ワンウェイウォーターは国内のウォーターサーバー会社の中でも、特に月額料金が安いサーバーです。
しかしウォーターサーバーの多くは、水の注文数にノルマを設定しているところが多いです。
ワンウェイウォーターを契約しようか迷っている皆さんは、ワンウェイウォーターのノルマがどのくらいか気になりますよね。
そこで今回はワンウェイウォーターのノルマと、ノルマのあるウォーターサーバーを利用するときの注意点を解説していきます。
ウォーターサーバーのノルマの3つの特徴
ウォーターサーバーには、契約時にノルマを設定されることがほとんどです。
ノルマと明確には書かれていないものの、下記の3つの特徴があります。
- 毎月注文する水の量が決められている
- ノルマがあるサーバーはレンタル料が無料なことが多い
- ノルマを未達成になると事務手数料がかかる
以下で詳しく解説していきます。
毎月注文する水の量が決められている
ウォーターサーバーのノルマでは、毎月注文する水の量が決められていることが多いです。
注文の間隔はサーバーによって異なりますが、1~3か月の間であることが多いです。
ノルマの量は一般家庭で消費できるレベルが設定されています。
配送をスキップして、1か月間配送をなしにできる制度を設けているサーバーもあります。
ノルマがあるサーバーはレンタル料が無料なことが多い
ノルマがあるサーバーは、基本機能の付いたサーバーのレンタル料が無料であることが多いです。
毎月の水の料金にレンタル代が含まれているので、月々の利用料を取られなくても済むのです。
温冷機能とチャイルドロック機能は基本機能として搭載されているので、使い勝手は良いでしょう。
ノルマを未達成になると事務手数料がかかる
ウォーターサーバーのノルマが未達成になると、事務手数料がかかります。
規定されている水の量の注文が一定期間になされないと、サーバー側から休会措置として事務手数料を請求されます。
1か月あたり大体800円~1000円程度が相場です。
その間も基本料金の支払いは発生しますので、注意が必要です。
ワンウェイウォーターのノルマは月にボトル2~3本
ワンウェイウォーターのノルマは、月にボトル2~3本を注文することです。
配送間隔と配送本数は、利用者側で自由に選択できます。
ただし水の種類によって、ノルマの本数が異なりますので、注意が必要です。
RO水なら月に3本以上
ワンウェイウォーターには、「プラスプレミアム」というRO水のボトルがあります。
プラスプレミアムをメインに注文するのであれば、月に3本以上の注文が必要になります。
プラスプレミアムは12リットル1本あたり、税込み1,350円で注文できるため、月額4,050円からの利用になります。
天然水なら月に2本以上
ワンウェイウォーターには、3種類の天然水のボトルがあります。
天然水のボトルの場合、RO水よりもノルマは小さく月に2本の注文でOKです。
天然水の場合、1回の注文で2本から配送してくれるので、月に1回注文しておけば問題ありません。
天然水はいずれも税込みで、2,052円ですので、月々4,108円がかかる計算です。
条件達成できないと事務手数料で880円
規定の本数を一定期間に注文できない場合、サービスの停止手数料としてサーバー1台あたりに880円がかかります。
事務手数料は停止期間に毎月支払うものですので、注意が必要です。
すべてのサーバー共通で発生するので、複数台所有している方は注意が必要です。
また、配送された水を「今はいらないから」と受取拒否してしまうと、配送1セットごとに1,100円かかりますので、注意が必要です。
配送のスパンは最長で1か月ごと
ワンウェイウォーターの配送のスパンは、天然水に限り最長で1か月ごとに設定できます。
RO水の場合は下記の4つの配送間隔から選択可能です。
- 毎週
- 10日ごと
- 15日ごと
- 20日ごと
またお届け本数もセット単位(1セット2本入り)から選択可能です。
ワンウェイウォーターの基本情報
「そもそもワンウェイウォーターってどんなサーバーなの?」と気になる方もいることでしょう。
