みなさんはウォーターサーバーを選ぶ際、何を重視するでしょうか?
デザインやサイズ感も重要ですが、やはり安全面も重要な要素ですよね。
ウォーターサーバーには温水機能が付いている機種がほとんどのため、火傷の事故が多いのも事実です。
そのためメーカー側は火傷事故をできるだけ減らすためにチャイルドロック機能をつけていますが、中には解除が面倒だからロック機能はいらないという考えの方も。
そこで今回は、ウォーターサーバーにチャイルドロック機能の必要性について解説しますよ。
ウォーターサーバーの導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
また、チャイルドロック付きのウォーターサーバー探しで迷っている方には、業界でもトップクラスの知名度と信頼のある大手メーカー、プレミアムウォーターがおすすめです。
おすすめポイントや特徴を記事内で詳しく紹介していますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
チャイルドロック機能とは水が簡単に出ないようにする仕組み
ウォーターサーバーのチャイルドロック機能とは、コック部分にロックをかけて、簡単に水を出ないようにする仕組みの事です。
名前の通り、子供がいたずらで水やお湯をを出さないために搭載されています。
冷水では怪我はしなくても、温水が誤って体にかかってしまうと火傷の恐れがあるため、温水コックにロックをかけることが多いですね。
チャイルドロック機能の多くが解除するために2段階以上の手順が必要なため、子供には簡単に解除ができないようになっています。
チャイルドロック機能には大きく分けると以下の2つに分類されます。
- 物理的ロック
- 電子式ロック
順番に説明していきます。
物理的ロック
物理的ロックとは、解除するために物理的な動作が必要なロック機能です。
レバーを倒して水を出すタイプのウォーターサーバーに多く用いられています。
例を挙げると、コックを動かすためにレバーとなる2つのパーツの形を合わせる必要があるチャイルドロック機能などです。
電子式ロック
電子式ロックは最近増えてきているチャイルドロック機能です。
ボタンを押すだけで解除可能なため、複雑な動作が必要ありません。
「ボタンを押すだけなら子供にも解除ができるのでは?」と思った方、ご安心ください。
ほとんどの場合、子供が届かないような高い位置にボタンを配置していたり、長押しが必要だったりするため簡単には解除できない工夫がされています。
チャイルドロックは事故防止のために設置が義務付けられている
「正直大人しか使わないしチャイルドロックのないサーバーを契約したい…」と考えている皆さん。
実はチャイルドロックは事故防止のために設置が義務付けられているので、設置後外すことが出来ないのをご存じでしょうか。
昔ウォーターサーバーがリリースされた後、子どもが勝手に温水の給水ボタンを触ってしまい、やけどをしてしまう事例が相次いでしまった事件があります。
小さい子どもは好奇心が旺盛ですから、なんでも触って確かめてしまう癖があります。
そのため小さい子どもでは外せないようなしっかりとしたチャイルドロックの設置が義務付けられているのです。
しかし温水のみに設置されているので、冷水に関しては大人でも子供でも自由に使うことができます。
ウォーターサーバーのチャイルドロックは火傷防止のために必要
ウォーターサーバーで最も多い事故は火傷によるものです。
ウォーターサーバーの温水は80℃近くあり、沸騰すまではいかないまでも充分火傷してしまう温度。
子供がウォーターサーバーを見ていたずらしたくなってしまうことは多いため、チャイルドロック機能が付いていないとお子様のいる家庭ではかなり危険です。
温水コックがしっかり締まっておらず、軽くぶつかっただけで温水が出てしまう恐れもあるため、子供だけでなく大人も注意が必要ですよ。
火傷してしまってから後悔しても遅いですから、安全面に関しては注意しすぎるくらいが丁度いいでしょう。
ウォーターサーバーを契約する際は、チャイルドロック機能が付いているかどうかを必ずチェックし、出来れば火傷した時の適切な対処法も把握しておくことをおすすめします。
もしも火傷してしまったら流水で冷やす
もしもウォーターサーバーの温水で火傷をしてしまったら、すぐに流水で冷やす必要があります。
患部を直接冷やすのではなく、少し上の方から水を当てるようにしてください。
大体30分ほど痛みが引くまで流水で冷やし、それでも痛みが引かずに水膨れになってしまった場合は、すぐに病院に行くようにしましょう。
衣服の上から火傷をしてしまった際は、必ず衣服の上から流水で冷やしましょう。
チャイルドロック機能があっても火傷の可能性はある
チャイルドロック機能は火傷の防止のために重要ですが、それでも100%火傷を防げるわけではありません。
実際にロックをかけていたのに火傷してしまったという事例もいくつかあります。
原因は子供がたまたまチャイルドロック機能を解除してしまったから。
「チャイルドロック機能が付いていても火傷するならどうしたらいいんだろう。」と途方に暮れてしまいますよね。
そのような方のために、火傷を大幅に減らす方法を紹介していきます。
複雑なチャイルドロック機能が付いているウォーターサーバーを選ぶ
子供のいたずらでチャイルドロックを解除されないようにするためには、できるだけ複雑なロック機能がついたウォーターサーバーを選ぶのがおすすめです。
手順が少ないとまぐれで解除される危険性が高まるため、お子さんがいる家庭では以下のような、子どもにとって難しいチャイルドロック機能付きのウォーターサーバーを選ぶと良いでしょう。
- ボタンを長押しして解除
- 蛇口にピンを刺して解除
- 蛇口のコックを奥に押し込んで解除
1つずつ説明していきます。
ボタンを長押しして解除
まずはボタンを長押しして解除するタイプのチャイルドロック機能です。
