普段何気なく飲んでいる飲み物、実は体に悪いかもしれないことは知っていますか?
少ない量であれば問題無くても、飲み過ぎてしまうと健康に影響が出てしまう事もあります。
そこで今回は体に悪い飲み物や、健康に良くない飲み方など注意すべきポイントをまとめてみました。
普段同じものばかり飲んでしまう人や、健康に関心がある人はぜひチェックしてみてください!
体に悪い飲み物の3つの特徴
身体に悪い飲み物の共通点として、一つの成分が大量に含まれているというケースが多いです。
たまに飲む程度であれば問題ありませんが、日常的に飲んでしまうと体に影響が出てしまうものもあります。
まずは代表的な3つの例を紹介したいと思います。
特徴①:カフェインが多い
これは思い当たる人も多いと思いますが、カフェインの摂り過ぎは体に負担がかかってしまいます。
コーヒーや紅茶など一般的な飲み物にも多く含まれており、日頃から飲んでいる場合は知らないうちにカフェインを摂り過ぎてしまっていることも多いです。
自分で気づかないうちに大量に摂取してしまう危険があるため、普段から注意が必要です。
特徴②:糖分が極端に多い
ソフトドリンクや甘いジュースなど、糖分が多い物にも要注意です。
あまり飲み過ぎると糖尿病や高血圧、肥満などの原因になってしまいます。
特にコーラなどの炭酸飲料は普通のものより甘みを感じにくいため、砂糖が大量に含まれています。
これは炭酸に苦みを感じさせる効果があり、それを打ち消すために甘みを強くしているからです。
実際に感じている以上の糖分が含まれていますので、飲む量には特に気を付ける必要があります。
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特徴③:科学物質が多く含まれている
こちらは人工甘味料や着色料などが主な例になります。
鮮やかな色のドリンクには着色料が多く含まれており、これらも健康に害を与える原因になります。
またカロリーオフの表記があるものは人工甘味料が含まれていることが多く、これらは同じ量でも普通の砂糖より甘みが強いです。
そのため人工甘味料に慣れてしまうと舌が甘みを感じなくなってしまうなどの危険性もあります。
カフェインが多い3つの飲み物
カフェインの摂り過ぎが健康に悪い事は説明しましたが、特にカフェインを摂り過ぎてしまいがちな飲み物がいくつかあります。
ここでは代表的なものを3つ紹介したいと思います。
コーヒーの飲みすぎには要注意!
特に代表的なものがコーヒーです。
カフェや自宅だけでなく仕事中に飲む人もいることから、一日のうちにたくさん飲んでしまっていることが多いです。
また人によっては砂糖やミルクを入れることで糖分も一緒に取ってしまっていることがあります。
これらも肥満や高血圧の原因になりますので、入れる場合は少量にとどめるか低脂肪乳などで代用するのがおすすめです。
実は紅茶もカフェインが多い
紅茶も同様にカフェインが多く、実はコーヒーと大して変わらない量が含まれています。
こちらもコーヒーと同じく手軽に飲めてしまうため注意が必要です。
特に友達とカフェに行ったり、スイーツなどを食べるときに意識せず飲んでいることも多いです。
コーヒーは苦手でも紅茶は飲めるという人もいますが、カフェインの量が変わらないということは覚えておきましょう。
エナジードリンクは1日1本まで
特に注意が必要なのがエナジードリンク。
こちらは1缶に含まれているカフェインの量がかなり多いです。
また糖分も大量に含まれているため、体に負担のかかる物質がかなり多く含まれています。
もともとエナジードリンクはビタミンBと糖質を同時に補給することでエネルギーに変えるという名目のものですが、実際は糖分とカフェインが大半を占めているものがほとんどです。
種類にもよりますが、どうしても飲みたいときは1日1本程度を目安にするようにしましょう。
お酒が身体に悪いって本当?
お酒は適度に飲めば体に良いと言われることも多いですが、量を間違えると体に悪い事も多くあります。
特に健康に影響の出やすいものをいくつか紹介したいと思います。
度数の高いお酒は体に悪い事も
もともとアルコール自体体にとっては有毒な物質ですので、当然アルコール度数の高いお酒ほど体への負担も大きくなります。
また大量に飲んでしまうと急性アルコール中毒やアルコール依存症などのリスクも高くなってしまいます。
お酒を飲んでから酔うまでには少し時間がかかるため、強いお酒ほど気づかないうちに飲み過ぎてしまう事も多くなります。
度数の高いお酒を飲むときはゆっくりと飲むようにしましょう。
フローズンカクテルには要注意
あまり馴染みのない人もいるかも知れませんが、フローズンカクテルとは凍った状態のカクテルのことです。
もちろん完全に凍っているわけでは無く、シャーベット状のカクテルのことを指します。
夏場などであればとてもおいしく楽しめるのですが、急激に体温が下がってしまうため体に負担がかかります。
さらにアルコールは体温が高い方が酔いを感じやすいため、知らない間に大量のアルコールを摂ってしまう原因にもなりやすいです。
ストロング系チューハイは飲みすぎやすい
最も注意すべきなのがストロング系のチューハイです。
これらは1缶当たりの量が多い上に実はアルコール度数が高く、1缶すべて飲んでしまうと相当な量のアルコールを体内に取り入れてしまいます。
飲みたいときは複数人で分けて飲むか、サイズの小さいものを買った方が良いでしょう。
またコンビニで手軽に変えてしまうため、ついつい飲んでしまうという人も多いです。
なるべく度数の低い他のお酒を買うか、飲む頻度を減らすよう心がけましょう。
意外と体に悪い飲み物
実は体に良いとされている飲み物の中でも、飲み方によって体に悪い影響が出てしまう事もあります。
健康のために飲んでいたら逆に病気の原因になってしまった、などという例も少なくありません。
フルーツスムージーは糖分がたくさん
健康に良いイメージのあるスムージーですが、実はフルーツ自体糖分濃度が高いものが多くカロリーも多く含まれています。
そのため知らないうちに糖分を大量にとってしまう事が多いです。
確かに栄養素も豊富に含まれているのですが、あまりに飲み過ぎると糖分による悪影響の方が大きくなってしまいます。
適度な量にとどめておくように心がけましょう。
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野菜ジュースも種類によっては害になる
野菜ジュースも健康に良いイメージが強いですが実は食品添加物などが多く含まれているものも多く、味付けのために大量の砂糖が入っている場合も多いです。
スムージーと同様、健康に良い成分だけが含まれているわけではありませんので注意が必要です。
適量であれば問題ありませんが、飲む量には気を付けるようにしましょう。
水を大量に飲み過ぎると体に悪いことも
水は大量に飲み過ぎると血液中のナトリウム濃度が低下し、希釈性低ナトリウム血症という症状になってしまう事があります。
これは水中毒と呼ばれ、頭痛や嘔吐、場合によっては意識がなくなってしまうなどの重度の症状が出ることもあります。
よほど大量に飲まない限り可能性としては低いですが、「水なら安全」と思い込んで大量に飲んでしまうケースもあります。
必ず無理のない範囲での水分補給にとどめるようにしましょう。
どんな飲み物でも飲み方によっては害になる
この記事を読んで以外に思った人も多いと思いますが、一般に健康に良いとされている飲み物でも量によっては体に害が出ることがあります。
どんな飲み物であっても飲み過ぎると栄養が偏ったり、健康を損なってしまう可能性があります。
普段から飲む量を考え、体に負担がかからないように気を付けましょう。