地震などの災害が多い日本では、万が一のことを考えて日常的に災害時への万全な対策を整えておくのが大切。
特にライフラインが寸断され、スーパーの買い占めなどが起きた際に深刻な問題になるのが飲用水の問題です。
中々水が手に入らない際に役立つのがウォーターサーバーで、災害時でも備蓄水として活躍してくれます。
災害時には様々なトラブルが予想されますが、ウォーターサーバーが災害時でも使えるとなればとても安心ですよね。
そこでこの記事では、災害時でも使用できるウォーターサーバーを、特徴や料金を比較してランキング形式で紹介していきます。
- 月額料金4.6
- デザイン性3
- お水の味わい3.7
- 厳しい基準をクリアした安心・安全の水を提供している
- 専任の配送員さんがお水を配送してくれる
- 繰り返し利用するリターナブルボトルを採用しており環境に優しい
- 月額料金※
- 1,920円(税込)
- 水の種類
- RO水
- ボトル交換位置
- サーバー上部
- 最低利用期間
- –
災害に適したウォーターサーバーを選ぶ際のポイント
ウォーターサーバーはものによって、災害時に使用できるサーバー・使用できないサーバーがあります。
そのため、災害時に使用できないウォーターサーバーを選んでしまうと、いざという時に使用できなくなることも。
そうならないためにも、災害時に使用できるウォーターサーバーの特徴を紹介していきます。
- 自動パネルではなくコック式やレバー式のウォーターサーバー
- ワンウェイ方式よりもリターナブル方式の方が災害時の流通に強い
- 天然水よりもRO水の方が賞味期限が長く災害時に適している
- ボトルの容量が多いものを選ぶ
自動パネルではなくコック式やレバー式
ウォーターサーバーの中には給水や温度調整などを全てタッチパネルで行える、とてもハイテクなものもあります。
スタイリッシュでとてもおしゃれな反面、電子のタッチパネルなので、電気が無いと操作ができなくなってしまうことに。
いざという時に給水できないと意味が無いため、電気が無くても使用できるコック式・レバー式のウォーターサーバーを選びましょう。
コック式であれば捻るだけ水が出てくるため、電気を使用する必要がありません。
ワンウェイ方式よりもリターナブル方式の方が災害時の流通に強い
ウォーターサーバーには、ボトルを繰り返し使用するリターナブル方式と、使い捨てタイプのワンウェイ方式があります。
それぞれでメリット・デメリットがあるものの、災害時を考えて選ぶのであれば、リターナブルボトルがおすすめ。
リターナブルボトルは自社配送を行っているため、災害時でも配送が止まってしまう可能性が低いです。
対してワンウェイボトルの場合、ボトルの配送を別の企業に委託しているケースがほとんどなので、災害時に業務がストップしてしまう可能性が高くなります。
そのため、自社の配送手段を持っているリターナブル方式の方が、いざという時にも配送してくれる可能性が高くおすすめです。
しかし、必ずしも配送してくれるわけではなく、あくまで可能性が高いだけということを理解しておきましょう。
天然水よりもRO水の方が賞味期限が長い
天然水は熱の加工などを最小限に済ませて、自然本来のミネラル成分や味わいを保っています。
そのため、非常に味わい深いメリットがある反面、賞味期限が短い傾向があります。
開封済みで2週間、未開封の状態でも半年ほどしか持たないため、災害時の備蓄水として保管しておくには少々心配です。
しかし、RO水の場合は不順物をはじめとしてミネラル成分まで、ほとんど取り除いているため賞味期限が長いです。
開封してしまうと1ヶ月で天然水とあまり変わらないものの、未開封の状態であれば、1年~1年半は保管が可能。
かなり長期間の保存ができるため、いざという時の備蓄水にピッタリです。
ボトルの容量が多い
災害時のことを考えてウォーターサーバーを選ぶのであれば、ボトルの容量もチェックしておきましょう。
容量が少ないボトルだとすぐに使い終わってしまう可能性があるものの、容量の多い方が災害時に使用できる水が多くなります。
保管しておくためにスペースを取ってしまうというデメリットがあるものの、たくさんの水を保管しておくためにも、容量の大きいボトルがおすすめです。
災害時でも利用できるおすすめのウォーターサーバーランキング
ウォーターサーバーの中には、災害時に利用できるもの・利用できないものがあり、災害時に利用できない機種を選んでしまうと、いざという時に水が使えなくなってしまうことに。
