ウォーターサーバーの安全面は大丈夫?安全を保つ方法を徹底解説!

ウォーターサーバーの安全面は大丈夫?安全を保つ方法を徹底解説!

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ウォーターサーバーを利用している方も、検討中の方も安全面に関してはどうしても気になりますよね。

水は毎日飲むもののため、安全面が高くないと健康に支障をきたしてしまう可能性も。

お子さんがいる家庭では、粉ミルクをつくる際に水道水ではなくウォーターサーバーの水を利用するため、尚更安全面に関しては敏感になると思います。

そこで今回の記事では、ウォーターサーバーの安全面と安全を保つ方法を徹底解説していきます。

ウォーターサーバーを検討中の方はぜひ参考にしてみてください!

ウォーターサーバーは衛生的!

ウォーターサーバーの水は、衛生的で安全です。

なぜなら、各メーカーは出荷する水に厳しい基準を設け、頻繁に検査を行っているためです。

ウォーターサーバーの水には、人体に影響を及ぼすような不純物や汚染物質は含まれていないため、かなり安全性が高いです。

メーカー別安全対策

具体的な例がないと不安い思う方もいますよね。

そのような方のために、実際にウォーターサーバーのメーカーが行っている安全対策について紹介していきます。

これを知れば安心して水を飲めること間違いなしです!

