暑い季節になるとついつい水分補給のためにペットボトルを購入してしまいます。
しかし中には飲み切らないうちに新しい飲み物を購入してしまい、部屋にペットボトルが貯まってしまうこともあるでしょう。
毎回ため込みすぎてからどうにかして片付けているものの、癖になっているので直せない…という方もいますよね。
そこで今回は部屋にペットボトルを貯めこみがちな人向けに、ため込まないための対策を解説していきます。
ペットボトルを部屋にため込むと悪臭の原因に！
飲んだ後のペットボトルは、ついついキャップを外して片付けるのがめんどうくさく感じるかもしれません。
後でと放置しているとついには部屋の隅にたまりすぎてしまい、さらに捨てるのが億劫になってしまうこともあります。
ペットボトルを放置していると、中の液体が段々と参加を始めて腐り始めていきます。
開封しているボトルの口の隙間から、においが漏れ出てしまうこともあります。
色んなにおいが混ざり合って、部屋全体に悪臭が立ち込めてしまう原因にもなりかねませんので、注意が必要です。
ペットボトル捨てられずにため込んでしまう原因
ペットボトルの消費が増える中で、適切に処分することができずに部屋の片隅に積み上げられるシーンを目にすることもあります。
原因は大きく分けて以下の通りです。
- リサイクルや再利用の方法がわからない
- 捨てる場所や手段に迷う
- 飲んだ後片づけるのが面倒くさい
- 一度ため込んだら片付ける気が起きない
- 環境への影響を考えてしまう
以下で詳しく解説していきます。
リサイクルや再利用の方法がわからない
ペットボトルの再利用やリサイクルの方法がわからないため、ただ捨てることを避けて保管してしまう方もいます。
特に、地域によってリサイクルの方法や日が異なるため、それを調べるのが面倒と感じることも。
ボトルのキャップを分別することもあり、引っ越しのたびに分別方法が変わるのでいちいち把握できないこともあります。
捨てる場所や手段に迷う
住む場所や建物のタイプ、また自治体のルールによって、ペットボトルの捨て方が異なることも原因の一つ。
特にマンションなどでは、共用のゴミ捨て場所にペットボトルの専用の捨て場所がない場合もあり、そのまま部屋に置いてしまうことが多くなります。
またマンションのごみ捨て場に持っていくのも面倒くさいと感じる人も多く、手段があっても行動に移せないことが多いです。
飲んだ後片づけるのが面倒くさい
日々の忙しさや疲れから、飲み終わったペットボトルをそのままにしてしまう人もいます。
その結果、ペットボトルが部屋のあちこちに散乱してしまうことが。
後でまとめて捨てようと思いつつ、そのたびに増えていくペットボトルは処分の手間を増やす一因となります。
一度ため込んだらやる気が起きない
ペットボトルがある程度たまると、その量に圧倒されてしまうことも。
どこから手をつけて良いのかわからず、結果として放置してしまうケースもあります。
そのまま時間が経過すると、捨てる意欲も失われ、さらにペットボトルが増え続ける悪循環に陥ります。
環境への影響を考えてしまう
現代は環境問題が深刻化している時代。海の生物がプラスチックごみに苦しむ映像など、多くの情報が私たちの目に触れています。
そのため、ペットボトルを捨てる行為に罪悪感を感じ、手放すことができない人も少なくありません。
リサイクルに出すだけでも環境への影響を少なくできるのでは、と考えるあまり、捨てられなくなってしまいます。
ペットボトルを捨てるのが苦手な人の特徴
ペットボトルの捨てるのが苦手な人たちの背後には、特定の特徴や生活習慣が見受けられます。
これらの特徴を把握し、対策を講じることで、ペットボトルの処分問題も解決へと繋がるでしょう。
仕事で忙しく片付ける暇がない
多くの人が日々の仕事や家庭の忙しさに追われ、ペットボトルの処分まで頭が回らないことがあります。
長時間労働や家事育児との両立に四苦八苦する中で、細かいゴミの分別や処分が後回しになり、そのまま溜め込む習慣が定着してしまうケースが多いです。
ほかの家事を優先させてしまうばかりに、ペットボトルを捨てることまで手が回らなくなります。
段々と積み重なっていって、さらに片付けるのが億劫になっていきます。
掃除をするのが苦手な人
掃除や整理整頓が得意でない人は、ペットボトルだけでなく、他の不要物もため込む傾向があります。
定期的な掃除のリズムが取れず、物が増える一方で、どこから手をつけてよいのか迷い、結果的にペットボトルも処分されずに残ってしまいます。
