抹茶のカフェイン含有量とは?妊婦さんへの影響や摂取しすぎるリスクを紹介

抹茶のカフェイン含有量とは?妊婦さんへの影響や摂取しすぎるリスクを紹介

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抹茶ラテ・抹茶スイーツ・抹茶アイスなど、コンビニやカフェなどで最近目にする機会が多くなった抹茶。

ほろ苦くて甘さが控えめなので、女性を中心に人気が集まっています。

そんな抹茶にはお茶と同じようにカフェインが含まれているため、妊娠中の人や寝る前に飲むのは少し危険です。

この記事では、抹茶にはどのくらいのカフェインが含まれているのか、摂取しすぎると度のようなリスクがあるのかなど詳しく紹介していきます。

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抹茶のカフェイン含有量100gあたり約32g!

抹茶のカフェイン含有量とは?

抹茶は緑茶や紅茶などと同じ様に茶葉からできている飲み物なので、カフェインが含有されています。

全国茶生産団体連合会が発表しているデータによると、抹茶のカフェイン量は100gあたり32g含まれていることが分かります。

お茶ごとのカフェイン含有量は下記の通り。

お茶の種類 カフェイン含有量(100g)
抹茶 3.2g
紅茶 2.9
煎茶 2.3
番茶 0.01
ほうじ茶 0.04
ウーロン茶 0.02

表を見てわかるように、抹茶は他のお茶と比較しても見てもかなりのカフェイン量ということが分かります。

参考:全国茶生産団体連合会「お茶に含まれる栄養素と含有量

コーヒーと抹茶ではどっちのカフェインが多い?

カフェインの代表でもあるコーヒーに含まれるカフェイン量はおおよそ、コーヒー豆の粉末10gあたり約 60mgです。

そのため、抹茶とカフェイン量を比較してみるとコーヒーの方がカフェイン量が高いことが分かります。

妊娠中にカフェインを摂取するのは避けるべき!

妊娠中にカフェインを摂取するのは避けるべき!

妊娠している人や授乳中の人は、一日に摂取して良いカフェイン量が海外の各機関で200~300mgと決められています。

摂取量が決められているのは、妊娠中の人が血液からカフェインが消失するまでの時間が一般の人と比べて長いため。

適正摂取量を超えてしまうと、胎児の発育阻害や出生児の低体重などと関連する可能性があると示唆されています。

適正のカフェイン摂取量を超えなければあまりリスクはないので、適量の抹茶を楽しんでもOKです。

しかし、気をつけなければならないのは美味しいからと言って飲み過ぎてしまうこと。

カフェイン量は使われる茶葉の量や浸出方法によって異なり、体質によっても影響が異なるため、あまり摂取しない方が得策です。

妊娠中の人へのおすすめのお茶は麦茶

妊娠中の人に中の人に最もおすすめのお茶はカフェイン含有量が少ない麦茶です。

商品によってはカフェインレスの商品もあります。

また、麦茶はミネラル成分が豊富に含まれているため、夏場などの水分補給にぴったりです。

体調に気をつけなければならない妊婦さんにとって、最適な水分と言えます。

カフェインレスのお茶もOK

麦茶以外にもコンビニやスーパーなどにカフェインレスのお茶も販売されています。

そのため、お茶を飲む際にはペットボトルに記載されているカフェイン含有量をチェックしておきましょう。

中にはカフェインレスと書いてある商品の中にも、微量のカフェインが含まれていることがあります。

少しでもカフェインによるリスクを回避したいと考えているのであれば、極力カフェインを含むお茶やコーヒーは避けて、時々楽しむ程度にしておきましょう。

1日に摂取すべきカフェイン量はおよそ400g

眠気冷ましややる気アップに効果があるカフェインですが、1日に摂取すべき量が決められているので、適切なカフェインの摂取量を理解しておきましょう。

カナダの保険省が公表したデータによると、「健康な成人は最大400 mg/日(コーヒーをマグカップ(237 ml入り)で約3杯)までとする。」とされています。

参考:カナダ保健省 (HC)

カフェインだけではない抹茶の効能

抹茶にはカフェイン以外にも様々な成分が含まれているため、用量を守って摂取すれば美容や健康などを促進する効果が期待できます。

そこでここからはあまり知られていない抹茶の効能について紹介していきます。

抹茶の効能①:アンチエイジング

抹茶にはお茶のポリフェノールである茶カテキンが豊富に含まれています。

この茶カテキンは抗酸化作用の効果があるので、老化の要因である活性酸素を除去してくれます。

活性酸素を除去してくれると動脈硬化などのアンチエイジング効果が期待できます。

また、強い抗酸化作用を持つビタミンEも豊富に含まれているのも、アンチエイジングに効果的です。

抹茶の効能②:リラックス効果

抹茶にはお茶のうまみ成分の1つであるテアニンが豊富に含まれています。

このテアニンには気分を落ち着かせる効果や睡眠の質を高めてくれる効果など、嬉しい働きがたくさんあります。

また、ストレスを軽減する作用もあるのではと研究がされているため、仕事の合間などに摂取すると効果的。

最近ではサプリメントとしてもテアニンが販売されているので、効果の高さが伺えますね。

抹茶の効能③:口臭予防

緑茶に含まれている茶カテキンは植物のポリフェノールであるフラボノイドの一種です。

このフラボノイドには消臭効果や殺菌効果があり、食後に摂取すると口臭予防効果が期待できます。

また、歯磨き粉に含まれている歯を強くするフッ素も含まれているので、食後の一息つく飲み物として最適です。

抹茶の効能④:免疫力の向上

抹茶に含まれている茶カテキンには、体内の免疫細胞であるマクロファージを活性化させる働きがあります。

マクロファージは体内に取り込んだ最近などを取り除いてくれる成分として有名で、免疫力向上につながります。

日常的に抹茶を飲んでいると風邪予防につながるので、働いている社会人に持ってこいの飲みものと言えます。

カフェインを摂取するメリット・デメリット

カフェインを摂取するメリット・デメリット

カフェインと聞くと眠気冷ましのイメージしかない人も多いかもしれませんが、それ以外にも様々な効果があります。

しかし、カフェインの効果はメリットだけではなくデメリットに近いものもあります。

そこでここからは、カフェインを摂取するメリットとデメリットについて紹介していきます。

カフェインを摂取するメリット

カフェインを摂取する主なメリットは下記の通り。

  • 利尿作用があり老廃物が排出される
  • 血流促進効果がある
  • 眠気を抑える覚醒作用がある
  • 集中力アップにつながる
  • 抗酸化作用がある
  • 鎮痛効果がある

カフェインを摂取するデメリット

カフェインを摂取するデメリットを紹介していきます。

メリットが多い反面、デメリットもあるのでそれぞれの側面を理解しておきましょう。

  • 摂取しすぎるとカフェイン中毒につながる
  • 胃液の分泌が活発になるので胃痛につながる
  • 利尿作用があるので
  • 体内の水分量が少なくなるため体が冷える

抹茶のカフェイン量は多め|容量を守って楽しもう!

抹茶はお茶の中でもかなりカフェイン量が多いので、美味しいいからと言って飲み過ぎてしまうのはNGです。

カフェインの過剰摂取につながってしまい、体に悪影響を及ぼしてしまいます。

特に妊娠中の人や高齢者の人は十分に注意しなければなりません。

もちろん、過剰に摂取しなければ大きな問題になりませんが、体質や抹茶の淹れ方によってもカフェイン量は異なります。

そのため、日常的に摂取するのは避けて、時々楽しむくらいにしておきましょう。