誰もが毎日飲んでいる水。
実は水を飲むだけでもダイエット効果があるって知っていましたか?
水を摂取するだけ下記のような効果が期待できます。
- 低価格で実践できる
- 健康的に痩せられる
- 肌にも良い
しかし、ただ水を飲むよりも効果的に摂取することで、さらなるダイエット効果が期待できます!
そこでこの記事では、水ダイエットをで得られる効果や注意点を紹介!
「ダイエットをしているけど全然効果が表れない!」と悩んでいる方は必見の記事なので、ぜひチェックしてみて下さいね。
水ダイエット期待できる5つの効果
まず、大前提として水は痩身に効果があるための飲み物ではありません、
脂肪燃焼効果があるわけでも、なにか特別な栄養を持つスーパーフードでもなく、ただのお水です。
そのため、「水をたくさん飲む=痩せる」わけではないので、心得ておきましょう。
ただ、水をたくさん摂取することで、ダイエットを促進する効果が期待できます。
そこで、まずは水ダイエットにどんな効果があるのかそれぞれ見てみましょう。
老廃物が上手く排出される
水をたくさん飲むと、汗や尿の量が増えて、お通じも良くなります。
つまり、身体の中にある老廃物(毒素)を水として体外に排出できます。
老廃物が身体に溜まると
- 肌荒れ
- むくみ
- 基礎代謝の低下
などの悪影響が…!
しかし、水をたくさん飲むことにより、老廃物をスムーズに外に出して悪影響を防いでくれます。
また、お通じがよくなることで、下腹のぽっこりを解消してくれることも。
とにかく「体内の不要なものをしっかり出す」というのは、健康面でも美容面でも、とても重要なのです。
基礎代謝がアップする
人間の血液のほとんどは水分です。
水分を摂ることで血液がサラサラになるので、身体の巡りがよくなります。
巡りがよくなると、体内の動きが活発になり、基礎代謝がアップ。
つまり「何もしなくても消費カロリーが増える」という夢のような状態が作り出せるのです!
間食・食べすぎを防止できる
水を飲むにより、水のみでお腹が膨れるので、常におなかの中が刺激されている状態になります。
例えおなかがすいていたとしても、水を飲むことにより空腹の状態をごまかせるため、間食や食べすぎを防止できます。
なんとなく口が寂しい、お腹が減ったときの間食代わりに、水を飲めばカロリーはゼロ。
水だけで物足りなければ、コップ一杯の水とクッキーを1枚だけなど、間食の量を減らすサポートになります。
食事の前にもコップ1~2杯の水を飲んでおけば、お腹が少し満たされた状態から食べ始めるので、食べすぎを防止できます。
肌の乾燥も予防できる
ダイエットとは少し話がずれますが、水をしっかり摂ることで肌の水分量も増えます。
水をたくさん飲むことで、高い化粧水や美容液を塗らなくても、肌の内側から乾燥を予防できるのです。
水ダイエットの効果的に行うためのポイント
水ダイエットは「ただ水を飲めば良い」というわけではありません。
水の量・飲み方・温度などを気をつけることで、ダイエット効果や健康面に大きな違いがあるのです。
水を飲む量の目安は1日2L
水ダイエットをするときに、1日に飲む水の量の目安は2Lです。
ただ、気温や生活スタイルによっても必要な水分量は変わってきます。
標準体型でオフィスワークがメインの女性で、汗をそれほどかいていなければ、1日2Lを意識して飲んでみましょう。
コンビニで販売している2Lのペットボトルを1日で飲み切るイメージです。
ただ体重が重たい方や、暑い日、よく汗をかく仕事をしている場合はもう少し多めに。
ちょっと良い水を飲んだとしても、1日あたり飲み物代として200~300円で続けられるのも水ダイエットの嬉しいポイントですね。
水を飲むタイミングはいつでもOK
タイミングは生活スタイルによって自由に選べばOKです。
1回あたりはコップ1杯(150~200ml)ぐらいを意識して飲みましょう。
1日10回以上に分けて、こまめに飲んでいくことになります。
喉が乾いていたとしても、1回に500ml以上飲むのは飲みすぎです。そうなる前に、早めに水分補給することが大切!