そんな状況にならないためにも、災害時でも利用できるウォーターサーバーを紹介していきます。
- クリクラ
- アクアクララ
- アルピナウォーター
- ピュアハワイアンウォーター
- アクアセレクト
- 富士桜命水
第1位:クリクラ
クリクラのウォーターサーバーは日本気象協会の公式防災グッズとして認定されており、電気が使えない停電時でも水が利用できます。
また、クリクラは「ローリングストック方式」を推奨しており、災害時に対する意識が非常に高いです。
加えて、クリクラで使われている水は、天然水に比べて賞味期限が長いRO水を使用。
ウォーターサーバーとして使用する以外にも、備蓄水として1年~2年程の長期保存が可能です。
配送地域 | 全国(沖縄を除く) |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 1,352円/12L 824円/6L |
ノルマ | なし |
月額料金目安 | 3878円~ |
クリクラの口コミ一覧
アフィリエイトしてるからこそ知れたこんなときに少しでも役に立つ情報よ届けーーー!!ウォーターサーバーの“クリクラ”は自社配送のため、災害時でも近場の配送員が水を届けてくれる。
※他社サーバーは運送業者へ依頼のため遅延しやすい。
第2位:アクアクララ
賞味期限が長いRO水にミネラルなどの成分を添加した、デザインウォーターを使用しているアクアクララ。
長期間の保管ができて備蓄水として活躍する他に、給水方法がコック式なので、停電時でも安心して使用できます。
また、アクアクララは自社独自の配送システムの制度を持っており、配送がストップしがちな災害時でも安定して水の供給が行われます。
他のメーカーでは、ボトル配送を他の企業に委託しているケースが多いため、いざという時に心強いメーカーと言えるでしょう。
配送地域 | 全国(沖縄を除く) |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 1200円/12L 900円/6L |
ノルマ | なし |
月額料金目安 | 4100円~ |
アクアクララの口コミ一覧
アクアクララです、ウチのどうぶつたちもみんな飲んでます。
第3位:アルピナウォーター
アルピナウォーター12ℓあたり1,050円というリーズナブルな価格で利用できるウォーターサーバーです。
アルピナウォーターはコック式なので電気を使わなくても使用できますが、何よりも「水の賞味期限の長さ」が特徴です。
未開封で1年、開封済みの状態でも3ヶ月間は美味しく飲めるため、備蓄水として活用するのにピッタリです。
また、ボトル容量が18.9Lとかなりの大容量なので、たくさんの水をストックしておくことができます。
アルピナウォーターはボトルが定期配送されず、都度注文する方式なので、ボトルを切らさない様こまめに注文しておきましょう。
配送地域 | 全国(沖縄を除く) |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 1200円/12L 900円/6L |
ノルマ | なし |
月額料金目安 | 4100円~ |
アルピナウォーターの口コミ一覧
アルピナウォーターに決めたんだけどスタンダードのサーバーを選ばないと省エネタイプは停電時は水は出ませんだって。確認して良かった
そんな落とし穴が出てくるとは
第4位:ピュアハワイアンウォーター
ピュアハワイアンウォーターは南国の国ハワイの水を使用しており、海外の水を楽しめるウォーターサーバーです。
数あるウォーターサーバーの中でハワイの水を使用しているのは、ピュアハワイアンウォーターしかありません、
もちろん災害時用としてもしっかり活躍しますが、美味しい水が飲めるウォーターサーバーを探している人にもピッタリです。
月額費用も3600円~と非常にリーズナブルで、500mlあたり78円の値段でハワイの水を楽しめます。
配送地域 | 全国(沖縄を除く) |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 1200円/12L 900円/6L |
ノルマ | なし |
月額料金目安 | 4100円~ |
ピュアハワイアンウォーターの口コミ一覧
ハワイの水ってのも美味しそうで!
