お茶はお湯を使って急須でお茶を作るのが一般的かもしれませんが、水で作る水出し緑茶では一味違った味わいを楽しめると注目が集まっています。
お湯を使用して作る緑茶と比べてもそこまで作り方も変わりませんし、普通の緑茶と比べて様々な効能を期待できます。
そこでこの記事では水出し緑茶の作り方や普通のお茶との違い・効能などを紹介していきます。
水出し緑茶と普通のお茶の違い一覧
水出し緑茶 | お湯で作るお茶 | |
---|---|---|
使用する水 | 水(5℃前後) | お湯(70℃~90℃) |
できるまでの時間 | 1時間以上 | 5分 |
味わい | 甘みが強い | 苦みや渋みがある |
保存期間 | 冷蔵庫で1週間 | 1日 |
水出し緑茶の作り方
水出し緑茶はお湯で作ったお茶を冷やすのではなく、冷たい水から作ります。
水の温度が異なるだけで基本的には作り方は同じです。どの様に作るのか紹介していきます。
煎茶に水を入れるだけで作れる
水出し緑茶はお湯で淹れるお茶と同じで、煎茶の茶葉を利用して作ります。
量は水100mlに対して3g程度。お茶用のティーパックや茶こしを利用すれば手軽に作れます。
お湯と違って水は抽出するのに時間がかかるため、冷蔵庫に入れて1時間ほど抽出が終わるまで保管しておきましょう。
量をたくさん作る際には茶葉が多い分、抽出するのに時間がかかるため、3時間以上は放置する必要があります。
また、夏場の暑い時期は氷を入れて作るとキンキンに冷えたお茶を楽しめます。しかし、その分味が薄くなってしまうため、茶葉の量を多めにしておきましょう。
緑茶だけではなくウーロン茶や紅茶でも水出しが作れる
水出しは緑茶だけではなく、ウーロン茶や紅茶の茶葉でも作れます。
抽出時間は茶葉によって異なるため、様子を見ながら好みの濃さに仕上げましょう。
水出し緑茶を美味しく作る2つのポイント
水出し緑茶を美味しく作る際に大切なポイントは、水・茶葉の2点です。
それぞれどのような点に気を付ければ良いのか紹介していきます。
水にこだわる
水出し緑茶に使用する水は硬度が低く、ミネラル成分の少ない軟水がおすすめです。
硬水にはマグネシウムやアルカリ成分が含まれており、緑茶の成分であるカフェインやカテキンと結びついてしまい、茶葉の抽出を邪魔してしまいます。
そのため、ミネラル成分が少ない軟水を使用することによって、茶葉の成分を上手く抽出でき美味しい緑茶を作れます。
緑茶のうま味、渋み、苦みがバランスよく味わえます。
しかし、日本で販売されているペットボトルの水や水道水は基本的に軟水なので、そこまで気にしなくてもOKです。
ただ、水道水には塩素やカルキが含まれているため、利用する際には注意しましょう。
水道水を使う場合は一度煮沸して塩素を取り除く
日本の水道水にはカルキや塩素が含まれているため、水道水独特の味わいや臭いがあります。
そのため、水道水を使って作る場合は、5分程度煮沸させてカルキ抜きをして冷ましてから使う様にしましょう。
沸騰させるのが面倒な場合は水道の水を5時間ほど汲み置きするのでもOKです。
茶葉にこだわる
使用する茶葉は高級な深蒸しのものにするとコクやうまみをダイレクトに味わうことができます。
高ければ高いほど美味しいという訳でもありませんが、安いよりは高い方がおいしいお茶が作れます。
中には、水出し緑茶様に細かく粉砕されている茶葉もあるので、自分の好みに合いそうな茶葉を見つけてみましょう。
水出しで緑茶を作るメリット
ここからはお湯ではなく水出しで緑茶を作るメリットを紹介していきます。
甘みとうまみがアップする
緑茶に含まれているカテキンやカフェインは、高温に溶けやすい性質があるため、お湯で抽出すると多く抽出されます。
そのため、お湯で淹れるお茶には渋みや苦みが強いのです。対して、低温で作るとカテキンやカフェインの抽出が最小限になります。
うまみ成分であるテアニンが豊富に抽出されるため、甘みやうまみがアップするのです。
ビタミンCがアップする
緑茶に含まれていうビタミンCは熱に弱いため、熱いお湯で作ると、抽出する段階で成分バランスが崩れてしまいます。
対して水出しで作ることによって、ビタミンの成分バランスが崩れないため、ビタミンCが豊富に含まれているお茶を楽しめます。
ビタミンCは活性酸素を除去する抗酸化作用があり、美容や健康に気を使っている人にピッタリです。
免疫力がアップする
お茶に含まれているカテキンは下記の4つ。
- エピガロカテキンガレート
- エピカテキン
- エピカテキンガレート
- エピガロカテキン
水出しでしか抽出されない成分である『エピガロカテキン』は、さまざまなウイルスから体を守る働きがあると言われています。
特に夏場は体力の消耗により、免疫力がなくなってしまうため、ウイルスへの抵抗力が低下することに。
エピガロカテキンは免疫機能の活性化・動脈硬化などへの効果が期待できるため、夏場にとてもおすすめです。
水出し緑茶を作る際にはウォーターサーバーがあると便利
水出し緑茶を家庭で作る場合、ウォーターサーバーを使うと非常に便利で安全です。
衛生状態の保たれている水がコック一捻りで利用でき、冷却されているため、水出し緑茶の成分を発揮できます。
興味がある人に向けておすすめのウォーターサーバーを3種類紹介していきますね。
おすすめ①:ウォータースタンド
ウォータースタンドは家庭の水道につなげて利用する水道直結型のウォーターサーバーです。
定額料金でキレイで美味しい水を好きなだけ利用できるため、水出し緑茶をたくさん作りたいと考えている人にもとてもおすすめ。
サーバーの種類も20を超えているため、自分に合ったサーバーを見つける楽しみもあります。
おすすめ②:アルピナウォーター
アルピナウォーターは12ℓあたり1,080円の業界最安値で利用できるリーズナブルさが特徴。なるべく月額料金を抑えて利用したいと考えている人にとてもおすすめです。
ミネラルをはじめとした成分をほとんど含んでいないため、水出し緑茶で利用しても、茶葉のうまみを最大限に発揮できます。
おすすめ③:クリクラ
クリクラはウォーターサーバー業界の中でもトップクラスの水質を誇るメーカーで、安全性の高い水を楽しめます。
1ヶ月関無料レンタルキャンペーンやクリクラママになろうキャンペーンなど、様々なキャンペーンが行われているのもポイント。
お得なキャンペーンを受けてサーバーを使いたいと考えている人にとてもおすすめです。
水出し緑茶で美味しいお茶を作って暑い夏を乗り切ろう!
水出し緑茶にはお湯を使用して作るお茶とは異なり、様々なメリットがあります。
水出し緑茶を作る際には、使用する水と茶葉にこだわって作ると美味しい水出し緑茶が楽しめます。
水に茶葉を入れるだけで手軽にできるので、気になっている人はぜ日この記事を参考にして作ってみてくださいね!