使わなくなったウォーターサーバーを解約する際には、多くの場合解約金や違約金がかかります。
決して安くはないお金ですから、できることなら払いたくありませんよね。
そこでこの記事では、ウォーターサーバーの解約金・違約金を払わないで済む方法について解説していきたいと思います。
ウォーターサーバーの解約を検討している方は是非目を通してみてください。
ウォーターサーバーの違約金・解約金の違い
違約金と解約金は同じニュアンスで使われていることも多いですが、厳密には意味合いが異なります。
違約金は、定められた利用期間を経過しないうちに解約する場合に発生します。
一方解約金は、契約期間に関わらず解約するのであれば必ずかかるお金の事です。
基本的に各メーカーは最低利用期間を設けており、その最低利用期間さえ達成すれば解約にお金はかかりません。
つまり多くの場合では「違約金」と表現するのが適切であると言えます。
ウォーターサーバーの解約金・違約金を払わないで済む方法
では早速、ウォーターサーバーの解約金・違約金を負担しなくて済む方法について解説していきます。
その方法とは下記の4点です。
- 最低利用期間までウォーターサーバーを使う
- 違約金・解約金のかからないウォーターサーバーを使う
- クーリングオフ制度を使う
- 他社の乗り換えキャンペーンを使う
最低利用期間までウォーターサーバーを使う
ウォーターサーバーの契約には、多くの場合1年から3年ほどの最低利用期間が設けられています。
そのメーカーごとに定められた最低利用期間さえ経過すれば、解約時に違約金はかかりません。
そのため解約を検討する際にはまず、契約時の書類を確認するかメーカーに問い合わせをし、最低利用期間と現在までのウォーターサーバーの利用期間を確認しましょう。
もし最低利用期間が2年で、現在1年10ヶ月利用中という場合、あと2ヶ月使えば違約金なしで解約できることになります。
これを知らずに早期解約してしまうと数千から数万円の違約金を取られてしまいますので、必ずチェックしましょう。
違約金・解約金のかからないウォーターサーバーを使う
お伝えしていたようにウォーターサーバーの契約には、多くの場合1年から3年ほどの最低利用期間が設けられています。
その最低利用期間が経過する前に解約すると、違約金が発生する仕組みになっています。
しかし中には、そもそも最低利用期間を設けていないメーカーもあるのです。
最低利用期間がなければどのタイミングで解約しても違約金がかからないため、早期解約の可能性がある方や、絶対に違約金を払いたくないという方におすすめです。
最低利用期間が設けられていないウォーターサーバーについては、この後の「違約金・解約金がお得になるおすすめのウォーターサーバー3選」の項目で具体的に紹介しています。
クーリングオフ制度を使う
クーリングオフというのは、一定期間であれば理由を問わず、購入者から一方的に申し込みの撤回または契約の解除をすることができる制度です。
例えば偶然話しかけられた販売員に促され、下調べしたり冷静によく考えたりする時間がないまま勢いで契約を結んでしまった時などは、クーリングオフ制度を利用することができます。
勧誘されて事はサーバーを契約したけど、やはり使わないので解約したいということもあるでしょう。
その際はただ解約すると早期解約による違約金が発生しますが、クーリングオフが使えれば契約そのものを無効にできるため違約金がかかりません。
ただしクーリングオフは、契約から8日以上経つと対象外となってしまいますので、早めの判断が必要です。
クーリングオフが使える購入方法
ウォーターサーバーの購入のパターンは主に下記の3種類。
- ホームページからの申し込み
- 電話での申し込み
- ショッピングモールなどで勧誘されての申し込み
この中だとクーリングオフ制度を利用できるのは「ショッピングモールなどで勧誘されたの申し込み」のみとなります。
ホームページや電話での申し込みは、地震で下調べをしたり冷静に考える時間が十分にあり、更には自分の意思で申し込みのアクションを行っていますね。
対して勧誘を受けての申し込みは、「今だけお得だから」というようにその場での急な判断を求められたり、販売員のからのプレッシャーに押し負けて半ば無理やり契約させられてしまうこともあります。
このような場合にクーリングオフ制度は適用することができ、8日以内であれば契約の解除を行うことができます。
他社の乗り換えキャンペーンを使う
ウォーターサーバーを扱う多くのメーカーは、他社から乗り換えて自社のウォーターサーバーに申し込んでくれるお客様に対して特典のあるキャンペーンを実施しています。
中には他社で発生する解約時の違約金分を、現金でキャッシュバックしてくれるメーカーも。
今お使いのウォーターサーバーに不満があって解約する方は、乗り換えキャンペーンがお得な他社サーバーに乗り換えすることで、違約金を実質無料にすることが可能です。
