外食の機会が少なくなり家飲みを楽しむ人が増える中、悩みの種となるのが氷です。
製氷皿では一度にたくさんの氷をつくることができず、欲しい時に切らしてしまうこともよくあります。
かといってスーパーやコンビニで氷を買うのはもったいないし、余らせるとかさばって冷凍庫のスペースを圧迫してしまいますよね…
そこでこの記事では、製氷皿なしで簡単にできる氷の作り方を紹介していきます。
製氷皿を使わない方法はメリットだらけで、ライフハックにしているという家庭も増えています。
お家飲みを一層楽しめるように!この機会にぜひ、製氷皿なしの氷の作りとメリットをチェックしておきましょう。
製氷皿なしでも簡単に氷が作れる!
製氷皿なしでも簡単に氷を作る方法があります。
容器として代わりに使うのは、食品を小分けにして冷凍する時等に使う冷凍保存用袋です。
フリーザパック、ジップロックと呼ばれることもあります。
100円ショップにも売っていますので、すぐに手に入れることができますよ。
ここからは、冷凍保存用袋を使った氷の作り方を紹介していきます。
製氷皿なしでのロックアイスの作り方とコツ
スーパーやコンビニで売っているような、荒く砕いた大きめの氷がありますよね。
よくロックアイスという名前で販売されています。
お酒に入れると一気にグラスがおしゃれになって、家飲みの気分を上げてくれますよね。
ここからは、そんなロックアイスを冷凍保存用袋でつくる方法を紹介していきたいと思います。
用意するもの
ロックアイスをつくるために用意するものは下記の通りです。
- 冷凍保存用袋 1枚
- 水道水 袋の3/4程度
- タオル 1枚
- トンカチ
ロックアイスの作り方の手順
作り方の手順は下記の通りです。
- 冷凍保存用袋に水を入れる
- 冷凍庫で凍らせる
- 凍ったものをタオルで包みトンカチで割る
手順は非常に簡単ですね。
下記で具体的な作業やコツを解説していきますよ。
冷凍保存用袋に水を入れる
まずは冷凍保存用袋に水道水を入れます。
袋の3/4程度を目安に入れましょう。
もっと大きな氷を作りたい!という場合はお水の量を増やしても構いませんが、口を閉じる時にこぼれてしまいやすいので少し余裕を持たせるのがおすすめです。
冷凍庫で凍らせる
冷凍保存用袋に入れた水を冷凍庫で凍らせます。
すると1枚の大きな氷の板ができますね。
すぐに使わない時や氷をストックしておきたい時は、このまま保管すれば場所をとらずすっきりとしまえるので便利です。
凍ったものをタオルで包みトンカチで割る
上記でできた一枚の氷を、袋に入ったままタオルに包みましょう。
その上からトンカチ等でたたいて氷を割ります。
力を入れすぎると袋が破れたり、たたきすぎると必要以上の氷が細かくなってしまうことがあるため、様子を見ながら少しずつ割ってください。
たくさん水を入れるほど氷が厚くなり、強い力が必要になりますよ。
水筒にピッタリ!製氷皿なしでの縦長の氷の作り方とコツ
大きな氷は水筒に入れたい時サイズが合わず使いにくいってこと、ありますよね。
そんな時には、冷凍保存用袋を使って細長い氷を作ることもできますよ。
ここからは、水筒にピッタリな縦長の氷を作る方法を紹介していきたいと思います。
用意するもの
縦長の氷を作るために用意するものは下記の通りです。
- 冷凍保存用袋 1枚
- 水道水 袋の1/4程度
- 割り箸
- 輪ゴム
作り方の手順
作り方の手順は下記の通りです。
- 冷凍保存用袋にを入れる
- 割り箸で止める
- 冷凍庫で凍らせる
下記で具体的な作業やコツを解説していきます。
冷凍保存用袋にを入れる
まずは冷凍保存用袋に水道水を入れます。
ロックアイスづくりとは違い、水は袋の1/4程度を目安に入れましょう。
水を入れすぎると割り箸で挟んだ時に袋が破れてしまうことがあるので注意しましてください。
そのあとはしっかり空気を抜いてから口を閉じましょう。
割り箸で止める
口を閉めた保存袋を平らに置きます。
そうしたら袋を立てに分割するように割り箸で挟み、割り箸での両端を輪ゴムでとめます。
目安としては割り箸を3本使って4分割にするのがおすすめですが、袋の大きさや水筒のサイズによって自分で好きに調整できますよ。
冷凍庫で凍らせる
上記を冷凍庫で凍らせれば、縦長の氷が完成です。
割り箸をはずして、出来た溝に沿って少し力を入れれば、一本ずつ取り出すことができます。
使わない分は袋のまま冷凍庫で保管できますよ。
製氷皿なしでの透明な氷の作り方
自家製の氷ってどうしても白く曇ったような色になってしまいますよね。