またモノを定期的に捨てる習慣がないことで、段々と部屋に物が増えていきます。
単純にズボラな人
一部の人々は、単に日常の中での小さな動作や手間を惜しむ傾向があります。
例えば、飲み終わったペットボトルをその場に置きっ放しにしてしまったり、ゴミ箱までの距離を億劫に感じてしまうことが原因で、ペットボトルが部屋の中に溜まり続けるのです。
一回の行動でアクションを起こすのが難しく、先延ばしにしてしまう癖があることもあります。
ペットボトルをため込む癖を改善するコツ
ペットボトルの処分が苦手な人のための具体的な改善方法を紹介します。
以下の方法を実践することで、ペットボトルのため込みを防ぐことができます。
ペットボトル用の専用ゴミ箱を設置
ペットボトル専用のゴミ箱を設置することで、自宅内での分別が簡単になります。
また、専用のゴミ箱を設置することで、ペットボトルの処分に対する意識が高まります。
ゴミ箱の位置やデザインも選べるため、自分の生活スタイルや部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
またペットボトル用のゴミ箱の横に、ペットボトルキャップやラベルを分別できる袋も用意しておくといいでしょう。
ペットボトル専用のごみ箱があるだけで、面倒くさい作業に対する向き合い方も変わるでしょう。
定期的にリサイクル施設へ持ち込む
市町村によっては、ペットボトルの回収日が限られている場合があります。
そのため、定期的にリサイクル施設や集積場にペットボトルを持ち込む習慣をつけることが大切です。
週末や休日を利用して、ペットボトルをまとめて持ち込むことで、部屋の中のペットボトルを減少させることができます。
飲み残しを放置しない習慣を身に着ける
飲み残しを放置してしまうと、ペットボトルの中身が腐敗し、悪臭の原因となることがあります。
また、中身がある状態ではリサイクルも難しくなります。
飲みきれない場合は、他の容器に移し替えて保存するなどの方法を取り入れると良いでしょう。
ただしペットボトルに口をつけてから保管すると、ボトル内に口の中から移った雑菌が移動してしまう可能性もあります。
特に夏場に放置していると、短時間でも雑菌の繁殖につながってしまいます。
ペットボトルを捨てるのが面倒くさいならウォーターサーバーもおすすめ
ペットボトルを捨てるのがどうしても面倒くさいと感じているのであれば、ウォーターサーバーを契約するのもおすすめです。
ウォーターサーバーは大きなボトルにたくさんの水が入った状態で運ばれてくるので、都度ボトルを購入する必要があります。
ペットボトルを捨てられない人がウォーターサーバーを契約するメリットは、以下の通りです。
- 12ℓ単位なので捨てる手間が省ける
- ボトルは洗う必要がない
- 水道直結型ならボトルすらも必要がない
以下で詳しく解説していきます。
１２ℓ単位なので捨てる手間が省ける
ウォーターサーバー用のボトルは、一般的に12リットル容量を持っています。
この大容量であるため、何度も新しいペットボトルを購入する手間や、使用後のペットボトルを捨てる手間が大幅に減少します。
さらに、大容量であるために水の供給も安定しており、常に新鮮な水を利用することができます。
500mlのペットボトルを都度購入するよりも、ボトルを捨てる回数が少なくなります。
ボトルは洗う必要がない
ウォーターサーバーのボトルは、使用後に返却するシステムと、ペットボトルと同様に廃棄できるシステムの2つが存在します。
そのため、自分でボトルを洗う手間が完全に省けます。
専用のボトルは、サーバー会社によって洗浄・消毒され、再度使用されるものもあります。
自分でいちいち洗う手間が省けるのは非常に大きなメリットでしょう。
水道直結型ならボトルすらも必要がない
最近では、水道直結型のウォーターサーバーも人気があります。
このタイプは、家庭の水道と直接接続し、常に新鮮な水を供給するシステムとなっています。
ボトルを交換する必要がないため、さらに手間が省けます。
また、空のボトルの保管場所を気にする必要もなくなるので、部屋のスペースも節約できます。
ペットボトルを捨てられない原因を改善して部屋をきれいに保とう
ペットボトルのため込みが原因で部屋が散らかってしまうことは、多くの人にとって悩みの一つです。
しかし、原因を明確にすることで、解決策を見つけることが可能です。
既述の対策を実践することで、生活空間をきれいに保つことができます。
毎日の生活の中で、ペットボトルの処分を意識的に行い、環境と自分自身のための健やかな生活を目指しましょう。