第5位:アクアセレクト
アクアセレクトは水質日本1位に輝いた宮川の天然水を使用しており、モンドセレクションで11年連続で賞を受賞しているウォーターサーバーです。
アクアセレクトでは2種類のウォーターサーバーが販売されていますが、どちらも停電時に使用できます。
また、アクアセレクトで販売されている11.3Lのボトルは、ウォーターサーバーに差し込まなくでも簡単に手で開けられます。
一度キャップを開けても、再度蓋をできるため、水の中にごみなどが混入する心配が無く非常に衛生状態が高いです。
配送地域 | 全国(沖縄を除く) |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 1200円/12L 900円/6L |
ノルマ | なし |
月額料金目安 | 4100円~ |
アルピナウォーターユーザーの口コミ一覧
いざという時困らないように使い方をかんがえておかなくては。
第6位:富士桜命水
富士桜命水は富士山で採水したバナジウム成分が豊富な天然水なので、災害時でもバナジウム成分な天然水を楽しめます。
そんな富士桜命水で使用されているボトルは、バックインボトルと呼ばれる、小型の段ボールの中にパックに水が詰められています。
お水のパックに給水コックがあるので、災害時でもボトルのみで楽々利用することができます。
配送地域 | 全国(沖縄を除く) |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 1,674円/11.5L 1,458円/9L |
ノルマ | 2本~ |
月額料金目安 | 4,990円~ |
第7位:コスモウォーター
コスモウォーターのSmartプラスNextはコスモウォーターの取り扱うサーバーの中でも、特に人気を集めているサーバーの一つです。
水の取り換え口がサーバーの下部に設計されているので、万が一地震が発生した際、倒れてもダメージを最小限に抑えることが可能です。
サーバーも独自の除菌機能を導入しているので、定期メンテナンスも不要です。
ボトルはワンウェイボトルなので、水の備蓄としても活用できます。
ただし災害時に水の備蓄として活用する際には、雑菌の繁殖を防ぐ為にできるだけ早く飲み切ることを進めます。
災害時の備蓄や転倒防止に優れているデザインかつ、サーバー自体のカラー展開も豊富なのもポイント。
全部で5色展開されており、お部屋のインテリアとの調和を考えて、サーバーの設置が可能です。
非常用電源ユニットも無料で付属できるので、万が一の災害のときも安心です。
配送地域 | 全国(沖縄を除く) |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 12L1,900円 |
ノルマ | 2本~ |
月額料金目安 | 4,104円~ |
第8位 うるのん
うるのんはサーバーの形状が他のサーバーとは異なり近未来的なデザインが特徴的なウォーターサーバーです。
富士山の水を使用した「富士の天然水さらり」は、国際味覚審査機構で2022年に最高金賞を8年連続で獲得しています。
モンドセレクションでも金賞を獲得しており、水の味の質が高いことでも知られています。
水の交換位置はサーバー上部であるものの、水を備蓄水としても利用できるように、停電時でも常温水は抽出可能です。
また災害時を考慮して、ボトルウォーターバルブも別売りで販売。
ボトルに装着することでサーバー内に水を入れずに、直接生活用水として活用できます。
日本は災害大国ですから、水の備蓄に関連するサービスが整っているのはありがたいですよね・。
配送地域 | 全国(沖縄を除く) |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 12L 2,080円 |
ノルマ | 2本~ |
月額料金目安 | 4,160円~ |
第9位 リセットタイム
リセットタイムは非加熱生天然水を使用しているウォーターサーバーです。
厚生労働省が定める安全基準値をクリアしており、安心して飲める天然水です。
サーバーの上部にボトルの収容部分があるものの、災害発生時の停電の際に、電力がなくても水を出すことが可能です。