ワンウェイウォーターの特徴は、下記の3つです。
- 2種類のサーバーがある
- 水の料金が業界内でも特に安い
- 4種類の水の中から好きな水を選択できる
以下で詳しく解説していきます。
2種類のサーバーがある
ワンウェイウォーターでは下記の2種類のサーバーがあります。
- Smart
- Smartプラス
Smartは従来のモデルで、カラー展開が5色なのが特徴。
バイカラーのサーバーで、白・黒だけではなくブラウンやピンク、クリームカラーまでお部屋の雰囲気に合わせて自由に選択が可能です。
SmartプラスはSmartのデザインを更にスタイリッシュにしたものです。
白とピンクとブラックの3色展開で、グッドデザイン賞を受賞した経験もあります。
SmartプラスもSmartも、サーバーレンタル費用は無料。
両方ともサーバー下部に水を設置しますので、重たい水を持ち上げる必要もありません。
ただしSmartプラスは初回にサーバーの出荷手数料として1,100円がかかりますので、注意が必要です。
水の料金が業界内でも特に安い
水の料金が業界内でも特に安いのも、ワンウェイウォーターの特徴です。
天然水は他のサーバーの料金水準と変わりませんが、RO水は業界トップクラスの安さを誇っています。
1本あたり税込み1,350円で利用できるので、コスパよく美味しい水を飲むことが可能です。
水の配送料もかからないので、節約しながらも水にこだわりたい方からの人気を集めています。
4種類の水の中から好きな水を選択出来る
ワンウェイウォーターでは上述した通り、4種類の水から好きな水を選択できます。
プラスプレミアムは、500mℓ当たり税込み56円とかなりの高コスパ。
RO膜で透過されたピュアウォーターに、ミネラル分を追加しているので、雑味・不純物のない美味しい水を飲むことが可能です。
富士の銘水「彩(SAYA)」は富士山麓でとれた天然水を使用しています。
バナジウムを多数含んでおり、その他ミネラル分も多数含んだ軟水です。
京都三岳山麓「京の湧水」は、奥京都に流れる清流の水を使用しています。
ミネラル分が豊富で、小さい子どもや妊娠中の方でも安心して飲める水に仕上がっています。
硬度も高くないので、飲み口も柔らかいです。
九州日田「天寿の水」は有機ゲルマニウムを含む九州産の天然水です。
希少価値の高い天然水といわれており、大自然のミネラルを含んだ美容にも健康にもいい水です。
ウォーターサーバーのノルマをチェックするときのポイント
ウォーターサーバーには基本的にノルマがありますが、サーバーのノルマをチェックするときのポイントは以下の通りです。
- 月々使用する水の量に合っているか
- 月額サーバー代がどのくらいかかるか
- ノルマのスパンを確認する
- ノルマ未達成の事務手数料がどのくらいかを調べる
以下で詳しく解説していきます。
月々に使用する水の量に合っているか
ノルマのあるウォーターサーバーを利用するときには、設定されているノルマの本数が月々に使用する水の量に合っているかを確認しておきましょう。
家族の人数が多ければ基本的ノルマの達成は容易です。
しかし一人暮らしなど世帯人数が少ない場合は、月々に使用する水の量とノルマの量に差があると、使いきれなくなる可能性があるのです。
一般的に一人暮らしでは1か月あたり、12ℓ~18ℓを使用するといわれています。
ウォーターサーバーのボトルは12ℓのものが多いので、ノルマを確認して計算してみることをおすすめします。
月額サーバー代がどのくらいかかるか
ノルマのあるウォーターサーバーを利用するときには、月額サーバー代がどのくらいかかるかを確認しておくと良いでしょう。
一般的にノルマのあるウォーターサーバーは、月額のサーバー代がかからないことも多いです。
しかしノルマを達成できないとサーバーレンタル費用が発生するところもあります。
また多機能でおしゃれなサーバーは、レンタル代がかかることも。
どのくらいかかるのか、月々の水の料金と合算して計算して見ることをおすすめします。
ノルマのスパンを確認する
ノルマのあるウォーターサーバーを契約するときには、ノルマのスパンを確認しておきましょう。