もっと透明でキレイな氷が作れたら、家飲みも楽しくなりますし、おもてなし用にもぴったりですよね。
そこで、お家で透明度の高い氷を作る方法を紹介したいと思います。
用意するもの
透明度の高い氷を作るために用意するものは下記の通りです。
- 冷凍保存用袋 1枚
- ケトルや鍋で一度沸騰させた水
- タオル
- トンカチ
作り方の手順
作り方の手順は下記の通りです。
- 水道水を一度沸騰させて冷ます
- 冷凍保存用袋に入れて冷凍庫で凍らせる
- 凍ったものをタオルで包みトンカチで割る
作り方はほとんど、すでに紹介したロックアイスの手順と同じです。
違うのは、水道水を一度沸騰させてから使うこと。
水の中から塩素などの不純物を取り除くことで、透明な氷ができやすくなりますよ。
ウォーターサーバーでよく使われるRO水という水も、純水に近いクリーンなお水なので、透明な氷を作るのに向いています。
また透明な氷は溶けにくいので、飲み物を長く冷やしてくれますよ。
製氷皿なしで氷を作る7つのメリット
製氷皿なしで氷を作るメリットは下記の7点です。
- 衛生的
- 洗い物が出ない
- 氷を買うより安い
- 氷がおしゃれ
- 氷の形やサイズを自由にできる
- 欲しい量だけ作れる
- 収納が楽
衛生的
製氷皿でつくった氷は、容器から出した後冷凍庫にどんどん溜めていきますよね。
氷は常に空気に触れることになりますので、開け閉めのたびに埃などが氷に付着してしまいます。
一方今回紹介した保存用袋を使った方法なら、使わない分は袋のまま保管できるので衛生的です。
また製氷機能付きの冷蔵庫の場合、製氷皿だけでなく給水タンクや浄水フィルターのメンテナンスがなかなかできずに、雑菌が繁殖してしまうこともあります。
保存用袋なら使い捨てですから、都度清潔な氷を作って使うことができますよ。
洗い物が出ない
製氷皿を使って氷を作ると、もちろん製氷皿を洗わなくてはいけません。
また製氷機能付きの冷蔵庫の場合、製氷皿だけでなく給水タンクや浄水フィルターの定期的な掃除も必要です。
一方保存用袋を使う方法なら洗い物はありません。
袋も使い捨てですから、手間がかからないだけでなく衛生面も安心です。
氷を買うより安い
スーパーやコンビニで氷を買うと、1㎏で大体200円前後です。
200円あればペットボトルドリンクや缶のお酒が買えてしまいますよね。
一方お家で氷をつくれば元は水道水ですから、とってもお得です。
お財布に優しいところも、お家で氷を作るメリットですね。
氷がおしゃれ
製氷皿で氷を作ると小さな四角い氷になりますよね。
一方、保存用袋を使う方法ならお家で簡単にロックアイスを作ることができます。
普段はスーパーやコンビニで買うか、お店でしか出てこないような荒く砕いたオシャレな氷で、お家飲みができたら楽しいですよね。
お酒だけでなく、アイスコーヒーやアイスティーに入れれば写真映えするドリンクの完成です。
さらにオシャレな氷を作りたいなら、ご紹介していたようにお水を一度沸騰させて、批准物を除去してから凍らせれば透明度の高い氷を作れます。
いつもの飲み物がぐっと高級感を増して、気持ちを上げてくれますよ。
氷の形やサイズを自由にできる
製氷皿では決まった形の氷しか作れませんが、紹介した作り方なら大きな氷もつくれますし、縦長にする等形も変えられます。
グラスの大きさや水筒の口の大きさに合わせて、氷の形やサイズを自由にできるところも嬉しいポイントです。
欲しい量だけ作れる
製氷皿では一度に決まった量しか氷を作ることができませんよね。
スーパーやコンビニで氷を買うと基本的には1㎏サイズですし、小さくても500gが一般的。
一度余らせるとかさばって冷凍庫がいっぱいになってしまいます。
一方保存用袋を使えば、一回分の量だけ作ることも、冷凍庫に入る範囲であれば一度に大量に氷を作ることもできます。
シチュエーションに合わせて必要な量だけ作れるメリットは大きいですね。
収納が楽
冷凍保存用袋で氷を作れば、割る前の板状の状態で保管できるため冷凍庫に収納しやすいです。
冷凍庫のスペースを圧迫しないのでとても便利ですよ。
製氷皿なしでの氷の作り方は超簡単でメリットだらけ!
製氷皿なしでの氷の作り方と、冷凍保存用袋で作った氷のメリットについて紹介しました。
最近は外出の機会が減っていますが、そのかわりお家時間を充実させたい!という考え方が広まっています。
在宅ワーク中にほっと一息つきたい時、休日のおやつタイム、仕事終わりの一杯をより楽しむために、製氷皿なしで作った氷は大活躍です。
ぜひこの機会に一度製氷皿なしの氷の作り方を試して、おうち時間を充実させてくださいね!