日本気象協会でも紹介されており、万が一の災害に対して備える際に活躍してくれるでしょう。
カラー展開も他のサーバーとは異なり、グリーンやピンクを導入しています。
ローリングストックとしても活用できるので、万が一の災害に備えておきたい家庭におすすめのウォーターサーバーであるといえます。
配送地域 | 全国(沖縄を除く) |
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配送システム | 定期配送(自社配送) |
ボトルの種類 | 12.5L 2,130円 |
ノルマ | 2本~ |
月額料金目安 | 4,277円~ |
ウォーターサーバーが災害時の備蓄水として優れている理由
ウォーターサーバーが災害時の備蓄水として優れているのには大きく3つの理由があります。
-
- ローリングストックができる
- プラスチックボトルで丈夫
- かさばらずに保管ができる
- ボトル1本で最長6日分の水を確保できる
- 怪我・やけどの応急処置に使える
- きれいな水がかんたんに用意できる
ローリングストックができる
ローリングストックとは「ストック(備蓄)をローリング(回転)する」という備蓄方法のことです。
日常的に使用するウォーターサーバーの水を少し注文しておき、使ったら使った分だけすぐに買い足しておきます。
これにより水を常時確保しておくことができます。
プラスチックボトルで丈夫
ウォーターサーバーで使われているボトルはプラスチックタイプの上部なボトルが使用されています。
ペットボトルで使われている素材と違い、耐久性に優れているため、外部からの衝撃に耐えることができます。
災害時には家の中が荒れる可能性が高く、家具や家電などが倒れてボトルを潰してしまうことも。
そんな状況でもプラスチックタイプの衝撃に強いボトルであれば、破損せずに利用できるため安心です。
かさばらずに保管ができる
ウォーターサーバーのボトルはペットボトルよりも保管しやすいのも特徴です。
ペットボトルは容量が2ℓで容量が少ないため、かさばってしまうデメリットがあります。
しかし、ウォーターサーバーでは一般的な容量が12ℓ前後なので、1本あるだけである程度の水を確保しておくことができます。
ボトル1本で最長6日分の水を確保できる
ウォーターサーバーのボトル1本の容量は、一般的に12リットル前後です。
ウォーターボトル1本があれば、成人男性1人分の約3日から6日分の水分を確保することが可能でしょう。
成人が1日に必要とする水分量は、体重60㎏の場合おおよそ2リットルとされています。
ただし、運動量や気温、湿度などにより必要な水分量は変わります。
災害時には、体調や状況に応じて水分補給を行ってください。
発生する災害によっては、ウォーターサーバーが唯一の水源となる可能性も考えられるでしょう。
普段から十分なボトルのローリングストックをおすすめします。
怪我・やけどの応急処置に使える
ウォーターサーバーの水は安全性が高いことが特徴です。
ボトルがあれば災害時の怪我や、やけどの応急処置にも使用できます。
ウォーターサーバーは細菌の少ない清潔な水をすぐに用意できるでしょう。
ボトリングされた水は、傷口の洗浄に使用できるものがほとんどです。
火傷した場合もウォーターサーバーの冷水をすぐに利用してください。
水で冷やせば、効果的な応急処置を行うことができます。
災害が起きると医療機関から対応してもらうことが難しいでしょう。
そのため、ウォーターサーバーの水を使った応急処置を事前に確認してください。
しかし、ウォーターサーバーの水を使った応急処置はあくまで一時的な対応です。
深い傷や広範囲のやけどは、適切な手当てを行うために早めに医療機関に連絡を取りましょう。
きれいな水がかんたんに用意できる
使いやすいウォーターサーバーは、災害時でもかんたんに活用できます。
高齢者や子どもも使用が可能なので、災害時も使いやすいでしょう。
ウォーターサーバーは操作が簡単で、誰でもすぐに水が飲めます。
さらに、電力が生きていれば、冷水と温水も用意できますね。
お湯や冷水を飲むことによる体温調整や、インスタント食品の簡易的な調理にも対応可能です。
ウォーターサーバーがあることで、非常時もきれいな水を確保しやすいでしょう。
