混じりけのないクリアなお水のことを純水と言いますが、最近では RO 水と言う言葉もよく聞かれます。
読み方が違うだけで同じものを指すのか、それとも何か違いがあるのかと、戸惑っている方もいるかと思います。
そこでこの記事ではRO 水と純水の違いやそれぞれのメリットについて解説していきます。
RO 水と純水のおすすめの活用方法についても紹介しますので、是非目を通してみてください。
RO水は純水の種類の一つ
純水というのは、水分子以外のほとんどすべての不純物を除去した、純度の高いお水の総称です。
純粋をつけるためにはいくつか方法があり、その中でも RO 膜と言う特殊なフィルターを使って不純物を除去して作った水を、RO 水と呼ぶのです。
つまり RO 水は純水の種類のひとつということですね。
純水とは、水中にあるほぼ全ての不純物が除去された水
お伝えしたように、純水とは水分子以外のほとんどの不純物を除去した純度の高いお水の総称です。
純正をつけるにはいくつか方法がありますがその方法によって蒸留水・浄化水・RO 水・精製水など様々な呼ばれ方をしているのです。
純水のメリット
純粋のメリットといえば、不純物が含まれていないことによる安全の高さです。
赤ちゃん用品のメーカーから販売されているお水には「純水」と表記されているものが多く、赤ちゃんのミルク作りに最適なお水として推奨されています。
「ピュアウォーター」と表記されていることもありますが、これは純水を英語表記しただけですので意味は同じです。
また不純物が含まれていない純水は癖のないあっさりとした味が特徴で、ドリンクや料理に使うと素材の味を活かした美味しい料理を作ることができます。
RO水とは「RO膜」を用いてろ過したお水
RO 水とは、RO 膜(逆浸透膜)という高性能なフィルターで原水をろ過して作るお水です。
RO 膜を通して不純物をほとんど除去することができるので、採水地にこだわらずとも一定の品質を保つことができます。
RO水に硬度はない
お水の硬度というのは、水の中に含まれるミネラルの含有量によって決まります。
RO 水はろ過することによって、ミネラルを含む不純物を徹底的に除去したお水ですから、硬度はありません。
ミネラルを多く含む水を硬水、ミネラル成分の少ない水を軟水と呼びますが、RO 水はミネラルが少ない水に分類されますので、軟水です。
同じように、純水や精製水と呼ばれる水も軟水に分類されます。
RO水のメリット
RO 膜という高性能フィルターでろ過されたRO 水は、細菌・ウイルス・ミネラル・放射線物質まであらゆる不純物が除去されています。
刺激が少なく物が溶け込みやすいという特徴があるので、洗顔に使用するのもオススメです。
また純水と同じように、安全性が高いため赤ちゃん用のミルクの調乳や離乳食作りに最適。
さらっとクセのない味わいは料理やドリンク作りにも向いています。
「精製水」も純水の一種
精製水というのも、実は純水の一つの種類です。
その精製方法によって、下記の4種類に分類され呼び分けられています。
その中には RO水も含まれていますよ。
ここからは精製水のやつの種類を一つずつ紹介していきます。
- 蒸留水
- イオン交換水
- RO水
- Elix(RO+EDI連続イオン交換)水
蒸留水
蒸留水とは水道水を沸騰させてできた蒸気を、冷却して精製したお店のことです。
蒸留することで不純物が取り除かれますが、冷却の過程で不純物が混入する場合があり、精製時には注意が必要です。
イオン交換水
イオン交換樹脂と呼ばれる樹脂でろ過したお水のことを、イオン交換水と呼びます。
イオン交換樹脂は、塩素やナトリウム、マグネシウムを除去することができますよ。
水道水などから余計なミネラル成分を取り除きたい場合によく使用されます。
RO水
RO 膜という、0.001ミクロンの超微細なフィルターを通して精製した水をRO 水と呼びます。
RO というのは、「Reverse Osmosis(逆浸透現象)」の略ですね。
RO 膜でろ過することで、水分子以外の物質をほとんど全て除去することができます。
