ウォーターサーバーのボトルの素材とは?各素材の特徴や捨て方・安全性を解説

ウォーターサーバーのボトルの素材とは?各素材の特徴を徹底解説

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ウォーターサーバーを選ぶ際に何を基準にしているかは人それぞれ。

月額料金や水の種類、デザインなどウォーターサーバーを選ぶ際は様々な要素がありますよね。

実は、あまり注目されていないものの、ボトルの素材によってメリット・デメリットがあります。

そのため、自分の好みや用途に合っていないボトルを選んでしまうと、早期解約に繋がってしまうことも。

そこでこの記事では、ボトル素材の特徴やメリット・デメリット、各メーカーで使用しているボトルの素材を紹介していきます。

ぜひ、この記事を読んでウォーターサーバー選びの参考にしてみて下さいね。

ウォーターサーバーのボトルの素材は3種類

ウォーターサーバーで使われているボトルの素材は主に以下の3種類。

  • ガロンボトル(リターナブルボトル)
  • 硬質プラスチックボトル(ワンウェイボトル)
  • 厚手ビニールパック

それぞれのボトルで特徴に大きな違いがあり、特徴が異なっています。

メリット・デメリットがあるので、どの素材のボトルが自分に合っているか十分に確認しておきましょう。

ガロンボトル(リターナブルボトル)

ガロンボトルの大きな特徴は、他のボトルと比べて素材が固くできており、使い終わってから潰したり捨てたりすることができません。

というのも、ガロンボトルは再利用を前提として作られており、使い終わったら配送業者の方が回収しに来るため。

ただ、再利用しているからと言って衛生的に問題があったり、傷などがついていたりすることは無いので安心してくださいね。

ガロンボトルのメリット

ガロンボトルのメリットは大きく分けて2つ挙げられます。

  • 再利用するためごみにならず環境に優しい
  • 他のボトルに比べて低価格

ガロンボトルは再利用を目的として作られているため、必然的にごみが出る心配がありません。

そのため、ボトルの大きなごみを出す手間が無くなるので、環境にも生活にも優しいボトルと言えます。

また、他の2つのボトル素材に比べて最もローコストに抑えられる容器なので、お財布にも優しい価格設定。

少しでもウォーターサーバーの費用を安く抑えたいと思っているひとにおすすめのボトルと言えます。

ガロンボトルのデメリット

ガロンボトルのデメリットは下記の3つ。

  • ボトルが大きく保管しておくのに場所を取ってしまう
  • 外気が入りやすく衛生状態が悪くなってしまう
  • ボトルが重たく交換が大変
  • ボトルを再利用して使っているため抵抗を感じる人もいる

ガロンボトルは使用していく毎にボトル内に外の空気が入っていきます。

外気はほこりや細菌などが非常に多いため、ボトル内に混入してしまうと水質が悪くなってしまうことに。

そのため、空気が入らない設計になっているボトルと比べて、水の劣化が早く賞味期限も短めに設定されています。

また、ガロンボトルは回収された後に消毒や殺菌をしているものの、何度も再利用して使われているのは変わりません。

自分が使う前に誰かが使っていたということが気になってしまう人にはあまり向いていないかもしれませんね。

ガロンボトルにはこのようなデメリットがあるため、とにかく安く済ませたいと考えている人にピッタリのボトルと言えるでしょう。

硬質プラスチックボトル(ワンウェイボトル)