ウォーターサーバーを災害時に活用する際の知識
実際に災害が起こった際に、ウォーターサーバーを活用するための知識について解説していきます。
その時になって慌てないよう、今のうちに活用法を把握して万が一に備えましょう。
- 災害時に必要な水分量は大人で1日3ℓが目安
- 生活用水は一人当たり1日1Lは必要
- 開封後はできるだけ密閉保存をする
- 空ボトルは給水でも活用できる可能性がある
- ウォーターサーバーの非常用キットを購入する
- RO水の方が賞味期限が長い
災害時に必要な水分量は大人で1日3ℓが目安
内閣府が出している「大規模地震発生に伴う帰宅困難者対策のガイドライン」によると、災害時に必要な水分量は大人1人あたりで1日3ℓが一つの目安と言われています。
この3ℓという水分量は飲料水・食事に必要な水分量で、トイレ・お風呂などの生活水は含まれていません。
そのため、災害がおきた非常事態に大人2人で住んでいる場合、1日に6ℓの水が必要という計算になります。
生活用水は一人当たり1日1Lは必要
飲料用や食事用以外の生活用水は、どんなに切り詰めても一人当たり1Lは必要になるでしょう。
通常であればトイレを一回流すのに必要な水の量は10L、お風呂で使う水は一回100 L にもなります。
しかし災害時においては、トイレやお風呂に大量の水を使うことは非常にもったいない行為です。
トイレは非常用の流さなくてもいい簡易トイレ、お風呂や歯磨きなどは水がなくても使えるドライシャンプーやマウスウォッシュがあるとお水を節約できます。
また飲料用にできる水を生活用水にするのはもったいないので、できれば浴槽に水を貯めておく習慣をつけて、生活用水・雑用水はそこから使うと良いでしょう。
開封後はできるだけ密閉保存をする
水の入ったボトルを開封すると、空気中に漂う雑菌などが必ずボトル内に侵入します。
これを防ぐことは非常に難しいですが、開封後できるだけ早く密閉保存することで菌の侵入を最低限に抑えることができますよ。
間違ってもうボトルの蓋を開けぱなしにして放置したり、ボトルに直接口をつけて水を飲んだりしないようにしましょう。
ボトル内に菌が繁殖し、水が早く傷んでしまいますからね。
空ボトルは給水でも活用できる可能性がある
空のボトルは処分せずとっておくのがおすすめです。
断水を伴う災害の場合、給水車による水の配布が行われることがありますよね。
その際蓋付きの入れ物は非常に重宝しますし、ウォーターサーバーのボトルは基本的に12Lのものが主流ですから、一度にたくさんの水を持って帰ることができます。
ウォーターサーバーのボトルには使い捨てのワンウェイボトルと、洗浄してリサイクルするリターナブルボトルがありますが、丈夫で使い回しできるのはリターナブルボトルです。
災害時の備えとしてウォーターサーバーを選ぶのであれば、リターナブルボトルを採用しているメーカーから選ぶといいでしょう。
ウォーターサーバーの非常用キットを購入する
ウォーターサーバーの各メーカーでは、サーバーとは別売りで「非常用キット」ご購入できることがあります。
非常用キットというのは、ボトルのキャップ部分に装着することでウォーターサーバーのコックのように水を好きな量出したり止めたりできるというアイテムです。
また折りたたみ椅子のような専用置き台とセットになっていたりもします。
災害時はもちろん、アウトドアや常温でお水を使いたい時などにも活躍するので、1セット持っていて損はないでしょう。
RO水の方が賞味期限が長い
実は天然水とRO水とでは、RO水の方が賞味期限が長い傾向にあります。
天然水は法律に基づいて適切な処理がなされている水です。
しかしRO水は不純物を100%除去している水ですので、未開封の状態では天然水よりも雑菌の繁殖がしにくい傾向にあるのです。
万が一ウォーターサーバーの水を備蓄水として活用しようと考えているのであれば、天然水よりもRO水の水を活用することをおすすめします。
災害時の電力対策にも力を入れる
電力が必要なウォーターサーバーは、停電したときに使えない可能性があります。
災害の発生に備えて、停電時でも使える代替可能な電源を準備しましょう。