複雑な構造ではないため、手入れがしやすいというメリットがあります。
ボタンを押すだけだから簡単に解除されてしまうのでは?と思うかもしれませんが、その心配はいりません。
解除するためには3秒以上ボタンを長押しする必要があり、この3秒というのは研究によって子供が押し続けるのが難しい時間ということで採用されているからです。
赤ちゃんがいる家庭と成長したお子さんがいる家庭の両方におすすめなチャイルドロック機能です。
蛇口にピンを刺して解除
蛇口にピンを刺して解除するタイプのウォーターサーバーは、子供では解除が難しいため安全です。
ピンを刺さなければ解除ができないため、普段はピンをどこかに隠しておけば水が出る心配もありません。
隠し場所からピンを持ってきて刺す動作が少し面倒ですが、確実に安全と言えます。
ある程度成長したお子さんがいる家庭におすすめです。
蛇口のコックを奥に押し込んで解除
コックを持ち上げ、奥に押し込んで解除できるタイプのチャイルドロック機能です。
強く押し込み必要があるため、小さい子供では解除が難しいでしょう。
しかし、使い続けると緩んでしまい弱い力でも解除が可能になってしまうため、定期的なメンテナンスが必要でしょう。
こちらは、まだあまり力のないお子さんがいる家庭におすすめです。
冷水のみのウォーターサーバーにもチャイルドロック機能は必要
チャイルドロック機能は温水コックのために付いていることが多いです。
温水は火傷する危険がありますが、一方で冷水は怪我の心配がないため不要に思えてしまいますよね。
しかし、小さなお子さんがいる家庭では冷水のみのウォーターサーバーでもチャイルドロック機能をつけるのがおすすめです。
なぜかというと、子供が水遊びをして床を水浸しにしてしまう可能性があるためです。
そうなると水代がもったいない上、掃除が大変ですよね。
そのため冷水のみのウォーターサーバーでもチャイルドロック機能をつけた方が安全でしょう。
途中でチャイルドロック機能をなくすのも可能なため、子供が小さい間はつけてみてはいかがでしょうか。
チャイルドロック機能が付いたおすすめウォーターサーバー4選
今ではウォーターサーバーを販売しているメーカーはたくさんあります。
その中でも、お子さんがいる家庭でも安心して使えるようなチャイルドロック機能付きのウォーターサーバーを厳選しました。
- プレミアムウォーター:スリムサーバーⅢ
- コスモウォーター:SmartプラスNext
- フレシャス:デュオ
- サントリー:南アルプスの天然水
ウォーターサーバー選びに迷っている方は、参考にしてみてください。
プレミアムウォーター スリムサーバーⅢ
プレミアムウォーター スリムサーバーⅢは、ウォーターサーバーシェアNo.1の大手メーカーによるスリムタイプの機種です。
温水と冷水の両方にチャイルドロックをかけらるため安全性も高いのが特徴。
チャイルドロックを解除するボタンにカバーが付いているため、誤操作による火傷を防止できます。
1人暮らしの方も含め、どんなご家庭にも適したウォーターサーバーです。
デザインもシンプルかつおしゃれなため、どんな部屋にも合うでしょう。
配送料 | 一部エリアを除き無料(北海道・青森・秋田・岩手・沖縄は220円/セット、石垣・宮古島エリアの場合715円/セット) |
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水代(12L) | 1,933円(税込) |
レンタル代 | 無料 |
電気代 | 約600円 |
水の種類 | 天然水 |
採水地 | 山梨県富士吉田 北アルプス 富士 南阿蘇 金城 |
コスモウォーター SmartプラスNext
コスモウォーター SmartプラスNextは、デザインにこだわったおしゃれなウォーターサーバー。
「愛情チャイルドロック機能」というチャイルドロック機能がついているのが特徴です。
「常時ロック」「常時フリー」「ボタンを押したときのみ作動」の3つの機能を使い分けられる機能を搭載しているため、様々なシーンにも対応しています。
子供の成長に合わせて設定が変更できるため、どのような家庭にもおすすめのウォーターサーバーです。
配送料 | 無料 |
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水代(12L) | 2,052円(税込) |
レンタル代 | 無料 |
電気代 | 約256円 |
ボトルの種類 | ワンウェイ式 |
水の種類 | 天然水 |
採水地 | 京都府福知山市 静岡県御殿場市 大分県日田市 |
\お水以外の基本料金がすべて無料!/
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フレシャス デュオ
フレシャス デュオは、キッズデザイン賞やグッドデザイン賞を受賞しているおしゃれで使いやすいウォーターサーバーです。
おしゃれなだけでなく、機能面にも優れており、衛生面を保つ「フレッシュ機能」や「省エネ機能」を搭載しているためおすすめです。
サーバーの上部にロックボタンがあり、冷水と温水の両方にロックをかけられます。
上部にロック解除ボタンがあるため、子供の手が届く心配がありません。
幅広いご家庭におすすめのウォーターサーバーです。
配送料 | 無料(沖縄・離島は配送エリア外) |
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水代(7.2L) | 1,231円~1,264円(税込) |
レンタル代 | 無料~550円(税込)※水ボトルの利用料による |
電気代 | 約460~1000円 |
ボトルの種類 | パック式 |
水の種類 | 天然水 |
採水地 | 「富士」「朝霞高原」「木曽」 |
\最大17,000円相当プレゼント!/
フレシャスに申込む!
