「朝起きて鏡を見ると、顔がむくんでいてパンパン」
「足のむくみが取れなくて、外出時に足を隠さなきゃいけない」
女性の方は特に、むくみに関するこんな悩みを持ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、忙しい生活の中で体調を改善しようにも、ウォーキングや筋トレをする時間もなかなか取れませんよね。
そこでこの記事では、きれいな水を飲むことでむくみを解消・予防する方法を解説しています!
忙しくて体質改善の時間を取れないかたは、ぜひ参考にしてくださいね。
水でむくみを解消できる
水を正しいタイミングで適量飲むことで、むくみを解消することができます。
むくみの原因は水分不足であることが多いため、一日に適量の水分を摂取するだけでむくみの解消は可能です。
ただし、水の飲み過ぎや正しくないタイミングで水分補給すると、かえってむくみの悪化につながるため、正しい水の飲み方を確認しましょう。
むくみができる原因は水分不足
水分は血液やリンパ液として体中を回って老廃物を排出しますが、この機能が滞ると体内に余計な水分が残り体外に「むくみ」となって現れます。
水分不足はこの機能を滞らせることにつながるため、むくみの原因に直結するといえますね。
また、水分不足になると尿が出なくなり代謝機能が低下するため、冷え性や便秘などむくみ以外の症状もおきます。
こういった症状を防ぐためにも、意識して水分補給をして発汗や尿を出すようにしましょう。
むくみを解消・予防する水の飲み方
むくみを解消・予防する水の飲み方のポイントは以下の4つです。
- 水分を取りすぎない
- コップ1杯の水をこまめにゆっくり飲む
- 水を飲むタイミングに気をつける
- ミネラルウォーターを飲む
詳しく解説します。
水分を取りすぎない
余分な水分は必要以上に体を冷やし、代謝を悪くすることに繋がります。
代謝が悪くなると、体内の血液などの水分の循環がうまく機能せず、むくみや冷え性を引き起こします。
水は「のどが渇いた」と感じたときに飲むと、必要な分だけ水分が取れて良いですね。
ただし、水を飲むのに適したタイミングがあるので、しっかり確認して正しいタイミングで適量の水を飲むようにしましょう。
コップ1杯の水をこまめにゆっくり飲む
水を飲むときに注意することは、量とスピード。
一回の水分補給はコップ1杯分の量にして、数回に分けてゆっくり飲みましょう。
この飲み方を1日6回位に分けられると、自分にとって必要な水分を適切な時間間隔で飲めるはずです。
水の量が多すぎたり一気に水を飲んだりすると、必要以上に水分を循環させてしまい、むくみだけでなく便秘などの異常もきたすので気をつけましょう。
水を飲むタイミングに気をつける
水を飲むのに適したタイミングは、以下の3つです。
- 朝目覚めたとき
- 食事の30分前、食事中
- 夜寝る10~30分前
この3つのタイミングに加えて「のどが渇いたな」と感じるタイミングで水を飲むと良いです。
また、タイミングに気をつけながら、以下の3点にも注意しましょう。
- 歯磨き後に飲む
- 寝る前に飲みすぎない
- 食後2~3時間は控えめに飲む
歯磨きをする前に水を飲むと、寝ている間に口内に溜まった汚れを飲み込んで体内に入れてしまうので、体調を崩す恐れがあります。
また寝る前に水を飲みすぎると、夜中にトイレに行きたくなり睡眠不足に繋がります。
さらに食後すぐに水を飲むことは、食べたものを溶かすための胃液を薄めてしまい、消化の遅延や胃液の殺菌力の低下を引き起こします。
水分補給をするときは、以上のタイミングと注意点に気をつけて飲みましょう。
ミネラルウォーターを飲む
むくみを摂るには体内のミネラルバランスを整えることが大切です。
体内水のミネラルバランスでナトリウムが多すぎると、細胞間に水が入りこんでしまいむくみを引き起こします。
ナトリウムを適度に排出するためにカリウムというミネラルを摂取する必要があり、市販のミネラルウォーターにはこのカリウムが豊富に含まれています。
また、ウォーターサーバーの天然水を利用することもオススメなので、一度調べてみましょう。
ウォーターサーバーのメリット・デメリットを紹介!実際に使用している人のリアルな口コミも教えます
ビールをよく飲む人はむくみやすい
ビールに含まれているアルコールにより、むくみやすい体になります。
摂取したアルコールの半分は体内から排出されるようにできているため、摂取した水分に対して、多くの量の水分を尿として排出。
結果、体内が水分不足になり水の循環に異常を起こして、体がむくんでしまいます。
ビールに限らず、一日の水分補給がアルコールを含むものに頼っている方は、正しい方法で水を摂取するようにしましょう。
水を正しく飲むことで得られる効果
水を白湯や常温水などに工夫して飲むことで、むくみ以外にも4つの効果が期待できます。
- 冷え性が改善できる
- デトックス効果でダイエットに繋がる
- 風邪の予防になる
- 便秘を改善できる
詳しく解説します。
冷え性が改善できる
常温水を、朝起きたときなど適切なタイミングで飲むと冷え性改善が期待できます。
一番体内が冷えやすい朝に、温かい白湯を飲むことはとても効果的。
体温よりも温度の低い水を飲むことで、体を冷やすまいと熱を作ろうとし、この熱により冷え性を改善できます。
飲む際にはゆっくり少しずつ飲むことを意識して飲みましょう。
デトックス効果でダイエットに繋がる
水分をしっかりと取ると体内をめぐる血液がサラサラになり、溜まってしまった老廃物を流れやすくします。
体に要らないものを洗い流してくれるため、代謝が良くなり痩せやすく太りにくい体になるので、ダイエット効果にはかなり期待できますね。
運動することが辛かったり、ダイエットする時間が摂れなかったりする方は試してみましょう。
水ダイエットで得られる5つの効果!水を飲むときのポイントや注意点を紹介!
風邪の予防になる
白湯やミネラルウォーターなど工夫して水を飲むことで、風邪の予防・改善に繋がります。
適切な水分を摂ることで代謝が良くなるため、風邪や生活習慣病などの病気も予防できますね。
水を飲むことに加えて、少しウォーキングするだけでかなり体調をよく出来るので、仕事に行く前に少し早く起きて運動してみるのもおすすめです。
便秘改善につながる
ダイエット効果と付随して、水を飲むことで便秘改善に繋がります。
水分をしっかり取ることで体内の血液の循環が良くなるため、デトックス効果という体から要らないものを吐き出す効果を期待できますね。
当然トイレの頻度を通常より上げられ、便秘を改善できます。
ポイントを抑えて水を飲むだけで、日中どうしても気になってしまうお腹の痛さを消せるので、すぐに試してみましょう。
正しい水の飲み方でむくみを予防する
むくみを改善するための正しい水の飲み方のポイントは、以下4点。
- 水分を取りすぎない
- コップ1杯の水をこまめにゆっくり飲む
- 水を飲むタイミングに気をつける
- ミネラルウォーターを飲む
これに加えて「のどが渇いたな」と感じたときに水を飲めれば、むくみは解消できます。
また白湯や常温水などの飲み方の工夫で、むくみだけでなく冷え性改善やダイエットなど、さらなる効果を期待するのもおすすめです。
忙しい中で、タイミングと飲み方に気をつけて水を飲むだけで体調を格段によく出来るので、できることから1つずつ試してみましょう。