非常に純度の高い水を作ることができるのが特徴です。
Elix(RO+EDI連続イオン交換)水
Elix水というのは、RO 膜で不純物を除去した後に「連続イオン交換」という作業を行って作るお水です。
不純物を除去した後に、さらに不要なものを除去することで、より純度の高いお水を作ることができます。
純水・RO水の活用法
純水と RO 水は、どちらも不純物のないクリアなお水のことを指しています。
こういったお水は、活用方法によっては水道水よりも高い効果を発揮するのに役立つことがあります。
ここからは純水と RO 水のおすすめの活用方法について見ていきましょう。
- 料理
- 赤ちゃんのミルク・離乳食づくり
- 洗顔
- 窓掃除
料理・ドリンクづくり
純水や RO 水は不純物が少なく雑味がないため、料理やドリンクを美味しく作ることができます。
水道水の独特のカルキ臭が気になる方にはおすすめです。
また RO 水はミネラルが成分少なく、口当たりの滑らかな軟水となっています。
日本人の口に合うのは硬水よりも軟水だと言われていますので、調理用の水に最適です。
さらに純度の高い水は素材の味が溶け出しやすいというメリットがあります。
素材の味を引き出すスープや煮物、炊飯にも適していますよ。
赤ちゃんのミルク・離乳食づくり
お伝えしたように、純水や RO 水は不純物がほとんど除去されているため安全性が高いです。
そのため赤ちゃん用のミルクや離乳食作りに最適。
赤ちゃん用品の専門店にも「純水」や「ピュアウォーター」が販売されています。
もちろん RO 水も、赤ちゃんに安心して与えられるお水となっています。
洗顔
純水や RO 水は、不純物が少なく刺激も少ないので、敏感肌の方の体のケアにおすすめです。
洗顔や洗顔後のすすぎ、髪の寝癖直しにも適しています。
窓掃除
水道水の中のカルシウムなどのミネラルは、石灰化し固まってしまうことがあります。
ケトルの注ぎ口についてしまいがちな白い水垢のようなものがありますよね。
それも水の中の不純物が固まって出来てしまうものです。
純水や RO 水を使えば、不純物による汚れができにくいためお掃除に最適。
特にガラス製のものを掃除する時に水垢のように汚れが残ってしまうのを防ぎたい時は、純水や RO 水を使うのがおすすめ。
窓掃除やグラスの洗浄などに活用しましょう。
RO水を手軽に使うならウォーターサーバーがおすすめ
ウォーターサーバーには天然水と RO 水を使える種類があります。
RO 水を使えるウォーターサーバーを契約すると、お水を定期配送で送ってくれるため、重たい水を買いに行く必要もなく買い忘れの心配もありません。
またウォーターサーバーは温水と冷水をいつでもすぐに使えるので、お湯を沸かしたり水を冷やす手間もかかりません。
忙しい時の料理や赤ちゃんのミルク作りも手早くできるため、子育て家庭にも非常にオススメです。
RO水を飲めるおすすめのウォーターサーバー:アクアクララ
- 月額料金5
- デザイン性3.9
- お水の味わい4
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- 月額料金※
- 2,504円(税込)
- 水の種類
- RO水
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- サーバー上部
- 最低利用期間
- 通常プラン:1年
2年割りプラン:2年
RO水は純水の中でもRO膜という特殊フィルターを用いてろ過したもの
RO 水と純水の違いやそれぞれのメリット、RO 水と純水のおすすめの活用方法について解説してきました。
純水というのは、水分子以外のほとんどすべての不純物を除去した、純度の高いお水の総称。
RO 水はそんな純粋の中の種類のひとつです。
安全性が高くメリットも多いことから、水道線に置き換えて取り入れようという方も増えています。
RO 水を家庭に手軽に導入するならウォーターサーバーがおすすめ。
気になる方は一度ウォーターサーバーについてもチェックしてみるといいでしょう。