違約金・解約金で失敗しないウォーターサーバーの選び方
違約金・解約金関連のトラブルで悩まないためにも、ウォーターサーバー選びの段階から注目しておきたいポイントがあります。
失敗しないためのウォーターサーバーの選び方として、紹介するのは下記の2点です。
- 最低契約期間が無いor短いウォーターサーバーを選ぶ
- 口コミで評判のいいメーカーを選ぶ
最低契約期間が無いor短いウォーターサーバーを選ぶ
ウォーターサーバー解約時の違約金は、メーカーの定める最低利用期間を経過せずに解約することで発生します。
そのため最低利用期間がない、もしくは最低利用期間が短いメーカーを選ぶことで、早期解約しても違約金が発生しにくくなります。
口コミで評判のいいメーカーを選ぶ
ウォーターサーバーのメーカー選びは、メーカーのホームページを比較するだけではなかなか判断が難しいですよね。
どのメーカーも自信があるアピールポイントを前面に押し出していますから、どのウォーターサーバーも良くて決め切れなくなってしまいます。
しかし使ってみると操作方法が意外と難しかったり、搭載している機能を使いきれなかったり、予想以上にコストがかかってしまったりと「こんなはずではなかった…」というポイントが出てくるもの。
そうした不満が早期解約の要因となっていますので、契約前にウォーターサーバーの使い勝手や使用感はできるだけ把握しておきたいところです。
そこで役に立つのが口コミや評判。
気になっているウォーターサーバーを使ったことがあるユーザーの率直な感想を確認することで、契約前に使用感をイメージしやすくなります。
イメージ通りの納得のいく商品ご契約できれば早期解約をしなくて済みますから、違約金の発生を防ぐことにつながります。
ウォーターサーバーを解約してしまう理由
ウォーターサーバーが解約される際の主な理由としては下記の3点がよく挙げられます。
- 水漏れやにおいなどのトラブル
- 料金が高くて継続利用できない
- 定期配送の水を使い切れない
この3点に注目してウォーターサーバー選びをすることで、契約後に感じるギャップを軽減でき、早期解約を防ぐことにつながるでしょう。
水漏れやにおいなどのトラブル
ウォーターサーバーは機械ですので、やはり故障してしまうケースもあります。
確率的には少ないですが、もし自分の使っているサーバーが故障してしまったなら「このメーカーの商品は壊れやすいのでは?」と不安になってしまうでしょう。
またサーバーからにおいがして気になる、水ににおいがついている気がする、という声も見られます。
こういったトラブルは口コミなどを確認すると事例などを確認できますので、まだ契約前であれば口コミや評判を確認して、が多く報告されていないかをチェックしておきましょう。
料金が高くて継続利用できない
ウォーターサーバーを利用した後に、「契約前に想定していたよりも利用料が高いな…」と感じる人は多いです。
その理由は、僕の方が水代とサーバーレンタル代以外の費用を計算に入れていないためです。
ウォーターサーバーのランニングコストは、サーバーレンタル代以外にも、電気代や水の配送料なども含まれます。
これを計算せずにウォーターサーバーを使い始めることで、「思ったよりも出費が増えている」という状況が生まれてしまうのです。
定期配送の水を使いきれない
ウォーターサーバーの中には最低注文数の規定を設けているメーカーもあります。
例えば月2本以上は必ずボトルを注文する、というような具合ですね。
しかし一人暮らしの利用者や、仕事で家を空けることの多い形の場合、毎月定期配送で届く水の量に消費量が追いつかないこともあります。
結果として水を余らせてしまい、使い切れずに解約の判断をするかたもいるのです。
ウォーターサーバーの配送休止と解約の違い
ウォーターサーバーの水を余らせてしまうことで解約の判断をする方もいますが、ほとんどのメーカーには配送休止や配送スキップのサービスがあります。
配送休止中はサーバーのレンタル料などは通常通りかかりますが、ボトルは届かないため水代が発生しなくなります。
2ヶ月連続で配送スキップができないなど、メーカーごとのルールはありますが、この配送休止サービスをうまく使うことで、解約しなくても済む可能性がありますよ。
違約金・解約金がお得になるおすすめのウォーターサーバー3選
違約金・解約金がお得にすることができるおすすめのウォーターサーバーを転生して3つ紹介します。
- 【乗り換えキャンペーンが手厚い】プレミアムウォーター
- 【そもそも解約金が無い!】クリクラ
- 【最低契約期間が短い】マーキュロップ
【乗り換えキャンペーンが手厚い】プレミアムウォーター
プレミアムウォーターは他社からの乗り換えで、違約金を最大16,500円キャッシュバックしてくれるキャンペーンを開催中。
16,500円あればほとんどのメーカーでで発生する違約金を、実質無料にすることができるでしょう。