蓄電できるバッテリーや太陽光パネルといった再生可能エネルギーがおすすめです。
電力が準備できれば、災害が起きたときも常に清潔な水を確保できますね。
また、電力がなくても利用できる非電力タイプのウォーターサーバーもあります。
非電力タイプのウォーターサーバーは、電力供給が不安定な災害でも活用できるでしょう。
災害時も電力に困らないように、日ごろから備えることをおすすめします。
ウォーターサーバーはメンテナンスが必要
ウォーターサーバーは、定期的なメンテナンスが必要です。
常に安全かつ衛生的な状態を維持するために、定期メンテナンスを行ってください。
ウォーターサーバーのメンテナンスには以下のポイントがあります。
- サーバー本体の定期的な清掃
- 見える範囲はセルフメンテナンスを行う
- 内臓フィルターの交換
- 配送された水の消費期限の管理 など
災害が起きた時のウォーターサーバーの取り扱いについても、事前に確認しておきましょう。
安全にウォーターサーバーを活用するために、日頃から衛生状態を保つことが重要です。
万が一に備えて、ボトルの消費期限も確認してください。
災害による停電・復旧後のウォーターサーバーの取り扱いについて
災害により停電が起きた際のウォーターサーバーの取り扱いについて紹介していきます。
- 停電したら電源プラグを抜く
- 停電復旧後はすぐに電源を入れない
- 開封済みボトルはすぐに使い切る
- サーバー内の水抜きをして雑菌繁殖を防ぐ
- 通電しても動かない場合は断線している可能性がある
停電したら電源プラグを抜く
停電が起きたらウォーターサーバーのの電源を抜いておくようにしましょう。
電源を抜くのは、復旧した直後に普段よりも大量の電流が流れるリスクがあり危険だからです。
電源を入れっぱなしにすると、ウォーターサーバーの本体が故障したり、電源がショートしてしまう可能性があるので注意しておきましょう。
停電復旧後はすぐに電源を入れない
停電が復旧して電気が開通しても、数ぐに電源を入れない様にしてください。
電復旧後5分以上経過してから電源を入れることにより、通電火災を防ぎ、ウォーターサーバーの故障事故の可能性を抑えられます。
電源を入れたら温水スイッチをオンにすれば通常通りに使用できるようになります。
開封済みボトルはすぐに使い切る
ウォーターサーバーに設置してある使いかけのボトルは、1~2日で使い切るようにしましょう。
サーバーにセットされた水は電源の入ったウォーターサーバーの温度管理やクリーン機能によって衛生状態が保たれています。
しかし停電によって電気が通らなくなると、サーバーのクリーン機能は働かない上に水は常温になり、雑菌が繁殖しやすくなります。
そのためサーバーにセットした開封済みのボトルは早めに消費する必要があるのです。
サーバー内の水抜きをして雑菌繁殖を防ぐ
もしも停電が長く続くような時は、サーバー内の水抜きをして菌の繁殖を防ぎましょう。
お伝えしたように、電源の入っていないウォーターサーバーの中の水は雑菌が繁殖しやすいからですね。
注意点としては水抜きをする際はプラグを抜き、中の温水が完全に冷めた状態で行うことです。
停電が長く続いている時点で熱々の湯が出てくるということはないと思いますが、火傷による事故を防ぐためにもプラグを抜いてしばらく放置してから取りかかりましょう。
通電しても動かない場合は断線している可能性がある
停電が回復して通電したもののウォーターサーバーが動かないという場合には、どこかが断線している可能性があります。
無理に稼働させようとすると事故につながることがあるため、プラグを抜いて使用を中止しましょう。
万が一サーバーから火花が出ても家事に繋がらないよう、燃えやすい物を近くに置かずに、早急にサポートセンターに連絡してください。
サーバーの修理や交換に関する手続き方法を教えてくれるはずです。
災害に備えてウォーターサーバーを契約するときによくあるQ&A
ウォーターサーバー導入で気になる質問や、気を付けたいことをまとめました。
災害に備えてウォーターサーバーを契約する場合は、使い勝手に注目しましょう。
万が一のトラブルを考え、契約のときに保障内容もチェックすることが重要です。
災害時ウォーターサーバーのボトルは給水ボトルで使える?