硬質プラスチックボトル(ワンウェイボトル)は、ペットボトルと同じ素材で作られており、現在ほとんどのメーカーで使われている素材のボトルです。

ワンウェイボトルは、水を使用していくにつれてボトルがつぶれていく仕組みになっているため、外気が入らず水質が保たれるというのが大きな特徴。

加えて、材質もすごく柔らかくコンパクトになるため、ごみ捨ての面でも非常に便利なボトルです。

ワンウェイボトルのメリット

ワンウェイボトルのメリットが大きく分けて3つ。

  • 使用後はコンパクトになるためごみ捨てが楽々
  • ボトル内に空気が入らないため衛生状態を保てる
  • 使用中にガロンボトルのような音が鳴らない

ワンウェイ式のボトルは使用していく中でボトルが潰れていく仕組みになっており、水を使いきる頃には5分の1程度になります。

そのため、ボトルを捨てる際にかさばらないので、ごみ捨てが非常に簡単です。

加えて、ボトルの容量が減っていくにつれて容器自体が圧縮されるため、ボトル内に空気が混入する心配もありません。

ガロンボトルよりも水の劣化を極力防ぐことができるので、水の使用量が少ない家庭でも安心して活用できます。

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ワンウェイボトルのデメリット

ワンウェイボトルのデメリットは下記の通り。

  • ボトルを捨てるのが面倒
  • 圧縮される際にボトルの潰れる音が鳴る

ワンウェイボトルは使用後に業者が回収しに来るわけではないため、使用後に自分で捨てなければなりません。

使用してく中で圧縮されていくとは言え、500mlのボトルと比べて大きい作りになっているため、捨てる手間が発生してしまいます。

また、ワンウェイボトルが潰れていく過程で「べこっ」というボトルが潰れる音が鳴ってしまうため、人によっては気になってしまうかもしれません。

ただ、2つともそこまで大きなデメリットではないため、気にならない方からすれば非常に使い勝手のいいボトルと言えます。

厚手ビニールパック

最後に紹介するのは厚手ビニールタイプのボトルです。

厚手で非常に丈夫なビニールを使用し、水を完全にパックしているため、多少の衝撃を与えても破ける心配はありません。

扱っているメーカーが少なく、主流ではない素材のボトルですが、衛生面や処理の簡単さはワンウェイ式のボトルとほとんど変わりません。

ビニールパックのメリット

ビニールタイプのボトルのメリットは下記の3つ・

  • お水を使用していく中でほこりやごみが入りにくい
  • 使用後は折りたたんで捨てられるためごみ捨てが楽々
  • 非常に軽い作りになっているため老若男女問わず扱いやすい

素材がビニールでできており、使用した後に折り畳めるため、手のひらサイズまで小さくなります。

他のボトルと比べてもかなり小さなごみなので、ごみ捨てもかなり簡単に。

ボトルは使用していく毎に圧縮されていき、ボトル内に外の空気が入らない仕組みになっています。

そのため、先ほど紹介したワンウェイ式ボトル同様に、ボトル内の水の劣化を防ぐことができ長期間美味しいお水が飲めるのも大きなメリット。

また、ボトルも非常に軽量化されていて、女性や高齢者でも簡単にボトル交換できる点も利用者に優しい設計と言えますね。

ビニールパックのデメリット

ビニールパックは他のボトルと比べて水の容量が少ないため、交換頻度が高いというのが大きなデメリット。

通常のボトルは12Lですが、ビニールパックは7.2Lと3分の1程度しか容量がありません。

ただ、容器が他のボトルと比べて小さく容量が少なく、簡単に交換できるためそこまで気にならないとも言えます。

そのため、水の使用頻度や量が少ない人にピッタリのボトルと言えますね。

ウォーターサーバー各メーカーの使用しているボトルを紹介

ウォーターサーバーのメーカー ボトルの材質
フレシャス 硬質プラスチックボトル(ワンウェイボトル)
コスモウォーター 硬質プラスチックボトル(ワンウェイボトル)
クリクラ ガロンボトル(リターナブルボトル)
アクアクララ ガロンボトル(リターナブルボトル)
うるのん 硬質プラスチックボトル(ワンウェイボトル)
プレミアムウォーター 硬質プラスチックボトル(ワンウェイボトル)
アルピナウォーター ガロンボトル(リターナブルボトル)
ハワイアンウォーター 硬質プラスチックボトル(ワンウェイボトル)

当サイトがおすすめするボトルはワンウェイ方式のボトル

ここまでで各メーカーのボトルの種類や特徴を紹介してきましたが、「種類が多くて選びきれない!」という人もいると思います。

当サイトがおすすめするボトルは、ワンウェイボトルです。

ワンウェイボトルは何と言っても衛生面が保たれており、長期間水質が保たれているのが大きなメリット。

加えて、お水を使い終わるころには容器がかなりコンパクトになるため、ごみ捨てもかなり簡単に行えます。

また、ほとんどのメーカーでワンウェイボトルを使っているのも、ワンウェイボトルをおすすめする理由。

ボトル選びに悩んでいる人は、ぜひワンウェイボトルを検討してみて下さいね。

各ボトルの特徴を理解して自分にあったボトルを見つけよう!

この記事ではウォーターサーバーに使われているボトルごとの特徴や違いを紹介してきました。

ボトル選びに悩んでいる人は、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、自分の用途にあったボトルを選ぶということ。

自分の好みに合っていないボトルを選んでしまうと、使っていく中で不満が溜まってしまい、早期解約に繋がってしまうケースも。

そのような状況に陥らないためにも、それぞれの特徴をしっかりと理解して、ウォーターサーバー選びを進めていきましょう!

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