入浴時の水分補給をした方がいいと思っている人は多いでしょう。
しかし正しい水分補給の方法を知らない人の方が、多いです。
誤った水分補給の方法をしていて、健康を害してしまったらもったいない。
健康を害さないために、正しい水分補給を行いましょう。
この記事では、入浴時の水分補給の重要性と正しい水分補給の方法を紹介します。
お風呂の時に水分補給を行うのは、脱水症状を避けるため
お風呂の時に水分を補給するのは、脱水症状を抑えるためです。
入浴すると、想像以上に水分が失われています。
そのまま放っておくと危険ですね。
原因を、詳しく確認していきましょう。
乾燥による脱水
冬にはお風呂に入る時にも、乾燥をします。
冬は気温が上がらないため、自分で気づかないうちに脱水を起こしている危険がありますよね。
暖房設備も乾燥を引き起こす要因とされています。
冬場は暖房を使っている人が、多いです。
冬の脱水には、気を付けましょう。
入浴時の多汗による脱水
入浴時は、多汗による脱水が一番起きやすいです。
人間は、入浴すると約800mlの汗をかきます。
この状態が続くと、脱水症状の危険性が高いです。
脱水症状になると体の中でも機能障害が発生するので、注意が必要。
水分補給のタイミング
水分補給は適切なタイミングでとらなければ、意味がありません。
水分補給を行うタイミングを間違えてしまうと、せっかく水分をとっても意味がありません。
適切なタイミングを、確認していきましょう。
入浴前に水分補給を行う
入浴前に水分補給をすることが。おすすめです。
入浴前の水分補給の理由としては、入浴中の脱水をしないことがあげられます。
入浴中に脱水症状を起こしてしまうと、水の中ということもあり危険ですよね。
脱水のリスクを避けるためにも入浴の前に、水分補給を必ず行うようにしましょう。
量としては、200mlが適量とされています。
入浴後に水分補給を行う
入浴後は、乾燥しやすいとされていますよね。
乾燥を防ぐために、ボディークリームを使用することが多いです。
体内も、水分が不足している可能性が大きい。
入浴中に失われた水分と合わせて、蒸発する水分です。
蒸発する水分が多いため、脱水になりやすいとされています。
入浴後の水分補給に最適な飲み物
入浴後に水分が失われているのを、補わなければなりません。
水分を補うには、水分補給が必須です。
どんな飲み物で、水分を補給することがベストなのか確認しましょう。
常温の水
常温の水は、水分補給に最適。
特に軟水が、いいとされています。
軟水は刺激が少なく、理想的な形で体に取り込まれるからです。
水は利尿作用が高くないため、体内に水分をためておくこともできます。
冷たい水ではいけない理由は、おなかをびっくりさせないことが目的です。
スポーツドリンク
汗を多くかくことによって、大量の塩分が排出されています。
塩分を補うには、水だけでは不可能です。
そんな時、役に立つのがスポーツドリンク。
スポーツドリンクは、水分を摂取するのと同時に塩分も摂取することができます。
塩分の濃度を薄めに作ることが、コツです。
オレンジジュース
オレンジジュースは、ビタミンCを大量に摂取することができますよね。
ビタミンCを摂取することで、湯あたりの防止に役立ちます。
オレンジジュースも、常温にしましょう。
入浴後のアルコールはNG
入浴後のアルコールは禁止。
入浴後にアルコールを摂取してしまうと、逆効果になってしまいます。
風呂上がりにビールを飲みたいところだと思いますが、我慢しましょう。
アルコールを摂取してはいけない理由は、利尿作用が過剰に働いてしまうためです。
入浴後の水分補給はダイエット効果がある
入浴後の水分補給は新陳代謝を上げることにつながり、ダイエット効果を期待することができます。
新陳代謝が働き、体内の老廃物を排出できる点がいいです。
その結果やせ体質を作ることができ、ダイエットにつながります。
入浴時の水分補給の注意点
入浴時の水分補給の注意点を守らないと、逆効果になってしまいます。
詳しく、確認していきましょう。
一度に大量の水を飲んではいけない
一度に大量の水を飲むことは、厳禁。
一度に大量の水を飲むと、血圧が上昇します。
その結果、体調を崩してしまいがちです。
正しい量を、摂取しましょう。
入浴前は15分前に水分補給を行う
入浴前の水分補給は、15分前に行うといいです。
入浴前に水分補給を怠って入浴してしまうと、血液がドロドロになります。
その結果、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなるでしょう。
体内に水分が取り込まれるタイミングは、摂取して15分とされています。
入浴時の水分補給は重要
入浴時の水分補給は、かなり重要です。
水分補給をしなくても、命にかかわることは少ないですが健康に対するリスクは高くなります。
反対に水分補給を行うことで、体調は間違いなく整うでしょう。
タイミングや量を考えて摂取するようにしましょう。