サントリー 天然水ウォーターサーバー
サントリー 天然水ウォーターサーバーには「おいしさキーパー機能」が付いており、いつでも汲み上げた状態の美味しさを保った水を飲めます。
「2重のチャイルドロック機能」というチャイルドロック機能が付いているため安全性も抜群。
誤作動による火傷を防止するために全操作ロックボタンを搭載しているのも安心ですね。
美味しい水と安全面の両方を求めている方にはピッタリのウォーターサーバーでしょう。
石川県への配送料 | 無料(離島・沖縄を除く) |
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水代【7.8L】 | 1,458円(税込) |
レンタル代 | 無料 |
電気代 | 約1,500円 |
ボトルの種類 | バックインボックス |
水の種類 | ナチュラルミネラルウォーター |
採水地 | 南アルプス |
チャイルドロックつきのウォーターサーバーを利用するときの注意点
チャイルドロック付きのウォーターサーバーを利用するときには、下記の注意点を踏まえておくといいでしょう。
- チャイルドロックを無理に外そうとしない
- 幼児のいる場所ではチャイルドロックの外し方は見せない
- サーバー付近に子どもの乗れる台を置かない
- 冷水にもチャイルドロック機能のついているものを使用する
以下で詳しく解説していきます。
チャイルドロックを無理に外そうとしない
上述した通り、ウォーターサーバーにはチャイルドロックが基本搭載されています。
中にはお湯を頻繁に使うため、チャイルドロックが邪魔に感じる人もいることでしょう。
しかしチャイルドロックが邪魔だからといって、無理に外そうとするのはNGです。
チャイルドロックは基本的に標準で搭載されている機能ですので、内部をいじらない限り外すことはできません。
またウォーターサーバーの機体はレンタルしているものですので、故意に破損した場合最悪返還の際に料金を請求されることもあります。
チャイルドロックを無理に外すことはせずに、レンタルしたときのまま使用することをおすすめします。
幼児のいる場所ではチャイルドロックの外し方は見せない
チャイルドロックは1歳の子どもが自分で解除できないように設計されています。
しかし幼稚園に通っているくらいの年齢の子どもの場合、外し方を学習してしまうと勝手に外してしまう可能性もあるのです。
幼児の場合未だ分別がついていないこともありますから、勝手に触ってしまってやけどにつながることもあります。
教えていないのにも関わらず、大人の行動を見て学習していることもあるので、注意が必要です。
実際にウォーターサーバーのお湯を使うときには、幼児に使いかたを見せないように配慮して使うことが大切です。
サーバー付近に子どもの乗れる台を置かない
いくらチャイルドロックがついているといっても、なにかの手違いでウォーターサーバーのロックを外してしまうこともあります。
サーバー付近に子どもの乗れる台を置いておくと、いじる過程で勝手にチャイルドロックを外してしまうこともあるのです。
そのためサーバー付近に子どもの乗れる台を置かないようにすることも大切です。
子どもの触れにくいような環境づくりをして、未然に熱湯でのやけど事故を防ぎましょう。
冷水にもチャイルドロック機能のついているものを使用する
何らかの手違いでチャイルドロック機能付いていない冷水のボタンがあいてしまい、水が垂れ流しになってしまうことも予想されます。
チャイルドロック機能は基本的に温水に標準搭載されており、冷水には付帯していないこともあります。
子どもが触れてしまうと、冷水のボタンに触れてしまい水で遊んでしまうこともあります。
特に賃貸だとフローリングが水を吸ってしまうと、退去時に原状回復費用が高くついてしまうこともあります。
冷水にもチャイルドロック機能のついているものを使用しておくと、万が一子どもがいたずらしたときでも安心です。
ウォーターサーバーを契約する際はチャイルドロック機能付きのものを!
いかがだったでしょうか。
チャイルドロック機能の重要性がわかっていただけたかと思います。
お子さんがいる家庭では何が起こるかわからないため、常に安全面において注意を払う必要があります。
怪我をしてからでは遅いため、前もってチャイルドロック機能などの対策を取っておくのは重要です。
ご家庭に合ったウォーターサーバー選びに役立てていただけたらと思います!