最近では環境への配慮から、ラベルレスのボトルが話題となっています。
ラベルがないためその分ごみを少なくでき、環境に優しくなっていますよ。
この記事では、そんなラベルレスボトルの価格の特徴や、メリット・デメリットについて解説していきます。
ラベルレスボトルを購入する方法についても紹介していきますので、ぜひ目を通してみてください。
ラベルレスボトルとは
ラベルレスは、近年世界的な課題となっているプラスチックごみ削減のための、取り組みの一部です。
ラベルレスボトルは製品情報を表記するためのラベルを貼り付けていないペットボトル飲料のこと。
ペットボトル飲料は加工食品という扱いで、本来は食品表示法に則って品名や成分などを表示する義務があります。
ただ、複数の加工食品を一つのパッケージに入れて販売する場合は、そのパッケージに製品情報を記載することで、中の商品ひとつひとつの義務表示を省くことができるのです。
またはラベルではなく小さなシールにみっちりと義務表示を印字することで、ラベルレスを実現しています。
ラベルレスボトルの価格は安い?
結論から言えば、ラベルレスボトルは一般的なラベル付きにボトルと比べて安いわけではありません。
基本的にはラベルありもラベルなしも同じ価格帯で販売されていますよ。
若干ラベルレスの方が安いこともあれば、逆に高いこともあったり。
要はラベルの有無は、価格にあまり影響を与えていないと考えられます。
ラベルレスボトルの3つのメリット
ラベルレスボトルは一般的なラベル付きボトルより安いイメージがありますが、実際は価格はほとんど変わりません。
では値段以外にラベルレスボトルを使う利点はどこにあるのでしょう。
ここからはラベルレスボトルのメリットについて解説していきます。
- ラベルを分別する手間が省ける
- プラスチックごみを削減できてエコに繋がる
- 見た目がシンプルでおしゃれ
ラベルを分別する手間が省ける
ペットボトルをリサイクルごみとして排出するためには、素材が異なるラベルをボトルから剥がしておかなければいけません。
ラベルを一本ずつはがして分別していく作業は意外と手間がかかり面倒ですよね。
ラベルレスボトルならキャップを外すだけで分別が完了するので、ペットボトルのゴミ捨てが非常に簡単です。
プラスチックごみを削減できてエコに繋がる
ペットボトルのラベルにはプラスチックが使われており、ラベルレスにすることでプラスチック資源の節約になります。
またペットボトルが適切に分別されることでリサイクルの動きが進み、また新たなペットボトルをはじめとする製品に生まれ変わることができます。
こういったサスティナブル(持続可能)の考え方に多くの人が共感していることから、ラベルレスボトルへの注目が集まっているのですね。
SDGsへの取り組みの一つとして、企業も力を入れています。
見た目がシンプルでおしゃれ
ラベルがなくなることで、ペットボトルは見た目がシンプルになりオシャレにみえます。
またこれまでラベルによって魅力をアピールしていたところ、ラベルレスになることでペットボトル自体のデザイン性に力を入れるメーカーも増えていますよ。
ラベルレスボトルの2つのデメリット
ラベルレスボトルのデメリットは下記の2つです。
- 中の飲み物が何なのかわかりにくい
- 差し入れに不向き
中の飲み物が何なのかわかりにくい
ラベルレスボトルには商品名の記載がないため、中にいったいどんなドリンクが入っているのか分かりにくいです。
ラベルレスボトルを何種類も買ってストックしておくと、自分でも何のドリンクを買ったのか分からなくなってしまう可能性があります。
差し入れに不向き
お伝えしたようにラベルレスボトルは見ただけでは中身を把握するのが難しいです。
買った本人なら問題ありませんが、人からもらったりすると中身が分からないボトルは不安があります。
人に差し入れとして渡すにはあまり向いていないかもしれません。
ラベルレスボトルの購入方法
ラベルレスボトルって流行ってるけど、意外と売られているところを見たことがない、という方も多いでしょう。
そこで、ラベルレスボトルの購入方法についても紹介してきたいと思います。
ラベルレスボトルを入手する方法は主に下記の3つです。
- 通販
- 転倒
- ふるさと納税
通販
ラベルレスボトルはAmazonや楽天などの通販サイトでも販売しています。
店頭販売と違って玄関先まで商品を届けてくれるため重いボトルを運ぶ労力が不要なのがメリット。
ラベルレスボトルは基本的に箱売り。
ペットボトルのまとめ買いは重くて運ぶのが大変ですから、通販を上手く活用しましょう。
店頭
ラベルレスボトルは基本的に箱売りとお伝えしましたが、最近では店頭でバラ売りされることも増えています。
食品表示法違反しないために、ラベルではなく小さなシールに商品内容を印字することで、法令上の問題を解決しています。
このような販売方法は「ラベルレス風」と呼ばれることもありますよ。
またボトル自体に凹凸をつけて、文字が浮き出て見えるような工夫を施されたボトルもあります。
ふるさと納税
ふるさと納税の返礼品として、ラベルレスボトルを選択できることもあります。
ちょっと贅沢なお酒やお肉を選ぶのもいいですが、節約のために普段から活用できるものを買うのもおすすめ。
ラベルレスボトルをまだ使ったことがない人は、ふるさと納税を利用してラベルレスボトルを試してみてもいいですね。
ラベルレスボトルで販売されているドリンク紹介
ラベルレスボトルで販売されているドリンクの一部を紹介します。
価格はAmazonを参考にしていますが、通販サイトや店舗、時期によっても価格は変わってきますので、目安として参考にしてみてくださいね。
メーカー | 商品名 | 価格 |
---|---|---|
コカ・コーラ | い・ろ・は・す 天然水ラベルレス(560ml) | 1,548円(24本) |
コカ・コーラ | 爽健美茶 ラベルレス(500ml) | 2,317円(24本) |
コカ・コーラ | 綾鷹 ラベルレス(525ml) | 2,357円(24本) |
アサヒ飲料 | おいしい水 天然水 ラベルレス(600ml) | 1,498円(24本) |
アサヒ飲料 | 十六茶麦茶 ラベルレスボトル(660ml) | 2,038円(24本) |
伊藤園 | ラベルレス おーいお茶 緑茶(525ml) | 2,273円(24本) |
伊藤園 | ラベルレス 健康ミネラルむぎ茶(600ml) | 2,291円(24本) |
サントリー | サントリー天然水スパークリングレモン ラベルレス(500ml) | 2,204円(24本) |
ラベルレスボトルは安い以外の魅力が満載
ラベルレスボトルの価格の特徴や、メリット・デメリット、ラベルレスボトルを購入する方法について解説しました。
ラベルレスボトルは環境面への配慮、分別の手間の削減、デザイン性の高さ等メリットが豊富です。
ラベルありの一般的なペットボトルと価格はほとんど変わらないため、これを機に一度お試ししてみるのも良いでしょう。
もし気に入ったら、通販などでまとめ買いするのが便利ですよ。