外に行く際、屋台の料理には注意しましょう。

屋台の料理では、食材を水道水で洗うのが一般的。

それゆえ、水道水が安全なものでないと、料理も安心できるものではなくなります。

よく日本人が「海外の屋台料理でお腹を壊した」と言いますが、原因はコレです。

一番良いのは、屋台料理は食べないことですね。

美味しいかもしれませんが、リスクが高いです。

ちなみに、レストランなどの料理は安全なので、ご安心を。

歯磨きのとき、水道水を飲まないようにする

ホテルなどに泊まった時、水道水で歯磨きをしますよね。

このとき、安全でない水道水を飲んでしまうと、体調を崩す恐れがあります。

普通に歯磨きをしていれば、まず飲み込むことはないはずですが、念のため注意してください。

もし心配であれば、購入したミネラルウォーターを使って歯磨きするのも、アリですね。

煮沸消毒の方法を覚えておこう

海外の水道水を消毒するために、煮沸消毒という方法があります。

水道水の細菌を完全になくすために、浄水器で浄水し5分以上沸騰させます。

この方法を煮沸消毒と言いますが、浄水器を用意したり、加熱したりと、手間がかかります。

したがって、この手間をかけるくらいなら、ミネラルウォーターを購入するほうがオススメです。

そんなに高いものでもないし、旅行中にこんな手間かけたくないですしね。

軟水より硬水である場合が多い

海外の水道水は硬水である場合が多いです。

硬水とは、水の中にマグネシウムやカルシウムが多く含まれる水のことであり、

日本人からすると、少し違和感のある水なんです。

日本人は普段、軟水という舌触りの柔らかい水を利用しているので、海外の硬水には少し驚くはずです。

硬水が嫌であったり、水にこだわりがあったりする方は、やはりミネラルウォーターを購入するのが良いでしょう。

海外のミネラルウォーターの値段は?

海外のミネラルウォーターはいくらなのでしょうか。

結論、場所によります。

水の貴重性が高い地域では、値段も高くなります。

高い例と安い例を紹介します。

シドニーではペットボトル1本400円

オーストラリアの首都シドニーでは、ペットボトル1本400円で水を販売しています。

オーストラリアでは、水不足が問題になっており、水の貴重性が高い。

したがって、日本人には考えられない値段で水を販売しているのです。

シドニーの水道水の質は最高峰なので、購入するよりも水道水を利用した方が、コスパ高いです。

日本よりはるかに安い国もある

シドニーとは逆に、日本よりもはるかに安い値段で販売している国もあります。

例えば、物価の低いドバイなどでは、なんとペットボトル1本約22円!

他にも、水源が豊富であったりする国は、30円程度で販売しています!

普通のスーパーで売っているものなので、簡単に手に入りますし、水質も問題ありません。

国によって、値段はかなり上下するのです。

海外ボランティアをするなら

もし世界の水道事情を知って、ボランティア活動に興味を持っているなら、以下の3つの国をおすすめします。

  • カンボジア
  • ケニア
  • ネパール

いずれも途上国中心のアフリカ地域。

水道や井戸などの整備もまだまだ不十分です。

これらの3国は、ボランティアを募集していることも多いので、オススメです。

ボランティア活動は、自分の視野を広げることができるし、今まで気づけなかったことに気付ける素晴らしい経験。

この機会に、熱意をもって活動してみるのはどうでしょうか。

ぜひ、検討してみてください!

海外に行くときは下調べをしよう

もし何らかの用事で海外に行くなら、必ず下調べをしていきましょう。

水は人の生活とは切っても切り離せない関係。

行く先の水道事情を知っておくことは、旅の手助けにもなります。

あらためて、水道水を安全においしく飲める国を挙げておきます。

  • 日本
  • 南アフリカ共和国
  • アイスランド
  • アイルランド
  • ノルウェー
  • フィンランド
  • ドイツ
  • オーストリア
  • スロベニア
  • ストックホルム(スウェーデン)
  • シドニー(オーストリア)

これらの国では、安心して水道水を利用してよいです。

しかしこれらの国以外では、万が一に備えて、ミネラルウォーターの購入をおすすめします。

結局、安全に楽しめるのが一番だからです。

行く先の水道事情を調べ、しっかり把握してから出発するようにしましょう。