ウォーターサーバーのボトルは、災害時に給水ボトルとして使えます。
ポータブルスタンドに乗せて使用すれば、災害が起きた時も備蓄水として活用が可能です。
ある程度の水ボトルが常備してあれば、一定期間の飲み水に困ることはないでしょう。
ボトルのキャップ部分に差し込むバルブも販売されているので、災害時に備えて用意してもいいですね。
万が一の事態を考えて、ウォーターサーバーを契約しておくこともオススメです。
停電時でもウォーターサーバーは利用できる?
停電時でも利用できるウォーターサーバーがあります。
アルピナウォーターやアクアクララは、災害時も安心して使えるウォーターサーバーです。
停電時でも常温の水であれば、問題なく使用できるので備蓄しておいて損はないでしょう。
大容量ボトルのウォーターサーバーを選べば、被災した場合もある程度の飲み水が確保できます。
災害時に備えて、停電したときも使えるウォーターサーバーをチェックしましょう。
自社配送を行っているウォーターサーバーであれば、災害が起きたときも届けてくれる可能性があります。
災害時にウォーターサーバーが倒れたらどうする?
トラブルがあってウォーターサーバーが倒れた場合は、すぐにスイッチを切ってコンセントを抜いてください。
災害時に限らず、倒れた状態でウォーターサーバーの電源を入れておくと故障の原因となります。
誤作動が起きて温水や冷水が流れてしまうおそれがあるので十分に注意しましょう。
ウォーターサーバーが点灯した場合は、スピーディーな対応をしてください。
災害が起きた場合は、被災の状況を見ながら臨機応変に動くことが重要です。
ウォーターサーバーが災害で故障したらどうする?
ウォーターサーバーが災害で故障した場合は、ライフラインの復旧しだいメーカーに問い合わせましょう。
メーカーによっては、保証について臨機応変に対応してくれる可能性があります。
故意の事故による故障でない限り、メンテナンスやウォーターサーバーの交換を対応してくれるメーカーは多い傾向です。
どのような災害が起きてどんな風に壊れているのか、ウォーターサーバーの状況を説明してください。
災害が原因でウォーターサーバーが壊れても、補償の範囲内と判断されることが多くあります。
ウォーターサーバーを使用し災害に備えて万全の対策を取ろう!
災害時でも使用できるウォーターサーバーの特徴は大きく3つ。
- 給水方法がコック式
- RO水を使用しているか
- ボトルがサーバー上部に付いているか
災害はいつ起こるか分からないため、万全の対策を整えておきましょう!
イケメンなクリクラの配達の方から言われた
ウォーターサーバーって今凄いんですね。
いま確かに地震や大雨が多いし水は人に必要だから、値段も安くコンパクトですし早めにこういうのも用意大事ですよね