クリクラ

クリクラでは、逆浸透膜(RO膜)システムを用いて不純物を取り除いた安心安全で美味しいRO水を提供しています。

また、ボトルの洗浄や充填作業の場に人が入らないように全工程をオートメーション化しているため、埃や菌が入る心配がありません。

毎月外部の専門企業による水質検査を行い、放射性物質が含まれていないかを確認しています。

結果をHPに公開しているのも信用できる要因ですよね。

フレシャス

フレシャス 1009

フレシャスは、優れた水源にこだわっているウォーターサーバーメーカーです。

ボトリング作業は大気中の殺菌が入るのを防ぐためクリーンルームで行っているため、埃や菌が入る心配がありません。

フレシャスの水はウォーターサーバーメーカーとしては珍しく、逆浸透膜(RO膜)システムを取り入れていません。

理由としては、RO水はミネラル分なども含まれないため、体内に入った時に細胞の浸透圧のバランスを崩しお腹を壊す可能性があるからだそうです。

逆浸透膜(RO膜)システムを取り入れていませんが、その分衛生管理を徹底しているため安全性には全く問題ありません。

プレミアムウォーター

プレミアムウォーター 画像 20236月

プレミアムウォーターは、地表に触れない地下水脈からくみ上げた天然水を使用しているため、汚染の危険がありません。

原水は4段階以上ものフィルターで完全に除菌されています。

また、プレミアムウォーターは独自の品質管理規定を設けています。

1時間ごとの水質検査と毎月の放射能物質検査を行い、結果はHPから見れるようになっています。

結果が目に見えるのは、消費者からすると何よりも安心できますよね。

ウォーターサーバーの水の殺菌方法

ウォーターサーバーで使用している水は、3種類の殺菌方法で処理されています。

  • 加熱殺菌
  • 非加熱殺菌
  • フィルター殺菌

加熱殺菌

加熱殺菌とは読んで字のごとく加熱により殺菌する方法です。

食品衛生法に基づいて「85度で30分以上加熱するか、それと同等以上の熱量を加える」作業で処理を行っています。

加熱殺菌はかなり安全性を高めてくれますが、ミネラル分を除去してしまうデメリットもあります。

ミネラル分を含まない水は、うまみがない水になってしまいます。

「121度で6秒間の高温殺菌」を行っているメーカーもあります。

非加熱殺菌

非加熱殺菌は、熱を加えずにオゾン殺菌や紫外線殺菌により処理を行う方法です。

フィルターを通す必要がないというメリットがありますが、本当に綺麗で清潔な水でないと適さない殺菌方法です。

フィルター殺菌

フィルター殺菌は、セラミックや中空糸膜を用いてろ過する方法です。

ウォーターサーバーの水の水はフィルター殺菌を行っている場合が多いです。

逆浸透膜が使われているのはRO水と呼ばれており、不純物や汚染物質は全く含んでいません。

ミネラルなどの成分を除去するため刺激が少なく、赤ちゃんに与える水はフィルター殺菌を行っているウォーターサーバーの水が適しています。

無殺菌

無殺菌とは加熱殺菌、非加熱殺菌、フィルター殺菌の3つの殺菌方法を行っていません。

採水した水を処理せずにそのままボトリングしています。

日本では無殺菌の水を扱っているウォーターサーバーメーカーはほとんどありませんが、ヨーロッパなどの海外ではよく扱っています。

そのため、輸入販売の水は無殺菌のものが多い傾向があります。

ウォーターサーバーの水の種類

ウォーターサーバーで使用される水は大きく分けて天然水とRO水の2種類です。

どちらも厳しい検査により、基準値を超えるような汚染物質は含まれていないため安全と言えます。

特にRO水は、測定できる汚染物質は全く含まれていません。

天然水

天然水とは、地下水や川などから採水をした水の名称です。

あまり殺菌処理をしてないため、ミネラル分を多く含んでいるという特徴があります。

RO水

RO水とは逆浸透膜(RO膜)システムを用いてろ過された水です。

不純物や雑菌に加えて、ミネラル成分まで除去されているため、赤ちゃんや妊婦さんまで問題なく飲用できます。

原水をろ過した後に味の調整をする場合もあり、非常に安全性が高い水と言えます。

ウォーターサーバーを衛生的に使う方法

ウォーターサーバーは放置しすぎてしまうと、どうしても衛生面に問題が出てきてしまいます。

常に衛生面を保つ方法がいくつかあるため、紹介していきます。

これから紹介する方法を全くやっていない方は、すぐにでも行うのをおすすめします。

定期的に本体の清掃を行う

清掃場所は大きく分けて4つあります。

  • 吐水口
  • 本体外面
  • ボトルカバー
  • 受け皿

本体外面とボトルカバーは最低でも1週間に1回は清掃してください。

吐水口と受け皿は毎日数回は清掃するのが望ましいです。

清掃方法はどの場所もほとんど同じで、食器洗い用洗剤とスポンジ・清潔な布などを用いて行います。

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内部クリーン機能を使用する

ウォーターサーバーの中には、内部クリーン機能が備わっている機種があります。

内部クリーン機能とは、温水をサーバー内で循環させて殺菌処理を行う機能です。

内部クリーン機能を使うとしばらく水を使用できなくなりますが、常に内部を清潔に保てます。

ウォーターサーバーの衛生面が気になる方は、内部クリーン機能付きの機種を選ぶのをおすすめします。

長期間使用しない場合は水抜きやメンテナンスを依頼する

長期間ウォーターサーバーを利用しない場合、サーバー内部で雑菌が繁殖するのを防ぐためボトルを外してサーバー内の水抜きを行う必要があります。

ボトルを外した後は、埃が入るのを防ぐためにラップやビニールを被せるようにしましょう。

1か月以上使用しない場合はサーバーメンテナンスを業者に依頼する必要が出てきます。

メーカーによっては定期的にメンテナンスを行ってくれる業者もあるため、調べてみてください。

ウォーターサーバーの危険性

基本的には安全なウォーターサーバーですが、使い方を間違えてしまうと事故に繋がってしまう恐れがあります。

実際にあった事故を踏まえて紹介をしていきます。

ウォーターサーバーを利用している方は、充分注意してください。

お湯による火傷

ウォーターサーバーの事故で最も多いのが火傷です。

子供が温水コックを開けて温水が出てしまい火傷をしてしまう可能性があります。

ウォーターサーバーにはチャイルドロック機能が付いているのがほとんどですが、いじっているうちに解除されてしまう可能性も0ではありません。

対策としては解除しにくいチャイルドロック機能が付いているウォーターサーバーを選ぶしかありません。

中にはチャイルドロック機能が作動なかったという報告もあるため、お子さんがいる家庭は注意しましょう。

ウォーターサーバーの転倒による怪我

ウォーターサーバーは機種によりますが、30~40キロもの重さがあります。

転倒して小さい子供などが下敷きになったら大怪我をしてしまう恐れもあります。

対策はボトルが下置きのウォーターサーバーを選ぶことです。

ボトルの位置が上だと重心が上になり、転倒するリスクが高まってしまいます。

また、転倒防止用グッズを購入するというのも対策の1つです。

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コンセントからの関電・漏電

ウォーターサーバーの設置場所が悪いと漏電と感電の危険性があります。

対策としては、延長コードやたこ足配線はなるべく避けるのがいいでしょう。

また、コードを束ねてしまうと不可がかかってしまうため危険です。

コンセント周りの埃を定期的に掃除するのも重要です。

ウォーターサーバーを利用している方は、アース接続をしましょう。

雑菌が繁殖してしまう可能性も

ウォーターサーバー内に雑菌が侵入してしまうと、内部で繁殖し、水が汚染されてしまいます。

殺菌処理はされていますが、どうしても水道水と比べると菌が繁殖しやすいのは事実です。

繁殖しやすい主な原因は下記の2つです。

  • ウォーターサーバーの水には塩素が含まれていない
  • 給水口がむき出しになっている

ウォーターサーバーの水には塩素が含まれていない

ウォーターサーバーの水には水道水とは違い、塩素が含まれていません。

そのため水道水に比べてどうしても傷みやすく、汚染もされやすいです。

給水口がむき出しになっているため菌が繁殖しやすい

ウォーターサーバーのほとんどは給水口がむき出しになっており、外気に触れるため雑菌が繁殖しやすいです。

また、水を注ぐ際に手やコップが触れるため、埃や菌が付着しやすいというのも原因です。

定期的なメンテナンスをすれば安全!

ウォーターサーバーは、基本的には安全で衛生的です。

しかし、扱い方も間違えてしまうと一気に衛生面が悪くなってしまいます。

ウォーターサーバーは定期的なメンテナンスさえすれば、いつまでも衛生的に利用できます。

今回紹介した注意点を守り、ウォーターサーバーを快適に使用していきましょう!