水を飲むのにオススメのタイミングは下記の通り。
- 朝起きてすぐ
- 食事前・食事中・食事後
- 汗をかいたあと
- 帰宅後すぐ
- お風呂の前後
人間の体はほとんど水分でできているため、水を飲む機会を多くしておきたいですね。
水の温度はなるべく常温で
暑い時期や運動後に冷たい水で体内温度を下げるのは悪いことではありません。
でも、日常的に冷たい水を飲み続けると、内蔵が冷えすぎて逆に負担になることも。
水の温度はなるべく常温(室温ぐらい)で飲むのがベストです。
白湯も悪くはありませんが、1日2L飲むのは大変なので、無理なく続けやすい常温がおすすめです。
硬水よりも軟水がおすすめ
- 軟水:日本で一般的な水。水道水や一般的なミネラルウォーター。
- 硬水:海外で多い水。エビアンなどのミネラルウォーター。(パッケージに硬水とわかりやすく書かれているものが多い)
硬水の方がミネラルが多く含まれているので栄養面では優れています。
しかし、飲みすぎると下痢になったり、胃腸に負担がかかったりすることも。
そもそも硬水は軟水に比べて飲みにくいので、1日2L飲むのが目標の水ダイエットには不向きです。
水ダイエットを実践するときの4つの注意点
ここからは、水ダイエットを実践するときに気をつけたいポイントを紹介していきます。
- 食事を減らし過ぎない
- 一度に大量の水を飲み過ぎない
- 熱い時期は塩分も同時に摂取する
- トイレが近くなり下痢を引き起こすことも
それぞれの注意点を理解し、安全に水ダイエットを実践していきましょう。
食事を減らしすぎない
最初に書いたとおり、水には特別な栄養があるわけではなく、あくまでも「ただの水」です。
水しか摂らずに生活していると、身体に必要な栄養素が足りずに、体調不良や肌荒れの原因に。
また、身体が飢餓になって栄養を溜め込むので、ちょっと食べただけで太ってしまう体質になります。
ダイエットとして多少食事量を減らすのは問題ないですが、ある程度は食べましょう。
MAXで減らしたとしても、間食なし、食事はいつもの半量程度を3食ちゃんと食べる程度が目安です。
1食減らした置き換えダイエットをするなら、水ではなく栄養のあるスムージーや酵素ドリンクなどに置き換えましょう。
一度に大量の水を飲みすぎない
「1日に2Lの水を飲まなきゃいけないから、朝・昼・夕方・夜に500mlのペットボトルを1本ずつ飲めばいいのね!」という考えはNG!
一度に大量に水を飲みすぎると
- 吐き気がする
- 胃がたぽたぽして動きにくい
- トイレが近くなる
- 下痢になる
- 体内の塩分量が減って水中毒になる※後述
などのデメリットが・・・。
1回の水分量の目安は150~200ml。
多めに水を飲みたいタイミングでも、400ml以下にしておいたほうが安心です。
暑い時期は塩分も同時に摂る(水中毒に注意)
汗をかく→水を飲む→汗をかく
というサイクルを繰り返していると、体内の塩分濃度が下がり、低ナトリウム血症(水中毒)になることも。
大量に汗をかいたあとや、スポーツの後は、ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツドリンクの方が最適です。
どうしても水で水分を摂りたければ、塩飴や塩分チャージなどを食べてもOKです。
とにかく汗をかくなら「塩分」もしっかり摂ることを心がけて!
2001年に海外で「水をたくさん飲んで塩分の摂取量を減らす」というダイエット方を栄養士に勧められた女性が、低ナトリウム血症で脳に後遺症が出たという事件もありました。
また、1度に何Lもの水を飲むことで低ナトリウム血症を引き起こすこともあります。(こちらは7L以上の一気飲みで死亡例も・・)
もちろん普通に食事をして、水を小分けで1日2~3L飲むというダイエット方では大丈夫ですが、たくさん汗をかく季節やスポーツをするときには塩分も同時に摂りましょう。
トイレが近くなり下痢気味になることも
体質によっては水分量を増やすことでトイレが極端に近くなったり、下痢気味になる人もいます。
特に水ダイエットを開始した直後は注意!
- 大事な予定があるタイミングで始めない
- 一気に水分量を増やさず、徐々に増やしていく
上記2つの対策をしましょう。
水成功させるコツは水を飲みやすい環境をつくること!
水ダイエットを挫折せずに成功させる一番のコツは「水を飲みやすい環境を作ること」です。
水を飲むのは特別なことではないので、日が経つとついつい忘れて、水の量が減ってしまうことが水ダイエット失敗のよくある原因です。
水ダイエットはとにかく続けることで効果がでるダイエット法なので、挫折しないことが一番大切!
方法はなんでも良いので、とにかく自分が<水を飲む>ことを、楽に続けられる方法を考えましょう。
例えば、モデルさんには「毎日2Lの水を一本開けて、常に持ち歩いて飲みきっています」という人もいます。
ペットボトルのミネラルウォーターをネットでまとめて買ったり、食器洗いが面倒なら紙コップを準備するなど、とにかく楽に水を飲める環境を作ることが大切。
気分が上がるような可愛いグラスや水筒を買う、飽きてきたらレモンやオレンジ、ミントなどを入れてフレーバーウォーターを作ってもOKです。
また、自宅にウォーターサーバーを置けば、水とお湯を混ぜて、ちょうどいい温度の水をすぐに用意できますよ。
ウォーターサーバーの場合、ペットボトルのゴミがたくさん出ないのも楽なポイントです。
下記の記事で、ウォーターサーバーを使う理由を詳しく説明ているので、合わせて読んでみて下さいね。