基本的に2~3か月に2~3本の注文数でOKなところが多いです。
しかしワンウェイウォーターのように、価格帯が安いサーバーの場合、ひと月の本数が決められていることもあります。
ノルマのスパンや本数は各企業ごとに異なるので、契約約款を良く調べておくことが大切です。
ノルマ未達成の事務手数料がどのくらいかを調べる
ノルマのスパンと同様に、未達成時の事務手数料も企業によって異なります。
上述した通り金額幅は800円~1000円程度であることがほとんどですが、数百円の差でもちりも積もれば山となり、馬鹿にできません。
自宅を不在にする機会が多い人は、ノルマを達成できないケースを想定して事務手数料を調べておくことをおすすめします。
ノルマありのウォーターサーバーを契約するときの注意点
ノルマありのウォーターサーバーを契約するときの注意点は、以下の通りです。
- ノルマ達成のためにストックがたまる
- 配送スキップに条件があることが多い
- サーバーのレンタル料金に条件がないかを確認
以下で詳しく解説していきます。
ノルマの達成のためにストックがたまる
ノルマのあるウォーターサーバーを利用するとき、ノルマ達成のために断続的に注文をして、ストックが貯まってしまう可能性があります。
ボトルは1本12ℓもありますから、箱に入っているとはいえかなりスペースを取ります。
ノルマの達成のために定期的に購入しているものの、段々と消費が追い付かなくなり、自宅に水の段ボールが貯まってしまう可能性がありますので、注意が必要です。
配送スキップに条件があることが多い
水の配送を一定期間スキップできる制度を設けているところも多いですが、最大で1か月までと条件が設定されていることが多いです。
スキップをし過ぎると、ノルマの達成ができないため、休止事務手数料が発生します。
ノルマと同様に配送スキップの条件も、サーバー会社ごとに異なるので、要チェックです。
サーバーのレンタル料金に条件がないかを確認
サーバーのレンタル料金に条件がないかを確認しておくことも大切です。
サーバーのレンタル料金が無料で、明確にノルマの記載がなかったとしても、一定の本数が注文できないとサーバーレンタル代がかかるものもあります。
事務手数料という形ではなく、レンタル代としてお金が請求されることもありますので、注意が必要です。
ノルマのないウォーターサーバー2選
「ワンウェイウォーターも気になるけどノルマのないサーバーも気になる…」という皆さん向けに、以下ではノルマのないウォーターサーバーを2つ紹介していきます。
- アクアクララ
- アルピナウォーター
以下で詳しく解説していきます。
アクアクララ
アクアクララはRO水を提供しているウォーターサーバーの会社です。
注文ノルマを設定せず、利用者のペースで注文できるシステムを採用しています。
ボトルはリターナブルボトルで、毎回配送時に返却する必要があります。
RO水は水の不純物を取り除いて、雑味もない水なので赤ちゃんにも安心して使えるお水です。
あんしんサポート料が毎月かかるものの、12ℓのRO水が1,404円で楽しめます。
サーバーもモダンでおしゃれなデザインに仕上がっています。
アルピナウォーター
アルピナウォーターは、12ℓあたり1,242円と非常にコスパのいいサーバーでス。
毎月のノルマが設定されておらず、自分のペースで注文することが可能です。
他のサーバーとは異なり、毎月のサーバーレンタル料がかかるので、注意が必要です。
またオプションとして、水素水サーバーもあるので、健康を意識して水を飲みたい方におすすめです。
ワンウェイウォーターのノルマを把握して効率よくお水を注文しよう
ワンウェイウォーターは、RO水が1,350円で楽しめる非常にコスパのいいウォーターサーバーです。
グッドデザイン賞を受賞しているサーバーも、無料でレンタルできるのも魅力の一つ。
ノルマとして月に2~3本の消費が必要ですので、家族が多い世帯の方におすすめです。
その他の方も、月々の水の消費量を確認して水を消費できるかを確認しておくといいでしょう。