また家具メーカーとのコラボレーションによってサーバーデザインも非常に高いので、おしゃれなサーバーを探している人にもおすすめですよ。
ウォーターサーバーシェアNo.1の信頼できるメーカーなので、メーカー選びに失敗したくない方にピッタリです。
配送料 | 一部エリアを除き無料(北海道・青森・秋田・岩手・沖縄は220円/セット、石垣・宮古島エリアの場合715円/セット) |
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水代(12L) | 1,933円(税込) |
レンタル代 | 無料 |
電気代 | 約600円 |
ボトルの種類 | ワンウェイ式 |
水の種類 | 天然水 |
採水地 | 山梨県富士吉田 北アルプス 富士 南阿蘇 金城 |
【そもそも解約金が無い!】クリクラ
クリクラの水は良質のミネラルをバランス良く含んだ軟水。
逆浸透膜(RO膜)システムを採用しており、原水に含まれる不純物や雑味をしっかりと取り除いていますよ。
またサーバーレンタル料・入会金・宅配料・解約金が無料となっており、月々の支払いは利用するボトルの数のみです。
さらにクリクラは、業界で初めて厚生労働省よりHACCPシステム(総合衛生管理製造過程)の承認書を受領。
また日本宅配水協会に加盟しており、サーバーメンテナンスを年一回必ず実施するなど安全性に信頼が持てます。
配送料 | 無料 |
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水代【11.4ℓ】 | 1,460円(税込) |
レンタル代 | 無料 |
電気代 | 約900円~ |
ボトルの種類 | リターナブルボトル |
水の種類 | RO水 |
採水地 | ― |
【最低契約期間が短い】マーキュロップ
マーキュロップでは最低利用期間を6か月と定められています。
多くのメーカーは最低利用期間は少なくとも1年、長いと3年程に定めているのが一般的。
その中でも、6ヶ月という良心的な設定がされているのがマーキュロップなので、ウォーターサーバーお試ししてみたい、寒い時期だけウォーターサーバーを活用したいというような方にもおすすめです。
ただし、6ヶ月のうちにボトルの注文数が12本以上という条件もあり、この二つの条件を満たせば解約金が無料になります。
配送料 | 無料 |
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水代【12ℓ】 | 1,760円(税込) |
レンタル代 | 無料(安心サポート料:713円or1,100円) |
電気代 | 約900円~ |
ボトルの種類 | リターナブルボトル |
水の種類 | RO水 |
採水地 | 富士河口湖町 |
ウォーターサーバー解約後にすること
ウォーターサーバーの解約後にやらなければいけないことは意外とたくさんあります。
その時になって慌てないように、解約を検討している方はあらかじめ必要な作業について把握しておきましょう。
- 余ったボトルの処分
- ウォーターサーバーの水抜き
- ウォーターサーバーの梱包
余ったボトルの処分
ウォーターサーバーのボトルは使い捨てできるワンウェイボトルと、業者に回収させて再利用するリターナブルボトルがあります。
ウォーターサーバーの解約後は、ワンウェイボトルは自由に処分して構いませんが、リターナブルボトルは回収してもらうまで勝手に捨ててはいけません。
業者に連絡すれば水が入っている状態でも回収してくれますが、もったいないので出来れば使い切れるタイミングで解約するといいでしょう。
ウォーターサーバーの水抜き
取り付けたボトル内の水が無くなったとしても、ウォーターサーバーのタンクにはまだ水が溜まっています。
その水を出してからでないと、業者に運んでもらう際水漏れして故障の原因になってしまいます。
ほとんどの場合業者は水抜きをしてくれませんので、ウォーターサーバーを動かす前には必ず自分で水抜きを済ませておきましょう。
ウォーターサーバーの梱包
使わなくなったウォーターサーバーを業者に回収してもらう際、サーバー本体は梱包する必要があります。
ウォーターサーバーが届いた際梱包されていた箱に再度入れなおすことも多いですが、メーカーもしくは業者から梱包用の入れ物が配送されることもあります。
中には業者が梱包してくれることもありますが、対応はメーカーによって違うのであらかじめ確認しておくようにしましょう。
ウォーターサーバーの解約金・違約金は払わないでいいケースもある
ここまで、ウォーターサーバーの解約金・違約金を払わないで済む方法について解説しました。
メーカーによってはそもそも解約金がなかったり、乗り換えによって解約金を負担してくれるキャンペーンを開催していたりします。
払わなくていいお金を無駄に払ってしまわないように、違約金・解約金を払わないでいいケースについてよく理解しておきましょう。